金沢おいしい旅

【都ホテル京都八条】京都駅・新幹線は目の前 2023年リニューアルのプレミアムフロア宿泊記

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約14分

【追記:2023年9月7日】「京都駅八条口から四条河原町へ便利なバス hoop(フープ)」を追記しました。

【追記:2023年10月14日】 「スタンダードフロア レギュラーツインルーム」を追記しました。

京都駅八条口(京都タワーとは反対側)の目の前、という絶好のロケーションを誇る 都ホテル 京都八条 は、988室を擁する昭和の巨大ホテル。
外観はその歳月を物語っていますが、2023年にフルリニューアルを遂げたプレミアムフロアの客室はピッカピカで非常に快適でした。

2023年8月、都ホテル 京都八条 プレミアムフロア ツインルームの宿泊記です。

都ホテル京都八条の基本情報

所在地〒601-8412
京都市南区西九条院町17
(京都駅八条口)
TEL075-661-7111
アクセス京都駅八条口から徒歩3分
駐車場1泊1台¥2,000
(到着日13:00~出発日12:00)
予約不可
到着順
滞在中の出庫は先にフロントで
優待サービス処理が必要
チェックイン14:00
チェックアウト11:00
客室数988室
開業1975年
公式サイトhttps://www.miyakohotels.ne.jp/kyoto-hachijo/

都ホテル京都八条へのアクセス

京都駅からのアクセス

JR在来線からは西口改札を出て、左へひたすら直進し八条西口を目指します。
新幹線の中央口改札(2階)もこの途中にあります。
突き当たり付近まで来たら右手に豚まんでお馴染みの551があるので、その先のエスカレーターを降ります。

(2023年10月現在「551」の場所が進行方向右側から左側に変わっています)

地上に出たら、左前方に見えているホテルに向かってそのまま直進します。

突き当たりまで行かずに左側に新幹線中央口、右側に近鉄京都駅がある場所まで来たら、手前のスタバに沿って右折して「みやこみち」へのエスカレーターを降りてそのまま直進するルートもあります。

飲食店が軒を連ねる近鉄名店街「みやこみち」を歩くと、左手にある「食品専門館 Harves」は、小さいのに普通のスーパーかそれ以上の品揃えで、7:00~22:00まで営業している何かと便利なお店で、種類も豊富な俵型の手作りおにぎりが名物。

新幹線を下車して1階まで行き八条口改札を出た場合は、右手へ進むと飲食店が並ぶ「ASTY ROAD」から「みやこみち」へとつながっています。

「みやこみち」をずっと直進してセレーノ食堂まで来たら左の出口から外へ。

目の前の横断歩道を渡れば到着です。

都ホテル 京都八条の駐車場

白い建物が本館で、その後方(写真で言うと左手)にあるサウスウィングの1階部分に、屋内70台、屋外23台の駐車場があります。

  • 1泊 ¥2,000 税込 (到着日の13:00~出発日の12:00)
  • チェックイン時にフロントで駐車券を提示
  • 滞在中の出庫は先にフロントで優待サービス処理が必要
  • 予約不可
  • 到着順

名物ベテランドアマンさん

常連の外国人客さんとも軽妙な挨拶を交わされる、都ホテル京都八条の顔とも言えるような、ベテランドアマンのおじさまが優しく出迎えてくださいます。
通るたびに人情味あふれる笑顔でお声掛けをしてくれて、こちらも自然と笑顔でほっこりするのです。

都ホテル京都八条の客室カテゴリー

<本館スタンダードフロア>定員フロアベッド
シングル19㎡1名2~4階110×200
コンパクトツイン21㎡2名2~3階110×200
レギュラーツイン26㎡2~3名2~4階110×200
ラージツイン31㎡2~3名2~4階110×200
ダブル21㎡2名4階160×200
ラージダブル31㎡2名4階200×200
トリプル31㎡3名3~4階110×200
和室 6帖+8帖56㎡2~5名2階
<本館プレミアムフロア>
モデレートダブル19㎡1~2名6~10階160×200
ダブル21㎡2名6~10階180×200
ツイン26㎡2~3名6~10階120×200
スーペリアツイン31㎡2~4名6~10階
デラックスツイン31㎡2~3名6~10階110×200
デラックスファミリー59㎡4~6名10階120×200
<サウスウィング>
ツイン2F23㎡2~3名2階110×195
ツイン3~6F23㎡2~3名3~6階110×195
ダブル23㎡2名4~6階180×195
スーペリアツイン30㎡2名4~6階110×195
バリアフリールーム30㎡2名2~3階110×195
ファミリールーム46㎡2~4名4~6階110×208
ラグジュアリールーム46㎡2名6階120×203

☆本館スーペリアツインのベッドサイズ
 2~3名部屋:120×200㎝(補助ベッド110×190㎝)
 2~4名部屋:110×200㎝(補助ベッド100×190㎝)

  • 和室・デラックスツイン・デラックスファミリー・サウスウィングファミリールームはバス・トイレがセパレートの洗い場付きバスルーム
  • デラックスファミリーは75型TV、洗面台は2つ
  • サウスウィングラグジュアリールームはバスタブの他にシャワールームあり

都ホテル京都八条にチェックイン

プレシニアpiyonが子どもの頃から「新・都ホテル」という名で存在していた昭和のホテルは、令和のおしゃれホテルにはない懐かしさを感じさせます。

都ホテル 京都八条のチェックインはちょっと早めの14:00~。
巨大ホテルの客層はさまざまですが、シニア層や外国人観光客さんが多かった印象です。
ロビーフロアにいるタッフさんたちは、ささっと近付いてきて笑顔で要件を聞いてくれたり、荷物を預かってくれたり、みなさん都ホテルの誇りを持ってお仕事されていると感じました。

特に宿泊プランに付いていたわけではないけれど、1階「ロンド」or 「ロビーラウンジ」で利用できるウェルカムドリンク券をいただきました。

プレミアムフロア ツインルームの客室

本館10階 120号室

今回のお部屋は、本館プレミアムフロアのツインルーム 26㎡。
2023年フルリニューアルのプレミアムフロアの客室は、本館6階~10階の計398室。
当然ながらピッカピカで快適でした。

角度を変えられる50型4KのTVは、地上波・BSの他に、CNN、大富、フェニックス、韓国KBSも視聴可能。

窓際のこの長いベンチがとても便利でした。
ベッドはシーリー。

色遣いが意外にもポップでかわいいお部屋はおっちゃん1人だと浮いちゃって笑える、と考えるpiyonもプレシニア。
オバハンあんたはどないやねん!と怒られそうです。
丸いテーブルは、パソコン作業も出来るサイズ。

ウェットエリアとバスアメニティ

都ホテル 京都八条の客室で、バス・トイレがセパレートの洗い場付きバスルームがあるのは、和室・デラックスツイン・デラックスファミリー・サウスウィングファミリールームのみ。
ツインのバスルームは、広くはない3点同居タイプでした。
バスタブもかなり狭めです。

フェイス&ボディフォーム・ボディソープ・シャンプー・コンディショナーは、お値段の割に使い心地が良くてホテルにあると嬉しい、花王のFIESTA(フィエスタ)シリーズ。

今治タオルのハンドタオル・フェイスタオル・バスタオル。

  • 歯みがきセット
  • 綿棒
  • かみそり
  • コットン
  • ヘアゴム
  • ヘアブラシ
  • ボディタオル

化粧水や乳液などのスキンケアセットは、頼めばいただけます。

クローゼット・セーフティボックス・ナイトウェア

  • 全身鏡
  • 使い捨てスリッパ(ぺらっぺら)
  • ハンガー10本
  • バゲッジラック
  • 洋服ブラシ
  • 靴べら
  • 不織布のシューポリッシャー
  • アイロンとアイロン台

「プレミアムフロアにはセーフティボックス全室設置」とわざわざ公式サイトで謳っているので、置いてない客室もあるようです。
ドライヤーはPanasonicのナノイー。

引き出しの中にあるワンピースタイプのナイトウェアはフリーサイズですが、電話をしてSサイズを持ってきてもらいました。

その他の備品

  • スタンドミラー
  • 除菌・消臭スプレー
  • メモとボールペン
  • 加湿機能付き空気清浄機

ヘッドボードに小物を置ける凹みがあるけどグラスは置けなくて、ベッドサイドにテーブルがないのはちょっと不便でした。

ミニバー

コンプリメンタリ―のミネラルウォーターは2本。
アイスペールと電気ケトルの下の扉の中にある冷蔵庫は、小さなケーキの箱が入るぐらいの奥行きはありました。

ほうじ茶と煎茶のティーバッグは京都の福寿園、ドリップコーヒーはUCC。

コンセント

ベッドとベッドの間にコンセント・USBポートが2口ずつ。

窓際ソファにも設置されているなどリニューアル後の客室はコンセントが多く、ベッドのリーディングライトやお部屋全体の照明も明るくて、とても快適なお部屋でした。

客室からの眺望

一応トレインビューではあるけれど、最上階の10階とは言え東向きのこの部屋からはちょこっとしか見えません。

図の下側が東向きです。
本当のトレインビューである右側の客室からは、かなりカッコよく新幹線が長~く見えるはず。

東向きの部屋からはビューンと長い新幹線を見るのはムリ、京都タワーも頭だけ。
窓の端っこにへばり付いて、まるまる1両がやっと見える感じで、鉄道マニアさんにはフラストレーションが溜まるお部屋です。

ライトアップされた京都タワーと新幹線もギリギリ見える夜景でしたが、「東海道新幹線ごくろうさま」と思わず言いたくなるほど次々に出たり入ったりが見えて楽しい眺めでした。

朝食

朝食をいただけるレストランは3ヶ所
■バイキングレストラン ル・プレジール 和洋食ブッフェ 1階 7:00~10:00
■ダイニングカフェ&バー ロンド 洋食ブッフェor洋定食 1階 6:30~11:00
■和食 うおまん 和定食 地下1階 7:00~10:00

ル・プレジールの和洋食ブッフェは、品数は多いけど一般的なメニューばかりで、お味もビックリするほどふつうでした。
白ご飯は京都のホテルらしく「八代目儀兵衛」でしたが、今はビジネスホテルでも個性あるメニューの朝食を提供しくれるところが多いので、残念。
スペースは広く席数も多く、席間もゆったりで比較的わちゃわちゃ感はなく、ゆっくりと朝の時間を過ごすことは出来ます。

トングが固くて、握力弱めのpiyonには拷問のようだったこともあり、朝食付きのプランじゃない場合の朝食料金¥3,000の価値は、 ル・プレジールでは見い出せなかったので、次に泊まる機会があれば和食にしてみよう、と思った次第です。

都ホテル京都八条の館内施設

自販機と製氷機

各階に自販機1台と製氷機がありますが、サウスウィング1階の自販機コーナーは、ドリンク・アルコールの他にカップヌードルやスナック、ハーゲンダッツなど充実していました。

さすが巨大ホテル、地下にお土産の品揃えが豊富なショッがありますが、現在営業時間は7:00~11:00と短めになっています。
2023年10月現在、お土産ショップがごっそり消えて無くなっていました。

ホテルの後ろには、イオンモールもあって何を忘れても安心。

フィットネスジム・大浴場・プール

巨大ホテルですが、残念ながらフィットネスジム・大浴場・プールはありません。

喫煙所

客室は全館禁煙で、1階ロビーフロアと地下1階に喫煙所があります。

追記:20230年9月7日 「京都駅八条口から四条河原町へ便利なバス hoop(フープ)」

京都駅八条口と京大病院を結ぶ循環ループバス「hoop(フープ)」

都ホテル 京都八条から四条河原町へ行くには

  • 京都駅 烏丸口(京都タワー側)から市営バス
  • 地下鉄で京都駅から四条駅へ→阪急電車に乗り換えて烏丸駅から京都河原町駅

    という2つに加えて、京都駅八条口から京大病院ライナー「hoop(フープ)」に乗る方法があります。

市営バスの殺人的混雑がウソのように快適な(piyonが乗った平日の昼間に限ってかもしれませんが)バスは、京都駅八条口から祇園・四条河原町まで13分
しかしループバスなので、祇園・四条河原町から同じバスで京都駅まで戻ろうとすると、京大病院をグルっと周って40分はかかります。

京都駅八条口のバスのりば

都ホテル 京都八条へ行くルートで紹介した、京都駅西口改札を出て左へ直進したところの「551の蓬莱」の先のエスカレーターの、さらに奥にあるバスのりばへのエスカレーター・階段・エレベーターいずれかを降りると、E1のりばがあります。

都ホテル 京都八条からは、ホテルを出て右へ進み、京都駅側への一つ目の横断歩道を渡って左へ進むとE1のりばがあります。

バスのルート・時刻表・料金・運休日

ルート
京都駅八条口→祇園四条河原町→河原町御池→京大病院前
→京都大学前→川端荒神橋→河原町御池
→烏丸御池 新風館前→四条烏丸→京都駅八条口

京都駅八条口の出発時刻

平日土曜・休日
7時00 15 30 4513:30
8時00 15 30 4514:00
9時00 15 30 4514:30
10時00 3015:00
11時00 3015:30
12時00 3016:00
13時00 3016:30
14時00 3017:00
15時00 3017:30
16時00 3018:00
17時00 3018:30
18時00 3019:00

料金
大人 230円
子供 120円
10枚綴り 2,000円
25枚綴り 5,000円
1日乗車券(大人)1,000円
1日乗車券(子供) 500円

前乗り・先払いです

運休日
12月29日~1月3日

バスのりばの目印

祇園・四条河原町のりば

hoopバス停の目印は小さめです。

追記:2023年10月14日 「スタンダードフロア レギュラーツインルーム」

本館4階 421号室

プレミアムフロアに宿泊したのと同じ東山側でしたが、今回はお安いスタンダードフロア(2階~4階)なので新幹線はチラ見え程度でした。

ポップな雰囲気にリニューアルされたプレミアムフロアとは印象が異なるものの、もっと古めかしいお部屋を想像していたので「経年劣化を感じる」というほどのことはありません。
まぁまぁ古め、という程度です。

ウェットエリアとバスアメニティ

バスルームは当然3点同居タイプです。

フェイス&ボディフォーム、ボディソープ・シャンプー・コンディショナーは、プレミアムフロアと同じ花王のFIESTA(フィエスタ)シリーズ。

  • ハンドタオル
  • フェイスタオル
  • バスタオル
  • 歯みがきセット
  • 綿棒
  • かみそり
  • ヘアブラシ
  • ボディタオル

プレミアムフロアと違うのは、コットンとヘアゴムが無かったことと、今治タオルじゃなかったこと。

クローゼット

  • ハンガー10本
  • 洋服ブラシ
  • 衣類消臭剤
  • ズボンプレッサー
  • 使い捨てスリッパ
  • 靴べら
  • 不織布のシューポリッシャー

プレミアムフロアには完備の、セーフティボックス・バゲッジラック・アイロンセットはありませんでした。

ナイトウェア

プレミアムフロアと同じフリーサイズのワンピースタイプです。
前回は電話でお願いしてSサイズを持ってきてもらいましたが、フリーサイズでも大騒ぎするほどの大きさではなかったのでこのまま着用。

ミニバー

  • ミネラルウォーター2本
  • 煎茶とほうじ茶のティーバッグ
  • コーヒーは無い

扉の卵ケースまで付いてて思わず笑ってしまう縦長の冷蔵庫があるので、スイーツをいっぱい買っても応えてくれます。

コンセント

ベッドサイドにコンセントはありますが、さすがにUSBポートはありません。
その代わり、ラジオが聞けます。
そう言えば昔のホテルのサイドテーブルにラジオ付いてたなぁ懐かしい~、とシニアは感慨に浸れます。

プレミアムフロアスタンダードフロアの両方に泊まってみて、アメニティやフロア、客室の雰囲気などちょっとずつ淋しくて、お値段にしっかり比例していましたが、スタンダードフロアでも充分だということもわかりました。

都ホテル 京都八条 まとめます

  • 京都駅の八条西口から迷うことなく徒歩3分
  • 京都駅とホテルの間にはお店が多くとても便利
  • プレミアムフロアは2023年リニューアルだからピッカピカ
  • プレミアムフロア ツインルーム (10階・東向き)は気持ちのいいお部屋
  • バスルームが3点同居タイプでないのは和室・デラックスツイン・デラックスファミリー・サウスウィングのファミリールームだけ
  • 館内の空間が広々・落ち着きのある雰囲気でシニアも安心して泊まれる昭和の巨大ホテル
  • 平日の本館スタンダードフロアはとってもリーズナブル
  • 朝食の和洋食ブッフェはメニューは多いが特筆すべきものナシ

この記事が京都のホテル選びの参考になれば幸いです。

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