山科駅直結【京都山科ホテル山楽】宿泊記こだわりの朝食ビュッフェが魅力の京都穴場ホテル

1人で泊まるには京都のホテルは高いのでいつも悩みますが、穴場のホテルを見つけました。

京都駅から1駅のJR山科駅直結で傘要らず、周辺に飲食店いっぱい、朝食はこだわりのビュッフェスタイル、で比較的リーズナブルに泊まれる 京都山科ホテル山楽 は、女性のみサウナ付き大浴場があり、おひとりさまステイにもおすすめ。

2023年2月の京都山科ホテル山楽シングルルーム宿泊記です。

京都山科ホテル山楽の基本情報

住所	〒607-8012 京都市山科区安朱桟敷町23番地（山科駅前）
ＴＥＬ	075-502-1111
アクセス	3駅に直結・JR山科駅・地下鉄東西線山科駅・京阪山科駅
駐車場	提携駐車場:24h￥2,500（予約制）
チェックイン	15：00
チェックアウト	11：00
客室数	100室
開業	1998年10月ホテルブライトンシティ京都山科として開業 2018年10月京都山科ホテル山楽としてリニューアルオープン
公式サイト	https://sanraku.premierhotel-group.com/kyoto/

京都山科ホテル山楽とは

ホテルコンセプトは「京都・大正ロマン」
京都山科ホテル山楽 は 金沢白鳥路ホテル山楽 や THE HOTEL SANRAKU KANAZAWA（ザホテル山楽金沢）と同じプレミアホテルグループの「山楽ブランド」のホテル
女性用のみサウナ付き大浴場があるという珍しさ

山科ホテル山楽へのアクセス

JR山科駅からのアクセス

JR山科駅の改札口から、目の前に見えている 京都山科ホテル山楽 の1階にあるフロントまで2分で到着できます。
1ヶ所しかない改札を出たら、目の前にあるエスカレーターで地下へ下ります。

長く見えますがそれほど長くない地下道を少し歩きます。

左手に地下鉄東西線山科駅の改札が現れたら、右手にあるメトロモールへ入り、すぐ左手のホテル専用エレベーターで1階のフロントへ。
めちゃくちゃわかりやすくて迷うことは絶対にありません。
抜群のアクセスを誇る 京都山科ホテル山楽 は京都駅から10分歩くホテルより断然便利です。

JR山科駅は京都駅からも大津駅からも1つ目
山科駅改札からフロントまで徒歩2分
地下道直結なので傘不要
電車からフロントまで段差ナシ
大阪へ向かう場合乗り換えなしで山科駅から新快速に乗れるので京都駅から座れる確率が高い
北陸方面からのサンダーバードは山科駅下車で追加料金不要
地下鉄東西線山科駅改札からは徒歩1分弱

駐車場

名神京都東ICから約1.1km、とこれまためちゃくちゃ近い。
ホテル専用駐車場はありませんが、提携駐車場として南隣りの商業施設「ラクト山科ショッピングセンター」の地下駐車場があります。

24時間￥2,500
出し入れは不可
ホテルへ電話での予約制

京都山科ホテル山楽の客室カテゴリー

	広さ	定員	ベッド	階
シングルルーム	15㎡	1名	110㎝	8階
ワイドシングルルーム	15㎡	1名	160㎝	5～8階
プライベートシングルルーム	18.6㎡	1～2名	160㎝	5～8階
ファミリーダブルルーム	18.6㎡	1～2名	200㎝	6～7階
ツインルーム	18.6㎡	1～2名	100㎝×2	5～8階
スーペリアツインルーム	18.6㎡	1～2名	100㎝×2	5～8階
デラックスツインルーム	21㎡	1～2名	110㎝×2	7～8階
エレガントツインルーム	26㎡	1～2名	100㎝×2 +ソファーベッド	6階
ファミリールーム	21㎡	3～4名	140㎝ +2段ベッド	8階
バリアフリールーム	26㎡	1～3名	100㎝×2台 +ソファーベッド	5階

エレガントツインは天蓋付きベッド・ルームウェア・ドライヤー＆ヘアアイロンなどお姫さま仕様
エレガントツインとバリアフリールームは各1部屋
デラックスツインのみ洗い場付きのバスルームとトイレがセパレート
ワイドシングル・ファミリーダブル・スーペリアツイン・デラックスツインルームはシモンズベッド
デラックスツイン、エレガントツイン、ファミリールームは冷蔵庫内フリー
プライベートシングルルームはHDMI端子付き

京都観光にも便利なロケーション

滋賀から京都へと流れる琵琶湖疎水のうち山科を通る疎水沿いは、毘沙門堂や天智天皇陵へとつながる整備された3kmの遊歩道になっていて、桜や紅葉の季節は美しく、お寺などの観光スポットも点在しているので、ホテルのレンタサイクル（1日200円）での散策も楽しそうです。

京都の主要観光スポットも電車1本か、乗換1回でアクセスできます。

地下鉄で2駅6分の蹴上（けあげ）駅から　・南禅寺（徒歩10分）・蹴上インクライン（徒歩3分）
地下鉄で3駅8分の東山駅から　・平安神宮（徒歩7分）・京セラ美術館（徒歩8分）・京都国立近代美術館（徒歩6分）・八坂神社（徒歩11分）・祇園エリア（徒歩10分）
地下鉄で7駅15分の二条城前駅から　・二条城（徒歩すぐ）
JRで1駅5分の京都駅→乗換→JR奈良線で2駅5分の稲荷駅から　・伏見稲荷大社（徒歩すぐ）
地下鉄で4駅10分の三条京阪駅→乗換→京阪本線で2駅4分の清水五条駅から　・清水寺（徒歩25分）

殺人的混雑の京都市のバスに乗りたくないpiyonは、山科駅からの観光は非常に便利だと感じます。

京都山科ホテル山楽シングルルーム

2022年5月リニューアルのシングルルームに宿泊しました

804号室

最も狭い15㎡の客室ですが1人なら充分の広さで、2022年5月にリニューアルされとてもキレイ。

LEDライト付きの女優ミラーが存在感を放つドレッサー仕様のデスク。
ビジネスマンのおっちゃんがこのデスクでPC広げるの想像するとちょっとかわいい。
京都山科ホテル山楽 はとことん女性を意識したコンセプトです。

デスクには、非常に参考になる「京都観光コンシェルジュ 2022秋冬号」、山科駅周辺の飲食店リストなどがあり親切な配慮を感じます。

ホテル作成の観光マップも観光客さんには重宝しそうです。

ウェットエリアとバスアメニティ

ウェットエリアは本当に狭い3点同居タイプですが、清潔に保たれていて、女性は大浴場があるので全く問題なしです。
大浴場は女性用のみ！

洗面台の上には
・フェイス＆ハンドウォッシュ
・ヒノキの入浴剤

バスアメニティは
・ボディタオル
・歯みがきセット
・綿棒
・コットン
・ヘアバンド
・ヘアブラシ
・かみそり

タオルは
・バスタオル
・フェイスタオル

バスタブには
・ボディソープ
・シャンプー
・コンディショナー

クローゼットとナイトウェア

クローゼットには
・ハンガー4本
・バゲッジラック
・リセッシュ除菌EX
・靴べら
・シューポリッシャー

スリッパは、大浴場までの道のりに耐える必要があるのでぺらっぺらではありません。

MサイズとLサイズの2着あったセパレートタイプのナイトウェアと、タオル持参の必要がないので小ぶりなお風呂バッグ。

ミニバーはネスプレッソマシーン完備

この価格帯のホテルで全室にネスプレッソマシーン完備というのは驚きです。
無料のミネラルウォーターは、金沢のホテル「THE HOTEL SANRAKU KANAZAWA」 と同じ黒部のお水でした。
電気ケトルもあります。

THE HOTEL SANRAKU KANAZAWAの宿泊記は→こちらから

そしてこちらの「長谷川栄製茶場」の抹茶入り煎茶と宇治紅茶はティーバッグなのに美味しくて「四条高倉ホテル」で知った「丸久小山園」を思い出し、宇治のお茶屋さんめぐりをしたくなりました。
さすがはお茶どころの宇治ですね。
空の冷蔵庫はデスクの下にありました。

コンセント

デスクにコンセントとUSB3ポートの充電器があり、ベッドサイドにもコンセントがありました。
最近のホテルにはどこにでもあるので持参しなかった携帯充電器は貸し出し制でした。

客室からの眺望

北側を望む8階の客室からは山科駅を行き交う電車や乗降客の様子が手に取るようにわかる眺めでしたが、館内は静寂に包まれていました。
駅に隣接してドラッグストア、書店、スタバ、カフェがあり、ホテル南側には無印、マクド、ユニクロ、ニトリも入ったショッピングモール「ラクト山科」があり、忘れ物をしても安心＆飲食店にも困ることはありません。

夜が明けて初めて山々の景色も楽しめることを知ります。

女性専用しかない大浴場

京都山科ホテル山楽 の個性が最も際立つのが、4階にある女性専用大浴場です。
テレビで確認できる混雑状況は、「空いてます」「混雑しています」だけではなく、利用中の人数も正確に表示されていました。
5階エレベーターから廊下の一番奥まで歩き、さらに階段で4階に下りなければいけないので、高齢の方には不便です。

入り口にあるタオルを取ってチェックインの際もらった大浴場専用カードキーで入室します。脱衣室には手首巻方式keyの貴重品ロッカーもあります。
男の子は未就学まで入場可能。

＜営業時間＞13：00～23：00　6：00～10：00

メイク落とし・化粧水・乳液・ボディソープ・ボディタオル・ヘアバンド・シャワーキャップなどないものはないぐらい揃っている
温泉ではないけどヒノキの香り袋が浴槽にたくさん浮かんでいる
サウナに水風呂まである
選べるシャワーヘッド
選べるドライヤーはレプロナイザー 4D Plusがある
何種類もあるシャンプーバーにはケラスターゼやロクシタンもあるらしいけど1種類ずつしかないので人気のブランドが選択できるかはタイミング次第
シャンプーバーからシャワーブースまで（近いけど）持ち運び用のカゴが用意されている
脱衣室にスポーツウォーター・レモン水・麦茶・お水と4種類も選べる、タッチパネル方式の最新のウォーターサーバーがある

それほど広くはないし、温泉でもないけれど、細やかな心配りを感じる快適な大浴場でした。
残念ながら男性用大浴場はありません。

朝食

1階レストラン「fine dining 山科」でいただく朝食ビュッフェは、チェックインの際に利用する時間を申告しておきます。
7：00～9：30 （L.O.9：15）
席に案内される際、オムレツかもう1つ何かの卵料理（失念しました）の選択を問われましたがお腹がふくれるのでお断り。

先付、焼き物、蒸し物、などそれぞれ数種類ずつあるメニューは
湯葉刺し・北寄貝土佐酢ジュレ掛け・蟹真丈・河豚皮のポン酢和え・信田巻・厚揚げ蟹餡掛け・胡麻豆腐卵〆・近江牛のすき煮・生麩田楽の柚子味噌焼き・牛蒡と鶏の柳川・焼き鯖寿司
などなど一般的なホテルビュッフェでは見かけないような個性豊かなメニューが並びます。
同じ山楽グループの 金沢白鳥路ホテル山楽 もそうですが、100室という規模でこれだけの多種にわたるお料理を用意するという企業努力を感じずにはいられません。

金沢白鳥路ホテル山楽の宿泊記は→こちらから

巣から落ちてくる蜂蜜の例のアレもあって、埼玉県産の巣蜜だという国産の証明書付き。
全体的にお味はふつうに美味しい、という感じでしたが、

ごまだれとポン酢が選べる近江牛のしゃぶしゃぶは、非常に美味しく、脂がしんどくなったプレシニアにはちょうどいいサイズでした。
さすが近江牛！
若い方は何度も取りに通っちゃいそうなほど美味しかったです。

南禅寺御用達の京豆腐服部の湯豆腐もありました。
こういったこの地ならではのこだわりのお料理がいくつもあるところが嬉しいです。

宇治産ほうじ茶を使った茶粥は、お米は京丹後産、お茶はもちろん客室にもあった長谷川栄製茶場の茎ほうじ茶で、京都のお漬物や明太子などごはんのお供もいろいろ揃っていました。
伏見の招徳酒蔵直送の酒粕を使用した純米の粕汁なんてのもありまして、今回は魅力的なこだわりご当地メニューを味わえなかったので次もまたここに泊まらなきゃ、という気持ちにさせるラインナップでした。