開業以来30年、金沢らしさを散りばめたおもてなしで、他のホテルとは一線を画した個性あふれるクラシックホテル「金沢白鳥路 ホテル山楽」。
数多ある金沢のホテルの中でもその個性で異彩を放っています。
金沢城公園はすぐお隣り、兼六園や近江町市場、金沢21世紀美術館、ひがし茶屋街、尾山神社など主要な観光スポットがすべて徒歩圏という絶好の立地に加え、天然温泉が湧き出る大浴場を備え、大正ロマンをテーマにステンドグラスが特徴の館内では朝からこんなメニューが!と驚く大満足の朝食ビュッフェに、ベーシックな客室でもゆとりの30㎡…と魅力をあげると止まらなくなるほどです。
10年の時を経て、2度目の宿泊もいいホテルだなと思わせてくれた 金沢白鳥路 ホテル山楽 2022年9月のベーシックツイン宿泊記です。
金沢白鳥路 ホテル山楽の基本情報
住所 | 〒920-0937 石川県金沢市丸の内6-3 |
TEL | 076-222-1212 |
アクセス | ・金沢駅西口から無料送迎バスで約15分 ・金沢東IC・西ICから一般道を車で約15分 |
駐車場 | 地下に50台 1泊1,000円 高さ制限2.1m キャンピングカーなどは 前日までにフロントに問い合わせ |
チェックイン | 15:00 |
チェックアウト | 12:00 |
客室数 | 85室 |
開業 | 1991年 |
公式サイト | https://sanraku.premierhotel-group.com/kanazawa/ |
金沢白鳥路 ホテル山楽 へのアクセス
金沢駅から宿泊客専用の無料シャトルバスに乗る
金沢白鳥路 ホテル山楽 は金沢観光の拠点としては金沢イチとも言える非常に優れたロケーションを誇りますが、駅からは車で約10分と離れているので電車や飛行機で金沢入りされる方は、金沢駅からタクシーかバスか無料のシャトルバスを利用することになります。
■金沢駅西口→金沢白鳥路 ホテル山楽行きシャトルバスの発車時刻
●12:00
●13:00
●14:45
●15:45
●16:45
- 所要時間約15分
- 定員により乗車できない場合あり
- 季節により時刻は変更になるので公式サイトで最新の情報をご確認ください
金沢白鳥路 ホテル山楽の公式サイトは→こちらから
■金沢駅西口シャトルバス乗り場
金沢駅改札を出て左手セブンイレブン方向へ進み、西口(金沢港口)を出ると100m右手奥に団体バス乗降口があります。
ホテルからも近江町市場経由の金沢駅行きのシャトルバスが出ています。
ロビーに置かれている無料シャトルバスの案内板に、それぞれの発車時刻の定員分のチケットが付いているので乗車する人数分を取り、チケットが無くなっていたらその時刻発車のバスは定員に達したので乗れない、というシステムです。
■ホテル発→近江町市場経由→金沢駅行きシャトルバスの発車時刻■(時刻は季節によって変更有り)
●9:15
●10:00
●10:45
●11:30
●12:30
●14:15
●15:15
●16:15
☆赤字の時刻は近江町市場を経由しません
ホテルへ車でのアクセス
上の写真 左端の 金沢白鳥路 ホテル山楽 は通りからは全く目立たないので通り過ぎる可能性大です。
右の緑地は、その名も『白鳥路』の入り口です。
ここから、金沢城公園と兼六園には歩いて10分もかかりません。
ホテルに向かって、入口右側は歩行者通路、車は左側を進入します。
左カーブを進み地下駐車場へのスロープを下ります。
駐車後は駐車券を持って地下からエレベーターで1階フロントへ。
- 1台分のスペースは非常に狭い
- チェックアウト日の12時まで1泊1,000円
- 出し入れは自由でその都度フロントで駐車券の処理をしてもらう
- その後は30分ごとに200円
客室カテゴリー
広さ | 定員 | |
ベーシックツイン | 30㎡ | 1~3名 |
デラックスツイン | 40㎡ | 2~3名 |
兼六ツイン | 30㎡ | 1~3名 |
浪漫ツイン | 30㎡ | 1~3名 |
浪漫ラグジュアリー | 40㎡ | 2名 |
和室 江戸間8畳 | 30㎡ | 2名 |
和室 江戸間10畳 | 4名 | |
和室 江戸間10畳2間 | 8名 |
- エキストラベッド以外のベッドサイズは120㎝×200㎝
- 浪漫ツインと浪漫ラグジュアリーは、バスアメニティがフェラガモ(他はミキモト)、今治タオル、Bluetoothスピーカー、ウェルカムドリンク付き
- 浪漫ラグジュアリー同士・デラックスルーム同士でコネクティングルームにすることが可能
チェックイン
雨・雪の多い金沢で、濡れずに車の乗り降りできる車寄せがあるのは重要です。
金沢白鳥路 ホテル山楽 のテーマは大正ロマン。
シックというかちょっと暗めのフロントロビーエリア。
温泉大浴場や朝食など館内の説明をしていただきます。
接客はふつうな感じの人が多い印象。
観光客さんは手書きの周辺散策マップをフロントでもらいましょう。
お天気がころころ変わる金沢のホテルで天気予報の大型モニターは、スマホチェックをしない年配の観光客さんにとってありがたいはず。
客室数の割にはロビーにたくさんの椅子があり、シニアにやさしいホテルだと感じます。
無料シャトルバスを利用する際も、ロビーの椅子で運転手さんが来るのを待ちます。
はしおきから人間国宝まで扱う石川県小松市の「九谷陶泉」さんのガチャガチャ「九谷焼はしおき」が目立たない場所にあります。
客室
5階 507号室 ベーシックツインの客室
金沢白鳥路 ホテル山楽 の客室は6階まで。
ベーシックツインはその名のとおり基本の一番安いお部屋です。
507号室は、右手に金沢城公園の森(見えるのは木々の緑だけ)を望む、金沢地方裁判所の駐車場に面したお部屋でした。
3階までだと遠くの山々は望めませんね。
1991年の建築なのでさすがにドアなど古さをバッチリ感じる箇所もありますが、きれいに整えられていて落ち着いた雰囲気のお部屋は、大人の滞在にぴったり。
最新のおしゃれホテルは落ち着かないというシニア以上でも2連泊3連泊できそうです。
クラシックホテルらしくカードキーではなく、ロゴマークの白鳥をあしらったレトロなかわいい色違いのルームキーでした。
スタンダードルームでもゆとりの30㎡と広々で、女2人のホカンスで訪れた我々もゆったりくつろげました。
金沢白鳥路 ホテル山楽 の客室の最大の特徴はベッドの天井に設けられたカーテンです。
天蓋(キャノピー)付きとまではいかないけど、タッセルをほどくと隣のベッドに眠る人の寝顔がちょうど見えない程度にカーテンで隠れるのです。
この慎ましいさりげなさが、とても金沢らしさを感じるなと関西生まれのpiyonはニヤリとしてしまいます。
エアウィーヴのマットレスで熟睡。
エキストラベッドを入れても余裕でしょう。
全身鏡もしっかり完備ではありましたが、ひとつだけ客室の難点をあげると
暗い!
昔に比べて新しいホテルの客室は、どこもパキっと明るくおしゃれ間接照明もあって微調整も可能ですが、ここはダウンライトがなく、文字を読むのにいちいちメガネが必要な哀しいプレシニアでした。
3点ユニットバスだけどキレイになったバスルームとバスアメニティ
大阪からの友人と泊まった10年前はウェットエリアの古さが目立ちましたが、キレイにリニューアルされていました。
ふだん敬遠する3点同居タイプではあるけれど、温泉大浴場があるので問題なし!
いつも洗い場付きの独立バスルームのホテルに一緒に泊まっていたomiちゃん、今回ご不満かしら?と危惧したものの、白さも鮮やかなピッカピカ具合に、感激のご様子。
とにかく温泉大浴場があるからOK!
バスアメニティはボディタオルと、
MIKIMOTO COSMETICSの
- シャンプー
- コンデショナー
- ボディソープ
- ボディローション
マスカットの香りというバブルバスでアワアワにしたバスタブに、長いまつ毛の色っぽいアヒルちゃんを浮かべてバスタイム、は妄想だけにして温泉大浴場へGo!です。
デスクの上の塗の箱には
- 歯みがきセット
- コットン
- 綿棒
- シャワーキャップ
- ヘアバンド
- かみそり
- ヘアブラシ
が揃っています
トイレはTOTO
クローゼット
左から家具調のクローゼット、テレビ、ミニバー。
テレビキャビネットにはDVDプレーヤーがありました。
傘は、シックな傘とステンドグラス柄のビニール傘の2本。
スリッパは、畳スリッパと使い捨ての2種類。
温泉大浴場には、みなさん畳スリッパご着用でした。
フロントで日傘も借りられます。
ハンガーも充分。長いコートでも余裕の長さがありました。
ミニバー
金沢らしく九谷焼のお急須とマグカップ、加賀棒ほうじ茶は「坂緑香園」の三角リーフバッグ、ケトルはデロンギ。
氷はフロントに電話すれば持ってきてくれます。
手前の箱は何でしょう。
箱のふたを開けるとコーヒーマシン用のカプセルがコーヒー4種類とアールグレイの紅茶2個並んでいて、これだけ揃っていると嬉しくなりすべて美味しくいただきました。
(コーヒーマシンはデスクの上に)
冷蔵庫ですでに冷えている、丸八製茶の加賀棒茶とホテルオリジナルペットボトルのお水はフリーです。
お水だけじゃないって嬉しい(ちょっとしたことなんだけど)♡
高い客室には缶ビールもあるそう。
デスク
UCCのコーヒーマシンは2Lのペットボトルのお水とともにデスクの上にあり、「全客室の水道水は地下100mの井戸水を汲み上げてご提供しておりますので、飲料水としてお召し上がりいただけます」との案内書きもありました。
また、デスクの上にあるQRコードからアクセスできる「ウェブマップ」は金沢観光にとても役立つすぐれものなので、観光客さんはぜひご覧になってください。
ナイトウエアは浴衣とバスローブ
TV下の引き出しにはバスローブと
セーフティボックスとコンセント
ベッドサイドにあるエアコンのスイッチは温度設定は不可で、強・中・弱の風量設定のみでしたが、快適に過ごせました。
セーフティボックスは番号設定タイプではなく鍵式のもので、持ち歩かなくてはいけないのはやっぱり不便。
新しいホテルではないので、コンセント関係も充実していません。
コンセントはベッドサイドに2個、デスクに1個とLANケーブルがあり、USBポートは存在しませんが、Wi-Fiは快適でした。
マルチ携帯電話充電器とホテルのレターセットがデスクの引き出しの中にあります。
貸し出し備品
ホテルの貸し出し備品として
- オムツポット
- ベッドガード
- ベビーベッド
- お子様用補助便座
- ミルトン
- 車椅子
- くつ乾燥機
- アイロン・アイロン台
- 電気スタンド
- そば殻まくら
- 毛布
- 2wayヘアアイロン
があります
専用エレベーターが嬉しい天然温泉大浴場
ピンクとネイビーのカゴを持って1階にある天然温泉大浴場へ。
フェイスタオルとバスタオルを客室から持って行く必要がないのもありがたいんですが
「浴室専用エレベーターをご利用されますと、お部屋着・スリッパをお召しのままで大浴場へお越しいただけます」
大規模ホテルではないのに、85室しかないのに、温泉専用エレベーターがあるのです!
(ロビーやレストラン、朝食会場は浴衣&スリッパNGです)
ノーメークできちんとしたお洋服を着た人とエレベーターに乗りあわせるの絶対イヤ!
金沢白鳥路 ホテル山楽 スゴい!
遅い時間ならすいているだろうと、22:30頃に行ってみると激コミです!
こちらに座って無料サービスのヤクルトやジョアを飲みながらしばし待つことに。
アイスのサービスもあります。
しかも毎日食べてるシャトレーゼのミニソフトバニラとミニソフトチョコも!
嬉しい~♡
この日は最後まで残ってましたが、「なくなり次第終了とさせていただきます」と怖い文言が書かれていたので、利用客の多い連休などは遅く行くとなくなっちゃう恐れありです。
- 泉質 ナトリウム塩化物炭酸水素塩水
- 利用時間 5:00~10:30/14:00~24:00(午前と午後で男女入れ替え制)
- 地下807mから湧き出た琥珀色の天然温泉
- 掛け流しではありません
年季が入った大浴場は広くはなく露天風呂もありませんが、水風呂付のサウナ完備です。
クレンジングは脱衣所の洗面台にありました。
大浴場の照明が暗めでミキモトコスメのシャンプー・コンディショナー・ボディソープの区別がつきませんでしたが、そんなシニアたちのためにボトルにS、C、Bとアルファベットの札を付けてくれるという気遣いがありがたく、旅館の大浴場などでいつもいつも「見えなーい」とつぶやくシニアを泣かせてくれます。
ほかのお宿さんもぜひご一考ください。
ホントに暗めの大浴場って、シニアはボトルの小さい文字が見えないんです。
若い頃には想像もしませんでしたが。
部屋に戻る頃には、我々だけになったので脱衣所を撮影させてもらいました。
ここも広くはないので、混み合う時間帯はギュウギュウの惨状。狭いです。
しかし脱衣所にウォーターサーバーはよくありますが、なんと金沢白鳥路 ホテル山楽!お水はもちろんオレンジジュースとアイスティーのサーバーまでありました。
おむつ交換台、自分のスリッパ確保用番号札、手首巻キー付きのセーフティボックスももちろん完備です。
夕食はホテル内の「加賀料理まほろば」で
2食付きのプランだったので、1階の「加賀料理 まほろば」で3種類のうちの一番お安い「百万石会席」をいただきます。
ナプキンはスワンちゃん。
<一の膳>
先付 ふぐの糠漬け
お造り かんぱち・甘えび・鯛
蓋物 鴨の治部煮
焼物 のど黒珠洲塩焼き
<留膳>
蒸物 茶碗蒸し
中皿 鯛握り唐蒸し
酢物 蟹ゼリー寄せ
今月の炊込みご飯の「栗ごはん」が一番美味しくて、omiちゃんはまるまる一膳お代わりしてました。
プレシニアにあるまじき恐れを知らぬ内臓の持ち主。
若い男性は栗ごはんお代わり必須、piyonにはお代わりなしでちょうどいいボリュームでした。
本日のデザート「吉はし」さんの上生菓子は嬉しい驚きでした。
ごちそうさまでした。
金沢らしいお料理が並びましたが、昼間は観光で歩き回ったから夕食はホテルでゆっくり、という方を別として金沢の食がお目当てで訪れる観光客さんには特におすすめはしない、ふつう~なお味の「まほろば」でした。
夜はロビーでピアノ生演奏
毎夜20時と21時の2回、ロビーラウンジではピアノの生演奏が無料で楽しめます。
演奏が始まってから行ったので演奏者さんの後ろから聴く格好になりましたが、美しい指の動きで情感たっぷりに奏でるクラシックと共にユーミンの「ひこうき雲」や聖子ちゃんの「SWEET MEMORIES」もすごく良くて、あっという間の感動の30分でした。
早朝無料開放の兼六園へお散歩
金沢白鳥路 ホテル山楽 から兼六園へのアクセス
翌朝は早起きして兼六園へおさんぽに出かけます。
ホテルを出て左手に行くとすぐに現れる、上の写真、白鳥の像が迎えてくれるその名も「白鳥路(はくちょうろ)」の入り口があるのでこの散策路を歩くこと5分、さらに信号を渡って坂を上ると兼六園に到着です。
藩政時代の金沢城の白鳥堀を埋め立てて市民の散策路となったのが白鳥路
ホテルから最も近くて最もメジャーな兼六園の入り口「桂坂口」は早朝無料の時間帯は閉じられているため「蓮池門口(れんちもんぐち)」からの入園になり、通常より遠回りで兼六園に入ることになるので時間の余裕を見ておでかけください。
白鳥路をスタート、兼六園でささっと「ことじ灯籠」で撮影だけして、帰りは金沢城公園に「石川門口」から入り「五十間長屋」を眺めながら「河北門」「新丸広場」を通り「大手門口」から出てホテルへ、というルートで所要時間45分ほどでした。
兼六園 早朝無料開放
兼六園では開園前の早朝、無料で入園できるサービスを行っています。
通常の開園時間の15分前には退園しなければならないので、がっつり散策しようと思うと相当な早起きが必要ですが、いつ行ってもシニアを中心に元気に園内を歩いている光景に出会います。
白鳥路から兼六園・金沢城公園へのアクセスや開園時間などをまとめた記事
「【兼六園・金沢城公園】石川門から入ろう! おすすめルートと見どころ」は→こちらからどうぞ
メイン料理になる郷土メニューなど盛りだくさんの朝食
2階の「ブッフェダイニング スワン」で、これだけあれば連泊して2日続けて全く同じメニューでも何の不満もない朝ごはん、というぐらいの充実した朝食をいただきました。
ハッキリ言って、朝からスゴいです。
- 6:30~10:00(最終入店9:30)
- 12月~2月は7:00~10:00(最終入店9:30)
とにかく朝からすごかったです。
あれもこれも、と取っていたらこの後食べるつもりだった炭水化物が一切口に入ることはありませんでした。
強靭な胃袋を持つomiちゃんが美味しいと笑顔だった能登牛カレーも食べたかったなぁ~
piyonの早朝散歩の主たる目的は、朝ごはんをたくさんいただくためでしたが「金沢白鳥路 ホテル山楽 」さんの朝ごはんにかける熱量には遠く及びませんでした。
みんな大好きのど黒の一夜干しは七輪でさっと炙っていただきます。
「一応品数は揃えておきました~」的な感じのお料理はひとつもなく、メイン料理になるものがずらり。
絶品!感動!というのではないけれど、どれもちゃんと美味しいです。
金沢白鳥路 ホテル山楽 に宿泊される方は、朝食付きにされることを強くおすすめします。
加賀野菜をはじめとした地産地消の郷土食豊かなメニューがずらりと並びます。
■メニューの一部■
- 治部煮
- 金沢おでん
- 加賀車麩の卵とじ
- 能登赤イカのいしる鶏鍋
- 加賀野菜のチャンプル
- 鴨の赤ワイン煮
- 彩り野菜の麻婆
- 大麦豚と野菜の重ね蒸し
- 北陸健康鶏のじゃがいもチーズ焼き
- カレイの醤油麹焼き
- 北陸健康鶏のチキン南蛮
- 能登黒毛和牛のコロッケ
- 自家製竹筒豆腐
パンは6種類ぐらい、ちゃんと作られた美味しいデザートもパンナコッタ・プリン・パンプディングがあり、コーヒーも客室にテイクアウトできました。
九谷のお茶碗やマグカップもかわいいです。
内容的には今のところ、金沢ナンバー1朝食かもしれません。
惜しむらくは、いかにも昭和の朝食会場って感じで優雅さはほぼないところ。
でもでも大満足な朝食ごちそうさまでした。
「吉はし」の上生菓子があるロビーカフェ「パルティ」
「パルティ」営業時間 9:00~L.O.18:30
前日までに予約しなければ買えない、金沢 東山の名店「吉はし」さんの上生菓がロビーカフェ「パルティ」のメニューにあるんです。
夕食のデザートにも登場したので、この日は2度も「吉はし」さんをいただくという幸福。
遅れて合流したomiちゃんも、やはり「吉はし」いただきました。
客室には地元紙 北國新聞の夕・朝刊が届きますが、ロビーラウンジには全国紙が閲覧用として置いてあります。
ロビーラウンジの奥にあるショップには、お土産にいいものが揃っていました。
その他の施設
コインランドリーは2台
3階に有料の洗濯・乾燥機が2台設置されています。
喫煙所は4ヶ所
全客室禁煙ですが、正面玄関横と3階・4階・5階のベランダふうな場所が喫煙所となっています。
まとめます
金沢白鳥路 ホテル山楽 は、最新のおしゃれホテルにはないあたたかさがあり、悪い意味ではなく洗練されているとは言えない素朴な接客で、天然温泉大浴場もあって気を張らずにゆっくりできる、そんなホテルと旅館の2つの顔を合わせ持つ個性あふれるお宿で、特に中高年以上におすすめだと思いました。
大満足の朝食と、チェックアウトが12:00というのも嬉しい大きなポイントです。
そして、兼六園(6:45まで無料開放)と金沢城公園 への早朝散歩が可能な立地、というホテル最大のメリットは、清々しい空気をいっぱい浴びて、より満足度の高い朝食タイムへと誘ってくれることでしょう。
ほど近い距離に、同じグループの「THE HOTEL SANRAKU KANAZAWA」が2022年12月オープン予定で今から非常に楽しみです。