金沢おいしい旅

【赤倉観光ホテル】絶景の温泉露天風呂付 SPA&SUITE 宿泊記

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約16分

ホテル内のあらゆる場所から楽しむことができる絶景を覆いつくすかのように目の前に現れる雲海を見たい!と人気の 赤倉観光ホテル。今回は残念ながら雲海は姿を見せてはくれませんでしたが、期待どおりの素晴らしいホテルでした。

眺望が目的なので、10日間予報で好天、かつ露天風呂付きのお部屋が空いている日…で毎日検索。残り一部屋になり慌てて予約。もちろん平日です。週末なんて全く空いていません。
人気は変わらず続いているんですね。それも納得の滞在となりました。
2020年8月も終わりの宿泊記です。

「赤倉観光ホテル」の基本情報

住所〒949-2102
新潟県妙高市田切216
TEL0255-87-2501
駐車場たっぷりあります
アクセス・えちごトキめき鉄道妙高高原駅から車で10分
・上信越自動車道妙高高原ICから10分
・妙高高原駅からホテルまで
 予約制の無料送迎シャトルバスあり
客室数76室
収容人数154人
チェックイン15:00
チェックアウト11:00
開業1937年(昭和12年)
HPhttps://www.akr-hotel.com/

「赤倉観光ホテル」とはこんなホテル

深田久弥の日本百名山に名を刻む標高2,454mの妙高山。
その麓、標高1,000mに立つ 赤倉観光ホテル は、昭和12年12月12日、大倉財閥2代目の大倉喜七郎が上高地帝国ホテル川奈ホテルに続けて建てた日本の高原リゾートの草分け的存在で、スキーリゾート赤倉温泉を代表するホテルとしてその歴史を誇ります。

金沢からクルマで2時間半ほど、東京からは約3時間の新潟県妙高市赤倉温泉
赤倉観光ホテル は全国から絶景を求めて宿泊客が訪れます。
スキー人気のピークだった1980年代後半から90年代前半まで20代のpiyonも何度も赤倉には来ましたが、当時はゲレンデ中腹に立つ赤い屋根のホテルは、我々とは別世界の大人の宿というイメージでした。
もちろん今もそうですけどね。光陰矢の如し。

創業当時の建物は1965年になんと火事で消失、1年後に新しく建て直された本館。
西から東へ本館SPA&SUITE棟プレミアム棟と横に長く増築されていますがホテル入り口やフロントは本館にのみあります。

2018年7月にリニューアルされた本館デラックスツイン【コーナー】野尻湖側、というお部屋なら本館でもいいな、と思うけどいつHPを見ても空室表示を見つけるのは難しいのです。

今回泊まった100号室はSPA&SUITE棟のG3階で、となりにあるスキーロッカーから直接ゲレンデに行けるもよう。
ゲレンデへのアクセスで言うと№1のお部屋です。

「赤倉観光ホテル」客室カテゴリー

<本館 和室・洋室>
2008年リニューアル
シングル コーナー
妙高山側
27㎡1名
和室 妙高山側
バス無・シャワー付き
2018年リニューアル
56㎡4~6名
ツイン 妙高山側29~38㎡2~3名
ツイン 野尻湖側26~30㎡2~3名
ツインコーナー 野尻湖側33㎡2名
トリプル 野尻湖側38㎡3~4名
<本館 デラックスルーム>
2018年リニューアル
デラックスダブル 野尻湖側55㎡2~4名
デラックスツイン 野尻湖側43㎡2名
デラックスツイン コーナー
野尻湖側
63㎡2~4名
<本館 温泉付き客室>
2023年リニューアル
温泉内風呂ツイン
野尻湖側
43㎡2~3名
温泉内風呂デラックスツイン
妙高山側
50㎡2~3名
温泉半露天デラックスツイン
野尻湖側
58㎡2~4名
<SPA&SUITE棟>
2009年新築
温泉露天テラスツインA
開閉式露天風呂
野尻湖側
59㎡2~3名
温泉露天テラスB
露天風呂
野尻湖側
59㎡2名
温泉露天テラスツインC
今回泊まった客室
開閉式露天風呂
野尻湖側
70㎡
75㎡
3名
<プレミアム棟>
2016年新築
プレミアム棟シングル
バス無・シャワー付き
妙高山側
21㎡1名
温泉露天テラスツイン
野尻湖側
65㎡2名
温泉露天【深湯】
テラスツイン+ダブル
野尻湖側
74㎡3名
温泉露天プール
テラスフォース
野尻湖側
143㎡4名

「赤倉観光ホテル」SPA&SUITE棟 温泉露天テラスツインC

100号室のお部屋

お部屋までの案内はナシ。別に必要ないけど、コロナ禍だからかな。
泊まったのは2009年新築〈SPA&SUITE〉温泉露天風呂付テラスツインC 開閉式露天風呂付き というお部屋100号室
さらに贅沢を求めるなら2016年新築のPREMIUM棟があるけれど、70㎡という広さの100号室、充分満足できるお部屋でした。

玄関のたっぷりサイズのハンドウォッシュは今や必須ですが、お部屋の入り口にドカンと大きいのが置かれているのは嬉しいです。

手前にベッドスペース、奥にリビングスペース、そして絶景を望むテラスと露天風呂が目に入りテンション上がります。
広いです70㎡。めちゃくちゃ高級感にあふれているわけではないけれど落ち着いた雰囲気のお部屋。

スキーリゾートなので床暖房にガス式の暖炉。
8月末の標高1,000mの風は心地よくエアコンも必要ありません。

ソファはほぼ90度で固く、座り心地は全然よくありませんでした。
この部屋の唯一のウィークポイント。
でもpiyonはほとんどテラスと露天風呂で過ごしたので問題なし。

ソファ前とベッドの向こうにも合計2台のTV。
加湿器、空気清浄機、DVDプレーヤー、Wi-Fi、LANケーブル完備。

ベッドはシモンズ。最近シモンズのホテル多いけどやっぱり寝心地は最高。
赤倉観光ホテルオリジナルブランケットも、紡いできた伝統を感じさせます。
やっぱりこういう味わいはクラシックホテルならでは。

ベッドの折り鶴とメッセージにこころ和みます。折り鶴って今更ながら考えた人すごーい☆

テーブルにはウェルカムクッキーとアクアバーのテイクアウト用メニューと支配人のウェルカムプレート。

冷蔵庫も無料のミニバー

PREMIUM棟 と SPA&SUITE棟 の露天風呂付の部屋は冷蔵庫の飲み物は無料

ホテルのすべての水道は妙高山の湧き水なので安心して飲めます。
ペットボトル嫌いのpiyonにはペットボトルのお水よりも断然美味しい♡
illyのコーヒーメーカーもあり。

広々ウォークインクローゼット

スキーで1週間滞在とかでも充分OKな収納力がある、こんなに広いクローゼットは初めてです。
引き戸が全身鏡のウォークインです。

セーフティボックスの下の引き出しには浴衣と、その上に羽織る上下に分かれた不思議な着物のようなもの、さらにパウダールームにはバスローブがありました。
クラシックホテルにらくちん作務衣などはございません。残念。

開放感抜群のウェットエリアとテラス

パウダールームの向こうにシャワールーム、その奥に露天風呂(屋根はあるけど)。
2室あるテラスルームCというタイプのもう一方の部屋はここ100号室とは違い、シャワールームと露天風呂がリビングをはさんで分かれているのです。
動線がつながってる100号室の方が絶対イイ!
アメニティは男性用もあり、女性用はクラランス♡

シャワーの水圧は充分

開閉式の引き戸があるものの解放感はそこそこある

ここテラスの雰囲気最高です♡
滞在中ほとんどここにいました。

正面に斑尾山、右手に野尻湖を望むテラス。あいにくの曇り空で夕日も見えませんでしたが遮るものが何もない眺望は圧巻です。これで足下に雲海が広がったりなんかしちゃったらどんだけ感動するんでしょう。

ここは一階なので冬にテラスでまどろんでいたら、目の前のゲレンデを横切るスキーヤーと目が合います。会話も可能です。
それも笑えるけどお隣のPREMIUM棟のなんの囲いもないホントの露天風呂だと全裸大公開、ということになるかと。
リビングからも丸見えですしね。

気になる方には『湯浴み着の貸し出し』があるとのことで、「何をそないな無粋なことを」と思いましたがさすがは 赤倉観光ホテル、紐を首の後ろで結ぶ、意外にもかわいいドレスタイプらしいです。着てみるんだった。

しかし、この絶景を満喫するために視界を遮らないように、塀とか柵ではなく、水盤で防犯対策しています。
当然、景色を映す鏡、という意味もある水盤です。
さすが眺望を誇る赤倉観光ホテル。いやー絶景絶景☆

雲海も見ることができれば国内のホテルの部屋からの眺望では、piyon史上№1
上高地の「ホテル白樺荘」の目の前にそびえる穂高連峰も圧巻でしたが、ここも双璧。
大阪マリオット都ホテルは高さで圧倒しますが、やはり自然には勝てません。
雲海は姿を見せずとも感動です。

大浴場はもちろんのこと、お部屋の露天風呂も豊かな効能を誇る赤倉温泉の源泉かけ流し。
絶景を眺めながらの露天風呂、めっちゃ気持ちいい♡
美肌効果もあるとのこと、刺激は少なくお肌にやさしいお湯です。

<赤倉温泉について>
赤倉温泉は、江戸時代に開湯された歴史ある温泉です。
源泉は、妙高山の中腹より自然噴出している天然温泉で、ボーリング等をしていないエコな温泉です。源泉の貯湯桝から赤倉観光ホテルまでは1,819mの専用温泉管で引湯しており、源泉温度51℃の湯がちょうど良い湯温になって流れ出てきております。
泉質は硫酸塩泉・炭酸水素塩泉の2つ成分をあわせ持ち、湯冷めしにくく、切り傷や美肌に特に効能がある体にも自然にもやさしい温泉です。
[源泉名]妙高山北地獄谷 [泉質]硫酸塩泉・炭酸水素塩泉 [お湯の色]無色
[効能]神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・慢性消化器病・冷え性・動脈硬化

引用元:赤倉観光ホテルHPより

湧き水を湛えた水盤越しに冬はゲレンデになる緑、その向こうに信州の山々と野尻湖。
時間の経過とともに刻々とその姿を変える自然の移ろいの美しさ。
四季折々に全く別の顔を見せるのでしょう。
季節ごとに訪れることができたらどんなに素晴らしいでしょうか。
でもこの景色を見るために明日からまた頑張ろっ!と思えます。

部屋の露天風呂も、もちろん大浴場も、うれしい消毒・循環なしの源泉掛け流しとは言うものの、季節によっては加温・加水もあるとのことで、この時は8月、湯温は相当熱く水を足しました。
写っているとおり『かき混ぜ棒』ちゃんとあります。
翌日の朝食後の部屋での入浴はちょうど陽が射して暑かったので、夏の午前中は早い時間のご利用をおすすめします。

赤倉観光ホテルの夕景はこんなに美しい

雲が消えてくれることはなさそうですが、パブリックスペースからの眺めを楽しむことにします。
「SPA&SUITE」棟の最上階にあるアクアテラス。最高の雰囲気です。
赤倉観光ホテル の素晴らしいところはテラス付ではない本館や妙高山側のお部屋に泊まったとしても、ゆったりのーんびり眺望を存分に楽しめるアクアテラスやカフェテラスなど、パブリックスペースが広々しているところ。
本館なら比較的予約も取りやすいですし。

夕日は拝めなくとも刻々と姿を変える絶景を堪能します!

さまざまな表情を見せる幻想的な世界にうっとり。

ホテルへの到着が遅かったので、と言っても17時過ぎでしたがホテルを楽しむためにみなさん早くチェックイン、もう駐車場は全国各地のナンバーの車でいっぱい、夕食は遅い時間しか空いていませんでした。
この夕景のタイミングはちょうど多くの宿泊客がディナーの席に着いたころで、美しい景色を独り占め。
遅い到着で逆に良かったのかも。
もちろん夕食をいただくアクアダイニングメインダイニングソルビエからもこの景色は望めますが、ガラス越しですからね。

あらゆる場所がフォトジェニックで撮影欲が止まりません。
とにかく夕暮れの時間帯は神秘的幻想的でずーっと見ていたい♡

温泉大浴場は露天風呂もあります

ゲレンデの斜面に建つ 赤倉観光ホテル
本館の1階とつながっているのがSPA&SUITE棟の1階、その1つ下の階に温泉大浴場、さらに2つ下がると最も下の階に位置する100号室、という構造です。

温泉大浴場の脱衣スペースです。
露天風呂もありますが大浴場そのものは、それぞれのお部屋のお風呂が充実してるのでそれほど広くなく開放感もあまりない感じでしたが、清潔感にあふれ、男性浴室にはドライサウナ、女性浴室にはドライサウナとミストサウナがあり、タオル・ソープ類・基礎化粧品は揃っていて手ぶらでOK。
自分のスリッパも確保できるシステム。

本物の証である湯の華が漂う温泉は、湯量が豊富なので毎日すべてのお湯を落として入れ替えているそうです。ひぇ~!
利用時間は6:00から24:00

アクアダイニングでディナー

ようやく我々の夕食の時間になりました。19:30。
1番人気のアクアダイニングはPREMIUM棟にあるので新しくてキレイ。
街の灯り(地味です)を見ながらイタリアンっぽいコースのお料理が始まります。

ズッキーニのムースに生ハム添えて

本マグロのマリネ サラダ仕立て ライム風味の醤油ドレッシング

ツナと梅の冷製クリームパスタ 海の幸を添えて
ここまで全て美味しかったけど

piyonが選択したメインのお魚「日本産平目のポワレ ブイヤベース仕立て」
これだけが『いけません!』というお味でした。これだけが。本当に。フシギ。
お肉を選択した三平の「国産牛フィレ肉のグリル赤ワインのソース」は非常に美味しかったそうです。

安田ヨーグルトのソルベとシャインマスカット

コーヒーと小菓子

メインのお魚料理だけが…。他はすごーく美味しかっただけにもったいなーい。お魚は「何があってん!?」というほどのお味でした。ホントに何があったのでしょうか。今も不思議。
ごちそうさまでした。
アクアダイニングのディナーはジャケット着用の紳士もいらっしゃいましたし、カジュアルなお洋服の方も多かったです。あまりドレスコードに気を遣う必要はないみたい。さらに館内どこでもお部屋のスリッパで利用可能です。

夕食後も、標高1000mのさわやかな心地よい風と、温泉を楽しんでるうちにすっかり夜も更けていきます。
明日は朝日が昇る瞬間を見ることができるでしょうか。

早起きして日の出ショーを満喫

部屋のテラスでひとり日の出を待ちます。
いったいどのあたりから出てくるのかキョロキョロ瞬きも出来ず、目が乾く。
8月末の5:11。太陽が顔を出し、空が赤く染まっていく朝焼けの光景をひとり占め。
いや、このホテルの宿泊客の多くが見ていることでしょうね。アクアテラスはかなりの人出じゃないかと。

4分後の写真です。
太陽が山の端に顔を出したと思ったらもうあっという間に昇りどんどん空の色を変えていく、日の出ショーを心ゆくまで満喫したあとは、朝のさわやかな風景を撮影に部屋を出ます。

赤倉観光ホテルは天気が良ければどこを切り取っても絵になります。
空も晴れてきました。
朝の澄んだ空気で水盤に映る山もくっきり。

アクアテラスからまだ赤いパラソルを閉じている本館カフェテラスを望みます。
その向こうにはゲレンデに建つリフトの鉄柱。
ホントにゲレンデが近い!ガンガン滑れていた若い頃にここ泊まりたかったなぁ。
当時は予算的に全く歯が立ちませんでしたけど。

カフェテラスから直接ゲレンデに降りる階段があるので散策に出かけます。
朝のすがすがしい気持ちのいい時間なのに意外にも人が少ない。もったいないな~。

朝6時、スマホ片手にひとりヘラヘラ歩いてたらカフェテラスの前にあるパン工房でパンを焼いていらっしゃる姿が!背筋が伸びる瞬間です。
ありがとうございます。ごくろうさまです。
赤倉観光ホテル のパンは美味しくて有名ですもんね。
あっ!でも朝食は和食だ。残念、ベーカリーショップで買って帰ろっと。
ここカフェテラスからゲレンデに降ります。今は緑濃い草原ですけどね。

朝日を浴びる妙高山。空が晴れ渡ってきてサイコーなのに誰もいない。
みなさん日の出ショーをアクアテラスで見てからこの時間は温泉かしら?うちの三平はまだ寝てますけど。

高原の澄んだ朝の空気をいっぱいに吸いながらゲレンデを散策、晴れた空に感謝です。

ゲレンデなので結構な傾斜。帰りはしんどい。

噴水があり木々の緑もキラキラ輝いて見える。

散策していると雪が積もったこのゲレンデでスキーをしてみたくもなるけれどスキーはもう体力的にムリ、とあっさり諦める。

白樺と白いチェア。ここに座ったpiyonを撮ってくれ、と言いたいが誰もいない。

SPA&SUITE棟とPREMIUM棟のお部屋のテラスの露天風呂はやっぱり昼間は丸見えでございます。
太陽がすっかり昇り、暑くなりお腹もすいてきたので朝食にしましょう。

赤倉観光ホテル「白樺」の和朝食

朝食は、和食をいただく「白樺」にしましたが、なんと申しましょうか普通に美味しいではなく、ふ・つ・うでした。
昨夜がかなり美味しく期待していただけにガッカリ度も半端なし。

えっ!?
デザートはこんな提供のされ方です。なんかお料理と言い雰囲気と言い、ここ白樺は同じホテルとは思えない感じ。
次に泊まるなら朝もアクアダイニングだな。

赤倉観光ホテルに喫煙所は?あります

館内は禁煙ですが、PUREMIUM棟の妙高山側にずいぶん立派な喫煙室があります。

昭和12年に誕生したホテルの歴史を学べる本館にあるギャラリーも小規模ながら相当な見応えがあり、雅子さま三姉妹もおいであそばされていました。気付きにくい場所にひっそり存在してますがおすすめスポットです。

妙高山側の眺望

昼間の妙高山側の眺望はこんな感じ。
本館だけでなく、PREMIUM棟にも妙高山側にシングルのお部屋があり、夕食のアクアダイニングでもおひとりでお食事の方がいらっしゃいました。
ディナータイムに1人は、ちょっと寂しいけど気楽でいいなぁと羨ましく思ったり。

寄り道編1 軽井沢で朝食「かまど炊きご飯 御厨 MIKURIYA」

赤倉観光ホテルへいく前に軽井沢アウトレットまで足を延ばすことにして軽井沢に着いてまずは朝食です。
朝7:15から営業していてアウトレットのオープン前の朝食にはちょうどよい「かまど炊きごはん 御厨 MIKURIYA」へ。
里山風景のゆったりの敷地にすっきりとリノベーションされた古民家でいただく和食。
駐車場も広くてテラス席では気持ちよさそうにワンちゃん連れのお客さんたち。店内に入る前からテンションは上がります。

「朝のとろろ汁膳」をいただきます。
お味はごくふつうで、かまど炊きというお米も特に…
我が家の土鍋で炊いた石川のお米の方が甘くて味もあるけど、なんて。
雰囲気はとてもいいから都会から訪れる人たちにとっては貴重なお店なのだろう、とは思いました。ごちそうさまでした。

営業時間は7:15~15:00。
◇10:30までの朝の献立
◇11:00からの昼の献立
さらにお蕎麦や甘味、おやきもあり、メニューは魅力的ではありました。

寄り道編2 軽井沢万平ホテルでアップルパイをいただく

金沢から近い北陸小矢部のアウトレットは降水率が高いゆえ屋内型、軽井沢プリンスアウトレットは緑も多くて広々、ショップのラインナップ見るだけでも購買意欲が否が応でもかきたてられます。
ワンちゃん連れも多く(高級ワンちゃん品評会さながら)ドッグランもあってワンちゃん見てるだけでも楽しい。
平日なのに昼過ぎにもなるとかなりの人出でにぎわい出し、お買い物に満足して万平ホテルアップルパイを食べに行きます。

昼下がりのカフェテラスは当然満席、クラシカル過ぎるロビーでかなり待ちます。
夏のシーズンはいつもの光景なのでしょう。
30分以上待って席へ通されましたが、期待していたテラス席ではありませんでした。
フレッシュなブルーベリーが贅沢なブルーベリータルトは絶品だわ~♡

テラスから見える緑も美しく雰囲気もとてもいいので、サンドイッチも余計に美味しく感じます。
このサンドイッチの盛りつけ方、真似しよっと。

りんごがたっぷりざっくり、パイはさくさく、りんごの酸味とシナモンの香りがバランスよくレベルの高いアップルパイも、ジョン・レノンのお気に入りだったというのを思い出しながらいただくのでさらに美味しく極上の味に昇華されるのでありました。
さすがの軽井沢万平ホテル、ではあったけど年季が入り過ぎてpiyon的には泊まりたいとは思えず、でもいつまでも守り続けて欲しいと思う、「どっちやねん」なホテルでした。

「赤倉観光ホテル」まとめます

クラシックホテルの良さと新しさの両方の顔を併せ持つ赤倉観光ホテル。歴史と風格を誇るホテルにありがちな慇懃無礼な雰囲気もなく、スタッフさんもみなさんホスピタリティにあふれていました。

館内至る所がフォトジェニックで忙しいったら。
お高くて、いい宿ほど連泊したいと思うもののなかなか実現には至りません、がこのホテルは雲海も見てみたいですし是非グリーンシーズン以外の季節にも連泊したいと強く思いました。竹田城よりは雲海が見える確率高いんじゃないかしら。
ほんの少しの???はあったけど、雲海なしでもここにしかない絶景に出会える感動と大満足の滞在。
感染対策が大変な中、ありがとうございました。
絶景の中で、優雅にこころとからだを解放することができました。
明日も頑張らねば!

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