兼六園と金沢城公園を見て回ると歩き疲れて喉も乾いて、ちょっと一息つきたいなと思うはず。
そんなときに利用したいカフェをご紹介します。
☆メニューや価格は2022年4月時点のものです
ベンチに腰掛けて、金箔ソフトクリームやお団子やぜんざいをささっといただく昔ながらの茶店も多くありますが、眺望好きpiyonがおすすめするのは「景色のいいほっこり落ち着けるカフェ」。
- 蓬莱堂 兼六園に入る手前の茶店通りにあります
- 見城亭 蓬莱堂のおとなり
- 豆皿茶屋 金沢城公園の中にあります
兼六園 茶店通り【蓬莱堂 櫻パーラー】はお城を眺めながらソファーでゆったりカフェ
蓬莱堂の基本情報
所在地 | 〒920-09336 金沢市兼六町1-18 |
TEL | 蓬莱堂 076-254-0866 櫻パーラー 076-254-0882 |
定休日 | 不定休 |
営業時間 | 10:00~LO16:30 CLOSE17:00 兼六園無料開放日は延長営業 |
公式サイト | https://www.instagram.com/horaido.kanazawa/ |
クレジットカード | 利用不可 |
蓬莱堂は、兼六園のメインの入り口「桂坂口」に続く坂を上ってすぐの茶店通りにあります
金沢城の石川門を正面に見渡せる茶店通りには、何軒もの古くからある茶店が並び、春には満開の桜が鮮やかに通りを彩ります。
桂坂口料金所から2軒目が 蓬莱堂。
茶店通りは兼六園に入る手前にあるので、入園料は払わずに利用できます。
蓬莱堂は昭和初期からあるお土産物屋さんでしたが、いつの間にか(2019年)甘味処とおしゃれカフェに変身していてビックリ。
1階は、ソフトクリームやラテ、もちもち焼き団子、唐揚げ、などイートインコーナーで気軽に利用できるお店なんですが、2階の櫻パーラーへの階段を上るとそこには全く雰囲気の異なる別世界が広がっています。
窓の向こうの石川門の絶景を見ながら、ゆったり全席ソファー席のシックな店内で落ち着いてスイーツやコーヒーをいただける和カフェ 櫻パーラー。
雪の季節はもちろん、店名のごとく桜の季節はまた格別です。
櫻パーラーのスイーツやドリンク
2階に上がるとすぐのレジで先にオーダーとお支払いをするシステムなので、1階の階段下にあるメニューを見てあらかじめ決めておかないと焦ります
<ドリンク>
◇2層カフェラテ ◇ほうじ茶ラテ ◇きなこラテ ◇ふんわり桜ラテ
などは550円
他に◇生ビール650円 ◇レモン酎ハイ650円 ◇懐かしのクリームソーダ600円
などなど
◇加賀棒茶ティラミスパフェ800円 ドリンク付き1250円
◇加賀れんこんわらびもち550円 ドリンク付き1,000円
◇モナカアイス550円 ドリンク付き1,000円
など魅惑のラインナップ♡
加賀棒茶ティラミスパフェは、ほうじ茶の香ばしさと、生クリームとマスカルポーネアイスのまったりと、加賀棒茶ゼリーのさわやかさと、黒糖シロップの深い味わいなどがいい感じで調和してpiyonイチオシです。
スタッフさんは若い男性中心ですが、窓際の席が空いたら「こちらへどうぞ」と親切な接客でした。
アンティークの家具があったり器が九谷だったりと、金沢らしさを感じる落ち着きのある雰囲気と眺望ですが、ドリンクが少量なのとクレジットカードでお支払い出来ないのがちょっと哀しい残念ポイント。
目の前に広がるお城を眺めながらいただく和パフェ、わらびもち、金澤珈琲ゼリーなど見た目も麗しいスイーツはいわゆる「観光地のお店によくある味」ではなく、ちゃんとパティシエさんが作っていると思える、映えだけではない満足のお味です。
気軽に利用できる1階 蓬莱堂 と雰囲気抜群の2階の 櫻パーラー、 お好みでぜひ立ち寄っていただきたいお店です。
おしゃれリノベーションカフェ【見城亭】
見城亭の基本情報
所在地 | 〒920-0936 石川県金沢市兼六町1-19 |
TEL | 076-222-1600 |
営業時間 | 1階 カフェ:10:00~16:30 2階 昼食:☆週末11:00~15:00 |
定休日 | ☆水曜日 |
公式サイト | https://www.kenrokuen.jp/index.html |
クレジットカード | 利用可 |
見城亭公式サイト にてご確認ください
「桂坂口」料金所に一番近い 見城亭 は、前述の蓬莱堂のお隣りで、同様に料金所手前にあるので兼六園の入園料は不要です
入り口横には見た目もかわいいソフトクリームパフェや金箔ソフトなどスイーツバーのテイクアウト専用カウンター(白い暖簾のところ)があります
見城亭の店内
店名そのままに金沢城の石川門と石垣を見渡せる「見城亭」の創業は1913年(大正2)年。
お城と兼六園の間を通る道路は、藩政の時代から明治期までは「百間堀」と呼ばれた金沢城で最も大きい外堀を埋め立てて出来ました
昔ながらのお土産屋さんと茶店だった 見城亭 が2019年のリニューアルでがらりと姿を変えました。
空間デザイン設計を手がけたのは、あの隈研吾氏。
かつての江戸のお屋敷の風情は残したままに、以前の姿を思い出せないほど洗練されたモダン空間に生まれ変わらせたくまさん。
2階へと続く階段の途中にくまさんのサインがありました
1階がカフェで2階ではお食事がいただけますが、2022年3月現在朝食は休止、昼食は週末のみ、夜は10名以上の予約のみの営業となっています。
季節やコロナ禍の状況によって変わるので 見城亭公式サイト で営業時間をご確認ください。
桜の時季の2階でのお食事は、最高のお花見ができること間違いないです。
◇プレミアムあまおう苺パフェ1,900円 ドリンクセット2,300円
◇厳選抹茶パフェ1,500円 ドリンクセット1,900円
◇能登あずき栗ぜんざい1,300円 ドリンクセット1,700円
などや
◇厳選黄金抹茶パフェ2,400円 ドリンクセット2,800円
◇厳選抹茶フォンデュ玉手箱ペアセット4,000円 ドリンク2点付き4,800円
セレブレ(ノンアルコールスパークリングワイン)1本付き5,100円
石川県珠洲市の名店「二三味珈琲」が見城亭のためにブレンドしたコーヒーもいただけます
◇極コーヒー落雁付き800円
など
こちらは厳選抹茶フォンデュ玉手箱シングルセット
◇2,400円 ドリンク付き2,800円
丸くてかわいいコロンとしたお椀の蓋を開けると甘い抹茶ソース。
三段のお重には、和と洋のスイーツとフルーツがかわいらしく詰まっています。
感動の美味しさってことはありませんが、少しずついろいろいただけるのはやっぱり嬉しいですよね~。
見城亭でアフタヌーンティー気分。
抹茶フォンデュにしていただくので途中フルーツでさっぱりと口直しをしながら、ちょこっちょこっと楽しくいただけます。
加賀棒茶はお急須に入ったたっぷりサイズでしたが、香りが弱くて残念。
食べ終わる頃、あったかいミルクを持ってきてくれるので、思いがけず最後に抹茶ラテを味わえるのも嬉しい演出です。
接客も丁寧な 見城亭 は、カウンター席も10席ほどあるのでおひとりさまでも入りやすいですし、隈研吾氏のスタイリッシュ過ぎない黒を基調とした落ち着いた雰囲気の店内で、ゆっくりできますよ。
金沢城公園 絶景 鶴の丸休憩館の中にある【豆皿茶屋】
豆皿茶屋の基本情報
豆皿茶屋 は、金沢城公園の中にある 鶴の丸休憩館 に併設されています。
所在地 | 〒920-0937 石川県金沢市丸の内1-1 |
TEL | 076-232-1877 |
営業時間 | 11:00~16:00 |
定休日 | 無休(年末年始を除く) |
HP | https://www.e-maplehouse.com/contents/shop/mamezara.html |
クレジットカード | 利用可 |
豆皿茶屋の営業時間は11:00~16:00ですが 鶴の丸休憩館は金沢城の開園時間に準じています 3月1日~10月15日 7:00~18:00(退園時間) 10月16日~2月末日 8:00~17:00(退園時間)
お城との調和が絶妙な現代的な和風の平屋造りの 鶴の丸休憩館 は、2017年建築の無料の休憩所。
金沢城公園に石川門から入ると豆皿茶屋は、五十間長屋を正面に見て左手方向にあります。
金沢城公園は無料です 金沢城公園内で入館料が必要な場所は ●菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓・橋爪門● 大人(18歳以上) 320円 小人(6歳~18歳未満)100円 ☆免許証・健康保険証など(コピー可)年齢証明できる65歳以上の方は無料
金沢城公園に石川門から入ってすぐの三の丸広場から普通に見ても美しい五十間長屋ですが
鶴の丸休憩館の全面ガラス張りになった窓からは、五十間長屋と橋爪門続櫓が圧倒的な迫力で眼前に迫り、なぜかここから見る五十間長屋が一番美しいのです。
お城を眺めるスポットとしてここ以上の場所があるのかと思うほど。
(そりゃあるでしょうね知らないだけです)
金沢城にまつわる資料の展示コーナーもあります。
鶴の丸休憩館に併設されているカフェが 豆皿茶屋
豆皿茶屋の店内
豆皿茶屋 からもまるで一幅の絵のような絶景を望めます。
眺望好きにはたまりません。
階段教室のような造りでどの席からもキャッスルビューを堪能できます
◇鶴の丸御膳1,200円
◇姫皿御膳1,800円 などお食事もありますが
ここは味がどーのこーのよりも、「絶景」が目的なのでpiyonはいつも
◇ちょこっとぷれーとC 季節の上生菓子と 抹茶or加賀棒茶or金沢珈琲850円
豆皿茶屋の冬は、こんな景色に出会えることもありますが、金沢で積雪と青い空をセットで見られるのは稀有なこと。
北陸の冬は、朝晴れていたとしても一瞬で雨か雪に変わり、ほぼ空は灰色に染まっています。
弁当忘れても傘忘れるな
古くからの金沢の言い伝えです。
冬の金沢観光は油断できません。
金沢に来られて、青空に映える雪景色に出逢えたなら、めっちゃラッキーって喜んでくださいね♡
鶴の丸休憩館 は何度も前を通り過ぎていただけで、初めて中に足を踏み入れた時には外から見るのとは違う絶景に目を奪われ驚きました。
新しいのでトイレもキレイ、無料ですしぜひ立ち寄ってみてください。