
片町からほど近い、金沢市池田町の「天ぷら 小泉」さん。
以前何度かおじゃましましたが、ミシュランの星獲得や人気店になられたこともあって今回はかなりお久しぶり。
春の味覚をたっぷりと、良質な素材を活かした料理人の技が光る天ぷらのコースで堪能いたしました。
2026年5月の 天ぷら 小泉 お昼のおまかせコースをご紹介します。
天ぷら 小泉 の基本情報

| 住所 | 〒920-0986 石川県金沢市池田町4-34 |
| TEL | 076-223-0023 |
| アクセス | 金沢駅東口から車で12分 |
| 駐車場 | なし 近くにコインパーキング多数 |
| 営業時間 | ■昼 12:00~ ■夜 18:00~ 20:00ラストイン |
| 定休日 | 水・日曜日 公式サイトで確認 |
| 支払い | クレジットカード可 |
| お料理 | 2026年6月から お昼のおまかせコース ¥17,600(税込・サ別) 夜のおまかせコース ■¥18,700(税込・サ別) ■¥25,300(税込・サ別) |
| 予約 | 初回は公式サイト https://tempura-koizumi.jp/から 2回目以降は電話予約OK |
天ぷら 小泉 とは

金沢の飲食店が最も集中する「片町」の、スクランブル交差点から徒歩数分。
大通りから少し入った小さな路地の住宅街に、隠れ家のように現れる「天ぷら 小泉」さん。
店主さんは、大阪・東京の老舗天ぷら料亭で腕を磨かれたのち金沢で独立開業されましたが、大阪府のご出身。
地元が近いpiyonは、勝手に親近感を抱いております。
弟弟子さんが富山で開業されているお店にも伺ったことがありますが、小泉さんとのレベルの違いが感じられました。
外観は目立たない金沢町家を、一歩店内に足を踏み入れると背筋が伸びるような高級感も漂わせる、雰囲気のいいカウンター天ぷらのお店にリノベーションされています。
緊張させられるお店かと言うとそうではなく、大柄な体格にやさしげな笑みを浮かべる大将は気さくな楽しい方。
北陸新幹線開業(2015年)後の金沢は、日本料理のお店が乱立気味ですが、以外にも天ぷら専門店は少ないのです。
その中で、天ぷら 小泉は間違いなく名店。
8名が座れる白木のカウンター席の後ろに、一人分ずつの上着を収納できる扉が付いた小さなクローゼットがあります。
天ぷら 小泉の油は匂いの強いものではありませんが、こんなところにもしっかり配慮がされています。
カウンター8席の他に個室も備えています。
お店専用の駐車場はありません。
金沢駅東口から車で15分弱。
コインパーキングはお店の真ん前や周辺に多数あり、夜に賑わう町なので昼間はお安く停められます。
ちなみにお隣りには、外観から小泉さんとはまた違った趣のあるフレンチの人気店があります。
天ぷら 小泉のお料理

ランチタイムは「お昼のおまかせコース」一択です。
先付
富山湾の青バイ貝とうるいを酢味噌で。
北陸のバイ貝は、さすがの歯ごたえでコリッコリ♡
うるいは、シャキシャキっとした食感と程よいぬめりで爽やかに春を感じさせます。

ベルギーのノンアルコールビール「ビア・デザミー」。
驚きの美味しさだったので早速お取り寄せしました。

お刺身は、メジマグロ アカイカ わらび。

春のメジマグロは脂がのってるという感じではなく、さっぱりとした味わい。
アカイカは、濃厚な甘みが際立ちます。
立派な姿のワラビは、たぶんオニヒカゲワラビ。
天ぷらでも登場しました。

山菜 アスパラ 甘鯛 げんげ 車海老
これから揚げる具材のお披露目です。
飛び切り新鮮なネタに、期待が高まります。

天ぷら1品目 車海老
ちょっと小さい目やね、と呟くpiyonに
「これぐらいの小さいサイズが一番美味しいんや」と三平が一喝。
塩 大根おろし 天つゆ は、少なくなるとすぐに補充してくださいます。
車海老の頭は、しっかり撮り忘れ。

天ぷら2品目 コシアブラ
軽いです、サクッ。
衣を作る店主さんの丁寧なお仕事ぶりは、興味深くてずっと見ていられます。

天ぷら3品目 アオリイカ
春のアオリイカは身が厚く、旨みも甘みもあります。

天ぷら4品目 オニヒカゲワラビ
お刺身の上にドーンとのっていたのもきっとこの大きなワラビ。
天ぷらにするとまた違う味わいです。

天ぷら5品目 甘鯛
ウロコも付けたままの高級魚「甘鯛」の松笠揚げは、パリッパリのウロコとさわやかな身の旨みを愉しみます。
火入れ完璧でウロコもバッチリ。
魚、山菜が交互に続きます。

天ぷら6品目 タラの芽
山菜の王様 タラの芽の登場です。
さすがの美味しさ♡
やっぱりタラの芽は天ぷらに限る!
春の香りを閉じ込めた天ぷら、最高です‼

天ぷら7品目 ウニ スガモ(菅藻)
磯の香りを閉じ込めたスガモの天ぷらの上にのせたウニを、手でつまんでいただきます。
スガモ(菅藻)
- 越前海岸で4~5月に海女さんが手摘みする海藻
- 磯の旨味が特徴
- 稀少な海藻
香ばしくリパリとした食感のスガモが、クリーミーな生のウニと口の中で溶け合う磯のマリアージュ。
ウニが入っていたケースを見ると淡路島産のよう。
超新鮮なウニなら食べられるpiyon、ネット予約の「アレルギーなど」の欄には小泉さんを信じて記入しませんでしたが、思ったとおりの新鮮なウニで淡路島のウニも美味しいのね、とビックリでした。

お口直し的な、ミニトマト・らっきょう・クレソンのマリネでひと息入れてくれるのも、いい流れです。
ひとつひとつ揚げるごとに、丁寧なお仕事をされているのを目の前で見ることができるカウンター席。
油は、途中で一度すべて新しいものに交換されてました。

天ぷら8品目 ハリギリ
タラの芽に似た山菜 ハリギリ。
ほろ苦さと甘さの深~い味わいです。
探し物をする時間が増えたり、近くが見えなくなったり、以前のような爆食が出来なくなったりと、加齢を恨むことが多い昨今だけど、こういう山菜の深い味わいを美味しいと感じることが、年齢を重ねるのもいいもんだと思わせてくれる。

天ぷら9品目稚鮎
まずピチピチと泳ぐ状態でお披露目されましたが、撮り忘れ。
淡いほろ苦さが、季節を教えてくれる稚鮎。

生のアスパラ
お弟子さんがアスパラの下半分の外側の皮をかつらむきのように剥いて、そのまま生でどうぞ、と提供されます。
ええっ!アスパラを生で?
口にしてみて驚きです。
甘くてシャキシャキ。
採れたて新鮮なアスパラならではの一品だそうです。
野菜の鮮度についても、大将が詳しく教えてくださいました。

天ぷら10品目 アスパラ
衝撃の生アスパラに続いて、天ぷらでアスパラの上半分を。

天ぷら11品目 ゲンゲ
全身をゼラチン質で覆う深海魚ゲンゲ。
ねっとりほろほろぷるぷる。
淡泊だけど、コラーゲンたっぷりです。

ごはんは、天茶、天丼、 天バラ から選びます。
piyonと三平以外の5名さんは全員「天丼」!
かき揚げ、ごはん、香ばしい胡麻を、目の前で混ぜ混ぜされるのを待ち遠しく眺めながら、5名さんのお若い内臓が羨ましくもありますが、天バラもさっぱりとして〆には最高の美味しさなんです。
お漬け物は、春キャベツの浅漬け 赤カブ。
油の音や泡に集中されている時間はpiyonもおとなしくしていましたが、一段落すると気さくな大将が食材のことなどいろいろ教えてくださいました。
かき揚げも「カリッとふわっと」。
それぞれが絶妙なバランスで、〆にふさわしい「天バラ」。

デザートは、香ばしいそば茶のアイス。
そばの実が食感のアクセント。

おかわりはできなかったpiyonの天バラはこんなに素敵なパッケージになって、嬉しさ倍増。
「揚げ玉持って帰られますか?」と天かすもいただいたので、夕食のおうどんに使わせてもらいました。
コクがあって上品なおうどんに仕上がり、さすがの天かすと天バラで帰宅後まで天ぷら 小泉をたっぷりと堪能させてもらいました。
天ぷら 小泉 まとめます
春をいっぱい感じる満足感に、大いに浸ることができたコースでした。
油は何を使っていらっしゃるのか聞き忘れましたが、油に弱くなったプレシニアpiyonでも最後まで美味しくいただける天ぷらの軽さ。
「採れたて」であることがわかるワイルドな風味の山菜はこの季節だけの魅力で、春もやっぱりいいなぁ~と思いました。
金沢が誇る海の幸 山の幸を、季節の素材の魅力をそのままに、確かな腕で味わわせてくれる安定感のある「天ぷら 小泉」さん。
五感を刺激されるライブパフォーマンスで、職人技を堪能しました。
ごちそうさまでした。
投稿者プロフィール

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大阪府出身
平塚・秋田・仙台・横浜を経て釣りキチの夫「三平」の最後の転勤地となった金沢の魅力にどっぷりハマり、ストレスの多い都会には戻らない選択をしたプレ・シニア世代のpiyonと申します。
おいしいものの宝庫である金沢のグルメを中心におすすめの北陸・金沢を関西人目線で、ときどきお宿情報も織り交ぜながら発信していきます。
ひたすらおいしいを追求する旅にpiyonは今日もでかけます。
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