ハウステンボスのオフィシャルホテルの中では、最もお手軽に宿泊出来る「変なホテル ハウステンボス」のデラックスルーム 2022年9月の宿泊記です。
ハウステンボスが目的の宿泊ではないので、ハウステンボスとの距離感などは不明です。
変なホテル ハウステンボスの基本情報
MAPと基本情報
住所 | 〒859-3243 長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1 |
TEL | 0570-064-110 |
アクセス | ハウステンボス駅から徒歩約20分 |
駐車場 | <有料> 変なホテル専用駐車場 先着順 最大料金1,650円/24H <無料> 場内ホテル宿泊者専用駐車場 徒歩約10分(シャトルバスあり) |
チェックイン | 15:00 |
チェックアウト | 11:00 |
客室数 | 200室 |
開業 | <第一期 イーストアーム> 2015年7月17日 72室 <第二期 ウエストアーム> 2016年3月15日 72室 <第三期 サウスアーム> 2018年12月21日 56室 |
公式サイト | https://www.h-n-h.jp/ |
子供料金はある?
- 1室2名以上の予約の場合 添い寝の子供は2名まで無料
- 1室1名の予約の場合 添い寝の子供は1名まで無料
- 朝食代は別途有料 小学生:1,000円 4歳~小学生未満:800円
- 添い寝の子供の対象年齢は小学校6年生まで
- 添い寝無料の子供にもタオル・歯ブラシが付くので当日チェックインの際、フロント横の有人カウンターでもらう
オフィシャルホテルならではの特典
- ハウステンボス開園15分前からアドベンチャーパークゲート(変なホテル 宿泊者再入場専用ゲート)にて入場可能(チェックイン以降フロント横の有人カウンターでもらう優先入場券とチェックイン時のレシートが必要)
- 入場チケットもアドベンチャーパークゲートで購入できる
- 場内からホテルへ戻る際に利用できるバスが1日1便ある 出国(スキポール入口前)→変なホテル 日~金21:10発 土・祝前日22:10発
- ハウステンボス温泉を無料で利用できて、レンタルのタオルセット(バスタオル・フェイスタオル)も無料
- レンタサイクル フィッツ入国店でお得な宿泊者特典プランを利用できる
オフィシャルホテルだけど特典の対象にならないもの
「チェックイン時刻前に「場内ホテル手荷物預かり所」に荷物を預けるとホテルのフロントまで無料で届けてくれる、あるいはチェックアウト後にも場内を散策する場合などホテルから「場内ホテル荷物預かり所」まで無料で荷物を届けてくれる」というオフィシャルホテル宿泊者対象のサービスを変なホテル宿泊者は受けることができません。
ハウステンボス駅からのアクセス
JRハウステンボス駅を出て大きな橋を渡り、さらに直進したところにあるウェルカムゲート(入場口)手前の「場内ホテル手荷物預かり所」からシャトルバスに乗ります。
駅からホテルまで歩くと20分以上かかります。
「場内ホテル手荷物預かり所」から変なホテル ハウステンボスまでのシャトルバスは
- 9:00~19:00台に20分間隔で運行
- 無料
- チェックアウト後はホテルから8:45~11:05まで20分間隔で運行
博多駅から車でのアクセス
送迎に便利な博多駅地下送迎場
新幹線や、福岡空港からの地下鉄で到着した人と、車で来た人が博多駅で待ち合わせて、車でハウステンボスへ移動する場合に、参考にしていただきたい博多駅の駐車場の情報です。
車の多さに対して駅前ロータリーが狭く大混雑、車での送り迎えに福岡市民はどこを利用するのかいつも不思議に思う博多駅で、とても便利な博多口にある「博多駅地下送迎場」を見つけました。
新幹線を降りたら、JR博多口方向へ進みます。
赤いポストがある博多口の「西14」出口からエスカレーターを降ります。
今回piyonは福岡空港から地下鉄でたった2駅の博多駅で三平と合流。
地下鉄博多口改札から「西14」出口を目指すと(「西14」出口へのエスカレーターを上らずにくるっと振り返るとこのエスカレーター)、先程の赤いポストの横のエスカレーターを1つ降りた地下1階のこの場所に出ます。
さらにエスカレーターを降りると地下2階の地下送迎場に到着です。
- 送迎の一時的な乗り降りは無料
- 駐車場は15分まで無料
- 15分以上は15分ごとに100円
- 利用者が少なく空いている
<地下送迎場への車での行き方>
博多駅博多口に正面に向かって「博多駅前2丁目」信号から、右車線と左車線の間にある地下へ下りる車線を進みます。
それにしても空港から福岡の街まで近いこと近いこと。
小松空港からのボンバルディアが福岡空港に車輪を着けてから、30分後には「博多駅地下送迎場」で三平と合流していたというこの近さは、住みやすい福岡が転勤族に人気な理由のひとつですね。
福岡からだと海外も近い!
変なホテル ハウステンボス の駐車場
福岡方面から変なホテル ハウステンボスまでは車で約2時間。
シャトルバスを利用する無料駐車場とホテル敷地内の有料駐車場の2種類があります。
●ハウステンボス場内ホテル宿泊者専用駐車場●
チェックインの日にちからチェックアウトの日にちまで無料で利用できる駐車場があります。
ホテルのロビーに設置されている機械で無料処理ができるので、駐車券を忘れずに持参しましょう。
事前精算の「ハウステンボスマイカー駐車場」に停めた場合は、領収書をフロントで提示すると駐車料金を返金してくれます。
<無料の場内ホテル宿泊者専用駐車場への行き方>
①福岡方面から「ハウステンボス入口」信号を右折して針尾橋を渡る
②突き当りを左折して3車線の真ん中を走る
③1つ目の信号(日帰り専用駐車場はここを左折)を過ぎて200m走ると左に現れる「ハウステンボス駐車場」の看板を左折します
●変なホテル専用駐車場●
ホテル敷地内に有料のタイムズ駐車場(21台)があります。
<有料の変なホテル専用駐車場への行き方>
「ハウステンボス駐車場」の看板を過ぎてさらに道なりに走ると左手に変なホテルの黄色いロゴマークが目立つ看板が見えてきます。
- 駐車後 24時間 1,650円
- 基本料金:60分 330円
- 昼間のみ(8:00~20:00)の最大料金:550円
変なホテル ハウステンボスの客室カテゴリー
イーストアームA棟2階の案内図です。
210号室は、デラックス33.75㎡。
<イーストアーム> A・B・C棟 | 広さ | 部屋数 | 定員 |
スタンダード | 21.32㎡ | 20室 | 2名 |
スーペリア (ユニバーサルルームあり) | 28.57㎡ | 40室 | 4名 |
デラックス | 33.75㎡ | 12室 | 4名 |
<ウエストアーム> D・E・F棟 | |||
スタンダード | 21㎡ | 54室 | 3名 |
デラックス | 31㎡ | 18室 | 4名 |
<サウスアーム> G・H棟 | |||
スーペリア | 29.39㎡ | 38室 | 4名 |
デラックス | 34.43㎡ | 18室 | 5名 |
- ウエストアームのスタンダードルームのみユニットバスタイプ、他の客室はすべて洗い場付きのバスルーム
- 全室和室タイプのサウスアームが最も新しい2018年築
- ユニバーサルルームが3部屋あり
チェックイン
恐竜くんとゆめこさんが語りかけてくれて、浮かび上がる映像に非接触で空中チェックインというのも可能なようですが、めんどくさいのでロボット相手にチェックインというよりは、ただ自動チェックイン機で操作しただけのこと、という身も蓋もないpiyonたち。
中国語・韓国語・英語に対応しています。
恐竜くん相手に楽しそうなのは、純粋な心を持つ子どもたち。
フロント横には有人カウンターもあります。
21時頃のチェックインでしたが他にも宿泊客が数組、ベンチらしきものが遠くに見えているけどそこまで歩くのもしんどいなぁという距離で、荷物を持ちながら列に並び、この時点ですでにお疲れプレシニアは「なんだかな~」な感じです。
チェックアウトも同じ機械でカードキーを返却します。
客室
210号室
2015年開業時の第一期完成のイーストアーム A棟 2階210号室です。
A棟のみフロントのあるメイン棟とつながっているので、2階の客室も階段ではなくスロープで、そして傘なしで客室にアクセスできます。
変なホテル ハウステンボスが誇る顔認証システムは、客室のドア前で登録しますが、何度トライしても上手くいきません。
カードキーも1枚もらえますが、マスクしたままだったから登録できなかったことに後日気付く始末で、哀しいかなプレシニアpiyonはこのホテルにいちゃもんをつける以前に泊まる資格がなかったようです。がっくり。
ドアを開けると、右手にクローゼット、正面にウェットエリア、左手にメインルーム。
デラックスルームは33.75㎡。
2人で泊まるには充分な広さで、エキストラベッドを1つ入れる3人使用でも余裕、2つ入れる4人使用ではちょっとキツめかな、な感じです。
第一期完成で1番古いとは言え、まだまだキレイで清潔なお部屋でした。
エアコンもあったのでその実力は計れませんでしたが、エネルギー効率に優れた空調システム「輻射パネル」というものが設置されています。
イーストアームとウエストアームのベッドはシモンズのマットレスを採用。
210号室の眺望は向かいの丘の上に建つマンションでした。
ハウステンボスがチラ見えできる客室はありそうですが、すべての建物が2階建てなので満足できる眺めは期待できないだろうし、宿泊予約の際、眺望指定も出来ません。
ウェットエリアとバスアメニティ
トイレと洗面はワンルームとは言え壁の仕切りがあり、落ち着いたトイレットタイムを過ごせるゆったり空間でした。
洗面所入り口には引き戸もあります。
バスルームは広くはないけれど、洗い場に椅子・洗面器があり、公式サイトにはリンスインシャンプーと記載がありましたが、POLAのシャンプー・コンデショナー・ボディソープが完備されていて、使用感も悪くありませんでした。
- 洗面台にはPOLAの「フェイス&ハンドソープ&シェービング」
- バスアメニティは少な目で、歯みがきセット・ブラシ・かみそりの3点
- ハンドタオルは無くてバスタオルとフェイシャルタオルのみ
ナイトウェアとスリッパ
ナイトウェアはフリーサイズワンピースタイプのパジャマでした。
子供用ナイトウェアの準備はないそうです。
スリッパは使い捨てではないタイプのものでした。
ミニバー
ホテル内に製氷機はありません。
客室にお水のペットボトルやドリップコーヒーなどは無く、電気ケトルとお茶のティーバッグのみで、デスクの下の冷蔵庫はホテルによくある普通サイズ。
客室には珍しい、大きな消毒液のボトルがありました。
クローゼット
クローゼットはたっぷり収納で、お部屋もキレイなんですが、4本あったハンガーだけはボロボロでした。
コンセント
ベッドサイドにコンセント2個、USBポートがデスクに1個、LANポートはありません。
Wi-Fiは問題なくサクサク。
セーフティボックス
ベッドのサイドテーブルの引き出し上段に懐中電灯、下段に暗所番号設定タイプのセーフティボックス。
メインのダウンライトは人感センサーなので、寝るときに強制消灯するための「人感センサー付き照明用リモコン」を使いこなすまでに時間がかかる哀しいプレシニアpiyonでした。
朝食は レストラン オーラでビュッフェ
広い敷地に客室棟がAからHまで点在し、土地に余裕のある地方の学生寮のよう。
右手の平屋の「レストラン オーラ」で朝食をいただきます。
雨が降っていたら、朝食いただくのに傘さして行かなくてはなりません。
レストラン棟にも男女別のお手洗いがあります。
朝食時間が異なる三平は置いといて、部屋番号と「もう一人はあとから来まーす」と受付で告げて1人ビュッフェをいただきます。
品数 少ない
お味 ふつう
デザートない
フルーツ2種
ひとりビュッフェながら文句たらたら。
客層は、若いご夫婦と小さなお子ちゃま・3世代ファミリー・カップルなどさまざま。
ご当地メニューのさつま揚げだけは美味しかった、という個人的感想です。
- 時間 7:00~10:00(最終入店 9:45)
- 朝食料金 大人(中学生以上) 2,300円
- 小学生 1,000円
- 4歳~小学生未満 800円
ハウステンボス温泉
変なホテル ハウステンボス 内に大浴場はありませんが、宿泊当日からチェックアウト日までハウステンボス温泉の大浴場を無料で利用できます。
温泉に出かける前に有人カウンターで温泉利用券をもらいましょう。
ホテルから無料の送迎バスがあります。
変なホテル ハウステンボスの喫煙所
変なホテル ハウステンボス は全客室禁煙で、合計3ヶ所の屋外喫煙所があります。
- ホテル敷地に入ってすぐのタイムズ駐車場の横
- フロントがあるメイン棟にあるカフェコーナーのテラス席
- G棟横
その他の施設
コインロッカー
なんとチェックイン前やチェックアウト後に、フロントで荷物を預かってくれません。
ホテル入り口前にコインロッカーがあります。有料です。
<大・500円>35.5㎝×84.3㎝×57.5㎝
<中・300円>35.5㎝×55㎝×57.5㎝
<小・100円>35.5㎝×25.7㎝×57.5㎝
ロボットクローク
荷物搬入口から荷物を入れると、ロボットアームがロッカーに収納してくれる「ロボットクローク」は、機内持ち込み可能な手荷物約1個分が収容可能です。
動くところを見てみたいけど、小さ過ぎて実際利用する人いるのかな。
<サイズ>幅72㎝×奥行50㎝×高さ38.5㎝
<料金>1回500円(24時間)
カフェスペースと「変なバー」
フロントのあるメイン棟にタブレットで購入&クレジットカードで決済の「変なバー」とカフェコーナーがあります。
まぁ別に…って感じです。
電子レンジがここにありますね。
自販機はそれぞれの棟にも設置されています。
コンビニ
飲み物・パン・おにぎり・カップ麺など品数はごくごく少ないスマートコンビニが、メイン棟にあります。
もちろんこちらも無人だけど24時間営業じゃあない。
- 営業時間 6:00~25:00
- 支払い クレジットカードとWe Chat Pay(中国でシェア№1の決済サービス)
コインランドリー
サウスアーム(G・H棟)に1台あります。1ヶ所ではなく1台です。
こんなに客室数があってファミリーでの利用も多いホテルに1台しかないなんてビックリ。
- 洗濯 400円
- 乾燥 10分100円
ハピロボ21音楽団
フロント前に鎮座する「ハピロボ21音楽団」。
かわいいのでどんな演奏をするのか唯一興味がありましたが、間に合わず涙を飲む結果に。
- 公演時間 ・15:00 ・16:00 ・21:00 の3回
- 演奏時間 5分間
まとめます
このホテルに高齢の方だけで宿泊することはないと思いますが、シニア以上の方にはおすすめしません。
「顔認証システムが機能しなかったのはマスクをしたままだったから」ということに気付かなかったpiyonももはや利用してはいけない年齢層に属するのかも知れません。
数人の人間のスタッフさんをお見かけしただけですが、ホスピタリティーを感じる笑顔もなく淡々としたたたずまい、それに対して朝食会場であるレストランオーラのスタッフさんたちは、笑顔で親切、元気の良い対応をされていたのが印象的でした。
ファミリーや若い人たちは楽しそうにしていらっしゃいましたし、恐竜ロボットがいるフロントではお子ちゃまたちは喜んでいるご様子でした。
雨が降ったら、チェックイン後に重い荷物を待って部屋まで行くのも(イーストアームは1階も2階も濡れずに行けます)、朝食会場に行くのも傘が必要。
客室のメイン照明はスイッチがなく人感センサーのみで慣れるまで使いにくい、2階建ての全ての建物のうちいくつかはエレベーターがない、朝食は品数少なくお味はふつう、チェックイン前に荷物を預けるのも有料ってなんだかな、とワガママなプレシニアのpiyonには、何かと疑問が残るホテルでございました。
このホテルを選ぶ宿泊客のほとんどを占めるハウステンボスを利用されるファミリー層など若い方々にとっては、入場の優遇などがあり、オフィシャルホテルの中では唯一靴を脱いで上がれる畳ふうの客室もあり、キレイでシンプル、価格的にも気軽に泊まれる、で評価はワガママなプレシニアpiyonとは全く違うものになるのでしょう。