金沢おいしい旅

【ハイアットセントリック金沢】シティービューツイン宿泊記

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約12分

石川県民割 と 五感にごちそう金沢宿泊キャンペーン を併用して、前回の滞在でお気に入りとなったすべてが上質な ハイアットセントリック金沢 に再びお得に宿泊しました。

今回のお部屋は、シティビューツイン 32㎡
1年前に泊った デラックスツイン 38㎡ との比較をしながらご紹介します。

友人omiちゃんと女2人の、2022年6月下旬の宿泊記です。

ハイアットセントリック金沢 デラックスツイン宿泊記 はこちら

ハイアットセントリック金沢 の基本情報

シティービューの客室から見る金沢駅西口

住所 〒920-0031
石川県金沢市広岡1-5-2
TEL076-256-1234
アクセス金沢駅西口(金沢港口)
徒歩2分
駐車場専用駐車場は無し
ホテル地下「NPC24Hパーキング」
24H最大900円 土日祝は1,000円
チェックイン15:00
チェックアウト12:00
客室数253室
開業2020年8月1日
公式サイトhttps://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/japan/hyatt-centric-kanazawa/kmqct

☆ハイアットセントリック金沢 にはクラブフロアはありません

ハイアットセントリック金沢 へのアクセス

ハイアットセントリック金沢金沢駅西口(金沢港口)を出るとすぐ右手にあり、数ある金沢市内のホテルの中でも抜群のアクセスを誇ります。
金沢駅の改札から徒歩3分で、2つの建物の左側に到着です。

キッチンが付いて自宅のようにくつろげる、という右側の建物は、カジュアルに利用できておしゃれな ハイアットハウス金沢

カフェやレストランが1・2階に入っている「クロスゲート金沢」の1階を通り抜けて、傘なしで ハイアットセントリック金沢 に行くことが可能です。
雨が多い金沢では、濡れずにアクセスできるホテルは貴重。

青地に黄金の松がド迫力のエントランスにある、加賀藩 前田家の家紋「梅鉢紋」をイメージしたシャンデリアがかわいいので、ぜひ見上げてみてくださいね。

左のシャンデリアの下に見えているのが、地下駐車場への入り口です。
ホテルの専用駐車場ではないので宿泊者割引はありませんが、24H最大800円 900円(土日祝は1,000円)とリーズナブル。

ハイアットセントリック金沢 客室カテゴリー

キング32㎡4~13階92室
ツイン32㎡4~13階64室
シティービューキング32㎡9~13階32室
シティービューツイン32㎡9~13階32室
デラックスキング38㎡4~13階20室
デラックスツイン38㎡4~13階20室
プレミアムキング46㎡4~13階10室
プレミアムツイン46㎡4~12階9室
アクセシブルルーム32㎡1室
キングスイート64㎡7~8階2室
シティービューキングスイート64㎡9~12階4室
カナザワスイート96㎡13階1室
  • スイートは定員2名
  • スイート以外は定員3名
  • クラブフロアはありません

ハイアットセントリック金沢 へチェックイン

石川県の作家さんの手による数々のアートや工芸品を見る楽しみもある ハイアットセントリック金沢 のエントランスは、まず黄金の松が存在感で訪れるゲストを圧倒しますが、ひっそりとしたたたずまいの加賀獅子頭も見逃さないでください。
チェックインは、エレベーターで3階へ。

3階エレベーター前で愛嬌をふりまくウサギ。
生涯に渡りウサギをコレクションした、金沢が生んだ文豪 泉鏡花にちなんでいます。

かなり個性的なフロントの、ウェイティングベンチの背景は、茶屋街の木虫籠(きむすこ)を模しています。
迫力の金箔の壁も金沢ならでは。

ハイアットセントリック金沢 13階 シティービューツイン

客室へのアプローチ

客室階のエレベーターホールもそれぞれアートと工芸品で彩られていて、泊まる度に新しい出会いと発見があります。

ドアの質感も落ち着きと品がある明るい廊下には、お楽しみも。

すべて異なる九谷焼のかわいい客室のルームサインが楽しませてくれるんです。

4度目の宿泊となるomiちゃんのお陰なのか、客室最上階の13階をご用意いただきました。

1321号室

1321号室 シティビューツイン 32㎡
この案内図で言うと下部の客室が、シティービューになります。
それにしても左下のドでかい「カナザワスイート」96㎡

ドアを開けると、ハイアットセントリック金沢 の客室の象徴的な、ベッドヘッドの鮮やかな青が目に飛び込んできます。(ベッドヘッドが赤の客室もあります)
あーこの感じ♡やっぱりいいなぁ。

前回泊まったデラックスルーム 38㎡と比較すると間口が狭いので、存在感のあった大きな椅子はなく、ベッドの足元にあったフットベンチも姿を消しています。
プレミアム 46㎡デラックスよりもさらに間口が広くなり、椅子が2つに増えます。
その他の上質な調度品やインテリアはほぼ一緒、レイアウトもほぼ変わらない、ということで、スイート以外の客室の違いは、間口が広くなる分、椅子とフットベンチが増える、と考えていいようです。

3名利用のときにはベッドになる窓際のソファや、クッション、丸いテーブル、赤いスツールなどもデラックスのお部屋と同じでした。
どれもこれも上質なものばかり。

客室でのアートや工芸品との出会いもいくつかありますが、その中でもかわいさで異彩を放つウサギちゃん。
デラックスツインは赤い親子ウサギでしたが、シティービューツインは黒いおひとりさまウサちゃん。
金沢市尾張町の「中島めんや」さん制作のウサギは、お守りとして古くから金沢に伝わる「加賀八幡起上り」をモチーフとしています。

1321号室からのシティービュー

なぜか箱庭のようなかわいさがある金沢駅西口広場
インスタ登場率が高い「鼓門」がある東口とは対照的に、影が薄かった西口ですが、駅前が整備され、すっきりとした景観となりました。
遠くまで見渡せ、高層ビルが空を覆う都会の景色とは別のすがすがしい壮観な眺めに、眺望好きの女2人は思わず歓声をあげます。
反対側の客室だった前回の眺めと比べると圧倒的な違いがあり、眺望好きさんには絶対にシティービューのお部屋を強くおすすめします。
(反対側も北陸新幹線が見えて意外に楽しめましたが)

高層ビルは「ホテル日航金沢」だけ。
金沢の夏の夜空を彩る北國花火大会も、涼しいお部屋にいながら正面にバッチリ見えそうです。

ウェットエリア

洗面・バスルームは引き戸で完全な個室にできます。
開け放つと広々空間。

ハンドソープは固形のみ。バスアメニティはBeeKind。
ボディローションはデラックスツインより小さいサイズになっていました。

  • 滑り止めマット
  • アイロン
  • 体重計
  • 拡大鏡

なかなかこのスケールの鏡をホテルのバスルームで見ることはないので、我が身が否が応でも目に入りぎょっとさせられます。
バスアメニティはこちらにもあり。
レインシャワーはナシ。

客室ドア入ってすぐ右手に、加賀群青を意識したと思われるアクセントクロスが素敵なトイレ。
最近はおしゃれビジネスホテルでも独立トイレに手洗い器が付いているのは定番ですが、こちらにはなく、フタも自動で開くタイプではありませんでした。

バスアメニティ

松江の「皆美館」で知った MARGARET JOSEFIN のスキンケアコスメが1セットだけあり、女性2人なのでもう1つもらえるかレセプションで聞くと「ございませんでしたか。申し訳ありません」とその場でいただけました。
made in Japan のスキンケアセットの内容は

  • クレンジングジェル
  • ウォッシングエッセンス
  • ローション
  • クリーム

の4点セット。さっぱりだけどちゃんと潤う、という感じ。

松江 宍道湖温泉「皆美館」の宿泊記は→こちら

  • 歯みがきセット
  • コットン
  • 綿棒
  • シャワーキャップ
  • ヘアブラシ
  • レザー
  • シェービングジェル|

ミニバー

上品なミニバーコーナーは、下が引き出し式の冷蔵庫。

ネスプレッソマシーンと3種類×2のカプセル、お茶や紅茶のティーバッグなど。
ミネラルウォーターが入ったアルミのボトルはタンブラーとして利用でき、各フロアにあるウォーターサーバーで補充できます。


冷蔵庫の冷えが弱いのに対して、ウォーターサーバーのお水がキンキンに冷えて美味しいので前回同様重宝しました。

クローゼット

オープンタイプのクローゼットには

  • バゲッジラック
  • 使い捨てスリッパ
  • アイロン台

そしてそして、あまりの着心地の良さに、前回omiちゃんが思わず購入したハイアットセントリックの上質なバスローブは、GARNIER-THIEBAUT(ガルニエティエボー)おフランス製です。
ごわごわ感ゼロ&軽い、でpiyon史上最高のバスローブはやはり前述の松江「皆美館」でも採用されていました。

引き出しの中に、セキュリティボックスとナイトウェア。
ネイビーという珍しい色のナイトウェアは、セパレートタイプです。
バスローブが気持ち良すぎて、残念ながらナイトウェアに袖を通すことはありませんでした。

コンセントとその他の備品

ベッドサイドのそれぞれのコントロールパネルには、照明ON/OFF、カーテン&遮光カーテンの開閉の他、コンセントとUSBポートがあります。
Boseのスピーカーはお喋りに忙しく出番なし。

ガラスカウンター横にコンセント2個、USBポートとHDMIポート、洗面台にコンセントが2個ありました。

オールデイダイニング FIVE-Grill&Loungeで ディナー

巨大な日本画「加賀野菜図」が ド派手に 華やかに彩る、3階のオールデイダイニング 「FIVE-Grill&Lounge」でディナーをいただきます。
お腹を空かせた2人は、外も明るい17:30スタートに変更してもらったので、まだ誰もいません。
17:30~21:00 L.O.20:30

この日は日曜日、18:00を過ぎると広い店内は、ほぼ満席になりました。
野菜図の奥には、スイートのゲストが利用できるのか個室もあります。

五彩(Irodori)というコース。

クラブサラダ(ずわいがに)
グリーンピースのパンナコッタとアイスクリーム
マンダリンのクーリとカレーオイル
キャビア

FIVE-Grill&Loungeはモクテルの種類が多いので嬉しい下戸ふたり。

初めて知るクーリとは、野菜や果物をピューレ状にして裏漉ししたどろっとした濃厚なソースのことだそうで。

フォアグラのソテー
モリ―ユ茸と空豆
チキンコンソメサフラン風味

平目のグリル
菜の花のヴルーテ
ホワイトアスパラガスと白エビの唐揚げ
パルメザン風味のチュイル オランデーズソース

オーストラリア産フィレ肉のグリル
牛蒡のピューレとパウダー
グリーンアスパラガス
チョリソーのチップ
トリュフソース

季節のモクテル 青時雨(柚子ピューレ 柚子サイダー 抹茶)

フォレノワール
グリオットチェリーのシャーベット
クランベリーソース

以上5品のコースでした。
どれも平均的なお味で特筆すべきものはなかったけど、素敵な雰囲気の中で目にも楽しいお料理をすべておいしくいただきました。
omiちゃんはパンをおかわりしましたが、piyonにはちょうどいいボリューム、若い男性なら3回はパンをおかわりできるでしょう。
ごちそうさまでした。

夜の帳が下りてくると、昼間とはまた違ったおしゃれなFIVE-Grill&Loungeでした。

ホテル最上階には、RoofTerrace Bar がありますが、2022年6月現在は金・土・祝前日のみの営業となっています。

ハイアットセントリック金沢 の嬉しい楽しいテンション上がる朝食

ハイアットセントリック金沢 最大のお楽しみは、ディナーと同じFIVE-Grill&Loungeでいただく朝食です。
7:00~10:30 L.O.10:00

こちらの写真はすべてビュッフェスタイルで提供されているもの。
前回もそうでしたが、唯一の不満はスープがなくてお味噌汁だけなこと。
ビュッフェのお料理はまぁふつうなんですが

石川県産の食材にこだわるホットミールのオーダーメニューがありまして、これがどれも嬉しい楽しい大満足、前回もあったものと今回新しく加わっていたものがあり、何度訪れても新たな出会いがある工夫がされています。

COLLABORATION DISHESとして、エッグベネディクト、和風ベネディクト、ともう1つあったのが
ノトヒバカラベーカリー(金沢のパン屋さん)の全粒粉ドーナッツ
加賀棒茶のクリーム&パウダー&シロップ
能登大納言小豆 ミント ラズベリーのパールクラッカン

女子はみんな大好きなお味です♡
好みの具材が選べるオムレツやスクランブルエッグなど定番の卵料理も都度オーダーしていただけます。

こちらはomiちゃんお気に入りの毎回オーダーしている
能登ポークロース肉コンフィのグリル
加賀太胡瓜とキャベツのマリネ ヤマト醤油味噌と玄米甘糀粒マスタードソース

これもおいしい♡フレンチトースト
モンブラン仕立ての五郎島金時クリーム ヤマト醤油のみたらしエスプーマソース
白黒ゴマのチュイル メープルシロップ 粉糖 抹茶パウダー

オーダーメニューはこの他に、チキンと加賀棒茶の朝粥 や パンケーキ などがあり、一皿ずつのオーダー(欲張って2品、3品を同時にオーダーはできません)になるので、出来立てをおいしくいただけます。

パンもおいしいけど、オーダーメニューをいろいろ楽しみたいのでいつも我慢。

最後はもう一度ビュッフェコーナーから焼き菓子をいただいて、ごちそうさまでした。
コーヒーから紅茶への変更してのおかわりも出来ます。
冷房の風が当たっていた腕をちょっとさすったら、サッとひざ掛けを持ってきてくださったりと、若いスタッフさんたちは気配りが出来る方ばかり。

ハイアットセントリック金沢 は朝食付きで滞在を楽しむべきホテルです。

ハイアットセントリック金沢 のフィットネスジム

2階にあるフィットネスジムは、金沢城周辺の古地図が描かれたアートが大胆に壁を埋め尽くし、興味深く見入る2人の金沢市民。
窓は小さく眺望はありません。

宿泊客は無料で利用でき、24Hアクセス可能です。

ハイアットセントリック金沢 の喫煙所

全室禁煙ですが、3階フロントの金箔の壁の左奥に唯一の喫煙所があります。
その横にあるトイレがまぁおしゃれなので、ぜひご利用ください。

ハイアットセントリック金沢 まとめます

1年前に続いて、2度目の ハイアットセントリック金沢 は、やっぱりいいね!また泊まりに来ようね!と地元民をも次の宿泊を約束させる、満足度の高い素敵なホテルでした。
今回利用したシティービューツインのお部屋は、女2人で全く狭く感じることはなく、充分な広さがありました。
若いスタッフさんばかりですが、笑顔でのやさしい接客は爽やかでホスピタリティを感じさせてくれます。
館内にあふれる100点以上にも及ぶアートや伝統工芸品、上質な調度品やインテリアにも心躍らされます。
高いデザイン性で金沢のどこにもない洗練された空間、本当におすすめのホテルです。

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