金沢おいしい旅

【ハイアットセントリック金沢】 デラックスツイン宿泊記

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約20分

2020年8月『北陸初進出のハイアットブランド』と鳴り物入りでオープンした「ハイアットセントリック金沢」。
オープン当初は未熟なオペレーションゆえのマイナス評価も多く、しばらく静観していましたが、友人omiちゃんの「良かったよ」という声を聞き、北信越5県(新潟県、富山県、石川県、福井県、長野県)の居住者限定の『五感にごちそう金沢宿泊キャンペーン』で再び泊まりたいというomiちゃんとお得に泊まってきました。
デラックスツイン 38㎡ 夕・朝食付き 51,788円→31,788円 (二名分)
洗練されたデザインに彩られアートがあふれた、金沢には今までなかっためちゃくちゃ素敵なホテルでした。

2021年7月中旬の宿泊記です。

2022年7月の「ハイアットセントリック金沢 シティービュー宿泊記」はこちら

「ハイアットセントリック金沢」の基本情報

住所 〒920-0031
石川県金沢市広岡1-5-2
TEL076-256-1234
アクセス金沢駅西口(金沢港口)徒歩2分
駐車場ホテル地下にあり
24時間まで平日900円
週末1,000円
チェックイン15:00
チェックアウト12:00
客室数253室
開業2020年8月1日
HPhttps://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/japan/hyatt-centric-kanazawa/kmqct

「ハイアットセントリック金沢」へのアクセス

金沢駅西口(金沢港口)を出て右手、似たような建物が2つ並んでいるうちの左側が「ハイアットセントリック金沢」。駅前ロータリーに面しています。
右側はキッチン付きの滞在型ホテル「ハイアットハウス金沢」とマンション。
駅から徒歩2分、雨が降っていても1階の商業施設「クロスゲート金沢」の中を歩くとほぼ濡れずに行けるという好立地です。
小松空港からのリムジンバスも西口ロータリーに停まるので、飛行機で金沢入りする方も便利ですね。

ちなみに有名な「鼓門」があるのは金沢駅の東口(兼六園口)です。

加賀藩の「梅鉢紋」をモチーフにしたと思われるシャンデリアが印象的な車寄せ。

これが加賀藩主 前田家の家紋「梅鉢紋」
兼六園の敷地内にある「金澤神社」にて

とてもゆったりとした車寄せにドアマンなどはいません。
ハイアットの中でもセントリックはカジュアルブランドなんですね。
日本では銀座に次いで2軒目となります。
ホテルのHPによると、

街の魅力を体験するための、旅の拠点として2015年に誕生した新ブランド「ハイアット セントリック(Hyatt Centric)」という名前には「街の中心」「情報の中心」という2つの意味が込められており、好奇心に満ちた幅広い年齢層の行動的なトラベラーをターゲットとしています。

引用元:ハイアットセントリックホームページ

メインターゲットは2020年に25歳から40歳を迎えたミレニアル世代のようです。スタッフさんたちもその世代の元気な笑顔のフレンドリーな方たちでした。

車で行く場合は、ホテル専用ではありませんが地下駐車場があり、宿泊でなくても24H最大900円(月)~(金)と、駅前なのに良心的お値段です。

【2022年6月追記】土日祝の24H最大料金は1,000円に変更され、以前あった「出し入れ自由で1,000円」というサービスはなくなっていました。

写真左の「P」へ左折で入り地下へ。

地下駐車場にあるホテル入り口。
地下駐車場からのエントランスも手抜きはなく、アートがお出迎えです。
ここからエレベーターで3階のロビー階へ。

「ハイアットセントリック金沢」チェックイン

1階エントランスの鮮やかな青地に黄金の松のアートの右側に写る横長のものは

笛をかたどったホテルサイン。ただ、ふーん笛かぁ、と思っていましたが後日ホームページを見ると

鼓と、笛。
空間を越えて、奏でられる音。
鼓と笛のみで演奏することを「一調一管」と呼ぶ。 ⾦沢駅の鼓門の鼓の音に呼応して鳴る笛の音が、この街を訪れる人を歓待する。

引用元: ハイアットセントリック金沢HP

びっくりです。金沢駅東口の「鼓門」に呼応しての西口にあるこの笛。深~い。

ドアが開くと正面にドドーンと金属でできた松のアート。インパクトあり過ぎ。
金箔の街であることを表すとともに人々の暮らしを支えた鉄の道具を集め叩いてかたちづくられた松と、青の一筆書きは、街を巡って日本海へたどり着く犀川と浅野川や、そこからひかれて兼六園へ流れ込む用水をモチーフとしているそうです。

このホテルにあふれる100を超えるアートの数々についてはホテルのHPに詳しく解説されていて、館内のアートにはそれぞれに意味があり、しっかり予習してから行くんだったと深く後悔しました。

1階エレベーターホールはこじんまりですが、これまた存在感のあるタイル

2階イベントスペースにつながるエスカレーターはイベント開催時のみ稼働するのでしょう、停止中でした。壁には獅子頭。

地下駐車場と1階から3階ロビーフロアまでのエレベーターは2基。
3階エレベーターホールにはうさぎちゃんのオブジェ。

Hyatt Centric Kanazawa は街自体が美術館のような金沢で生きた文化を、そこにくらす人たちの息づかいを感じながら、縦横無尽に旅を楽しむための場所。歴史を現在進行形で生きる金沢の日常に、金沢の明日の文化を担うアーティストに出会い、このホテルのデザインは 生まれた。100を超えるアートはそのほとんどが金沢に住み、学んだ作家によるもの。連綿と続く伝統工芸とくらしの道具が 隣り合う 金沢の姿を、空間に表現した。伝統を重んじることと、時代に合わせて変化していくこと。その調和を実現しているこの街の静かなエネルギーを見つめ、新しい出会いを探し続けていきたい。

引用元: ハイアットセントリック金沢HP

「 伝統を重んじることと、時代に合わせて変化していくこと。その調和を実現しているこの街の静かなエネルギー 」これはpiyonも金沢に移り住んで以来、日々強く感じていることで金沢の一番の魅力だと思っています。

横一列のカウンターではない個性的なレセプション。
カウンター越しに正面に向かい合って、ではなく、カウンターの角で相対するチェックインというのも初めてです。
混みあう時間帯には右にあるウェイティングスぺ―スで座って順番を待ちます。
チェックアウトのゲストが集中する11:30頃が最も混んでいて、3Fの洗練された空間が一気にわちゃわちゃ雑然となっていました。

左奥の赤いボックス(木虫籠)の後ろにあるお手洗いもアートワークで飾られとてもおしゃれ。
右の壁面にもある木虫籠(きむすこ)とは
 
金沢の町家の特徴である格子の割付が細かい出格子を指す言葉で、インドのベンガル地方の赤色顔料を用いたことから「弁柄(紅殻)格子」とも呼ばれる。室内から室外は良く見えるが室外から室内は見えづらく、美しさだけではなく機能的にも優れている。

木虫籠は金沢を代表する観光地のひとつ「ひがし茶屋街」の建築にも多くみられます。

モミジの盆栽と巨大金箔アート。キンピカでない質感が好み。

レセプションの反対側はシッティングスペースに続いてオールデイダイニング「Five ー Grill & Lounge 」へと空間が奥に広がります。
天井が高くたっぷりとゆとりがある、というわけではないのでアートワークがあふれた洗練された空間ながら、どこかカジュアルな雰囲気もある、とにかくおしゃれ。

東京とかアジアのラグジュアリーホテルっぽくて、とにかく今まで金沢にはこんな空間なかったので嬉しくなります。

ワーケーションスペース?PC電源ありました。

スゴいゴージャスって感じではないけど、読む人はいないだろう本や小物ひとつひとつまでも上質です。

10階 1011号室 デラックスツイン

客室へのアプローチ



3階から客室フロアへは、下から3階へ上がってきたのとは別の場所にエレベーターが3基あります。
エレベーターの中の「降り注ぐ水玉模様は雨が多い金沢の、それを楽しむ気概を表した」というアートは、加賀友禅の色見本を元にしたもの。
ハイアットセントリックのエレベーターは、重厚感はなく明るい雰囲気です。

10階の1011号室へ

どこもかしこもアートワークで彩られています


シンプルな廊下のカーペットは好みではないけれど

ルームサインは九谷焼。伝統を楽しみ遊びごころをプラスして進化する金沢の伝統工芸。

九谷五彩がキュートなルームサインは部屋ごとに異なっているので部屋までの廊下を歩くのも楽しいです

1011号室は金沢駅西口ロータリーとは反対側の客室。
上の図の左側3室は「ハイアットハウス」ビューになってしまいます。
セントリック客室最上階の13階でも目の前にハイアットハウスが迫るはず。

メインルーム

ドアを開けるとシンプルな室内


右手前にはpiyon必須の全身鏡ありました。

でも歩を進めるとベッドヘッドのあざやか過ぎるブルーが目に飛び込んできて、部屋もやはり印象的なデザインだとわかります。

やはりカーペットだけは好みじゃないけどインテリアそれぞれが素敵です。

窓の外は、8階建ての「金沢駅西口時計駐車場」の向こうにマンテンホテルがあるので、9階以上の客室なら見晴らしは悪くはないですが、もちろん反対側の西口ロータリービューの方が断然いいと思います。
でも鉄道好きにはこの部屋が良い、ということがあとで判明しました。

たっぷりあるクッションもおしゃれ。
寝そべるのに快適なソファーベッドは、3名利用のときにベッドとして使用しますが、このソファーを広げたとしてもそれほど窮屈にはならない程度の余裕がありました。

窓のすぐ外に見えているのは「ハイアットハウス」と同じ建物にある分譲マンション「ザ・レジデンス」。
低層階がホテルの 「ハイアットハウス」 で高層階のベランダがあるのがマンションのよう。かなり近くてまる見えです。

チープなものが何1つないのは当然、開業まだ1年ですべてがキレイなのも当然。

ホテルHPによるとこの印象的な青いヘッドボードは、金沢の路傍に和紙を敷いて道の割れやマンホールの形をかたどったもので、金箔の四角いのはその上を遊ぶ子供の下駄の歯の跡。
旅は街の今の姿に過去を重ねる営み」であることからアスファルトの上にかつてあった景色を重ねたということ。
深い意味があるようですが、凡人にはわかるようなわからないような。
omiちゃんが以前泊まったという「シティビューツイン」のヘッドボードはでした。

赤いスツールと丸テーブルの重さは相当なもの。

お相撲さんでも座れそうな、かなり幅広で座り心地のよい椅子でした。

ウェットエリアにあるクローゼットはツーツーなので開放感があり、ベッド側からも服が掛けられたり意外にこのスタイルいいなと思いました。

でも左側の白い引き戸を引いてちゃんと隠すこともできて、出入り口側にも引き戸がありました。

この日はもう一つ広い46㎡のプレミアムはいっぱいで取れなかったのですが、ここデラックスツイン38㎡は女二人でちょうどいい広さでした。

部屋に入ってすぐの左側にある奥行きのないカウンターは、カードタイプのルームキーやアクセサリーや腕時計を置いて、出かけるときに靴を履きながら忘れものがないのでとても便利でした。


ベッドサイドのランプも、シェードの下の台?部分が唐草模様で凝ってます。

TVの上にある赤い置き物はウサギ

キュートでありながら存在感を放つ

金沢の郷土人形であり、子どもの誕生を祝ったり健康祈願、商売繁盛のお守りとして古くから金沢に伝わる「加賀八幡起上り」をモチーフとしたウサギだと思われます。
以前omiちゃんが泊まった部屋にあったのは白いウサギちゃんだったそうです。
金沢市尾張町にある「中島めんや」さん制作。

3階のエレベーターホールにもありましたがなぜ「ウサギ」なのか?
話は明治の時代にさかのぼりまして、金沢を代表する文豪泉鏡花はウサギグッズコレクターでもありました。

鏡花は酉年でした。
鏡花のお母さんは幼い頃になくなっていますが、生前、水晶でできたウサギをお守りとしてくれたそうです。自分の生まれ年から数えて7つ目の干支を「向かい干支」といい、「向かい干支」の品物を持つと縁起が良いとされています。酉年である鏡花の向かい干支はウサギ。そこでお母さんは水晶のウサギをくれたのでした。
鏡花は亡くなったお母さんを生涯強く慕い続け、その思いは彼が書く作品にも影響を与えています。たくさんのウサギを身の回りに置くことでお母さんをすぐそばに感じていたのかもしれませんね。

引用元: TBSラジオHP

この他にも石川のある村がウサギに救われたりだとか、歴史に点在するウサギの足跡をつなぐ、というわけでウサギに因んだアート、ということのようです。
3階エレベーターホールにもウサギちゃんいましたもんね。

1011号室は新幹線が見える部屋でした

建物の間に、芋虫ジェットコースターが降りてくるかのような北陸新幹線が見えました。
少し遠いものの、高低差のお陰で徐々に近付く迫力ある芋虫を見ることができます。
山の方向が富山方面、右手前が金沢駅です。

1011号室は、ばっちり見える数少ない部屋ではないでしょうか。
北陸新幹線好きのomiちゃんと共に「あー来た来た!」とおばちゃん2人でかなり楽しめました。
当然ながらお向かいの「金沢マンテンホテル駅前」にはさらによく見える部屋がたくさんあると思われますが。

青いヘッドが降りてくるのが見える金沢駅着の方が、金沢駅発の新幹線よりも見応えがありました。
本気の鉄道好きさんには「ハイアットセントリック金沢」と新幹線との距離に魅力は感じないでしょうけど。

ウェットエリアとクローゼット

ツーツークローゼットのお陰で部屋も広く感じられます。

ネイビーのナイトウェアも着心地良かったです。
バスローブもそうですがLサイズとMサイズが1着ずつ。
セキュリティBOXもここに。

ナイトウェアはセパレートタイプ

グレーのバスローブはフード付きでかわいい上に、肌触りが気持ちよく、もしかしてとタグを見てみるとやっぱり! 松江の「皆美館」で感動した「ガルニエ・ティエボー Garnier Thiebaut」!!
ハイアットセントリック金沢にショップはありませんが、気に入って「買いたい!」と言うomiちゃんがレセプションで聞いてみると在庫があり、チェックアウトのときに受け取り13,200円でした。

右の引き出しは空っぽで左はランドリーバッグやシューポリッシャーなど。さらにこの下には使い捨てのふわふわスリッパと体重計、そしてサイドにはバゲッジラックとデカいアイロン台がありました。

ベイシン(最近覚えた単語で使ってみたかった)の下にアイロン。
タオルはゴワゴワではないけど、かなりぶ厚い。

ベイシンの右手にコンセント2つありました。

能登ヒバから生まれたエッセンシャルウォーター2つ。嬉しいアメニティ。

シャンプー・コンディショナー・シャワージェルは「Bee Kind」。さらに1セットがバスルームにありました。

真実を教えてくれる、見るも恐ろしい照明付きの拡大鏡も完備。

歯ブラシやシャワーキャップ、シェーバー、シェービングジェルと共にスキンケアキットがあり、これもバスローブ同様 松江の「皆美館」 にあった(「皆美館」はボトルタイプ)のと同じ MARGARET JOSEFIN でした。

独立したバスルームは特別広くはないけどバスタブは大きかったです。

水資源保護のため国際認証『LEED』に準拠し、シャワーの水圧を低く設定しております」との説明書きがありましたが水圧は特に問題ありませんでした。

トイレは普通に使いやすいTOTO。

ミニバーにアルコールはありません

ネスプレッソありました。

ミネラルウォーターが入ったアルミ缶ボトルはタンブラーとして使え、アイスディスペンサーと一緒に各フロアに設置されているウォーターサーバーで好きなだけ補充できて、キンキンに冷えたお水がいただけてとても便利でした。

引き出し式の冷蔵庫の中身は空っぽです。

ベッド横の白い引き出しにルームサービスのメニュー、ハイアットホテルの案内冊子がありました。

コンセント

左側ベッドの横にある照明とカーテン(遮光カーテンとレースカーテン)開閉のコントローラーパネルにコンセントとUSBポートもありました。

かなり活躍してくれたBOSEのBluetoothスピーカー

左右それぞれのベッドにリーディングライト

ガラスのカウンターのそばに電源があって、赤いスツールに座ってのPC作業にちょうどよい高さでもあります。

コンセントとUSBポートとHDMIポート

右側ベッドの脇にも照明コントロールと電源、USBポートあります。

Five-Grill&Loungeでディナー

2食付きのプランでしたので、3階「Five ー Grill & Lounge 」 で夕食をいただきます。
いくつかのエリアに分かれているオールデイダイニングの一番奥はまた強烈なインパクトのあるアートが壁面を飾るモダン&シックな雰囲気。
思わず「東京みたい」とつぶやきます。金沢にこんな空間が誕生するとは!
こちらの壁際のソファー席でいただきました。
巨大アートに描かれているのはお野菜。

あまり期待はしていませんでしたが「五彩(Irodori)」という2食付きプランの選択の余地のないコース。

種類が充実していたノンアルコールカクテルは、『モクテル』とメニューに書いてあります。似せた、真似たという意味の「mock(モック)」と「cocktail(カクテル)」を組み合わせた造語で、需要が高まるノンアルコールカクテルの新しい呼び方だということを初めて知りました。

フランス産フォアグラのコンフィ
アプリコットのピューレ
鴨モモ肉とレンズ豆のゼリー寄せ

美味しいので驚きです。

トマトとスイカのガスパチョ 石川県産赤烏賊のタルタル
キュウリのゼリー トマトのエスプーマ キャビア

目にもさわやか、トマトとスイカとキュウリが嫌いな人でも食べれる美味しさ(ほめてます)。さすが赤烏賊、タルタルもうまい!

車鯛のソテー ムール貝のクリームフォーム サフラン風味 ポテトニョッキ

オーストラリア産フィレ肉のグリル 地中海野菜とひよこ豆のパニス タプナード
バーニャカウダとパセリピューレ 塩漬けケッパーのフライ

omiちゃんの ピーチメルバ 桃のコンポート バニラアイスクリーム ラズベリーソース

ヘーゼルナッツのオペラ アーモンドのラングドシャ 珠洲の塩ミルクジェラート

どれも丁寧に作られたお料理でお味も良く、期待していなかっただけにとても美味しくいただきました。ごちそうさまでした。

夜の「ハイアットセントリック金沢」を外から見てみます。
青に黄金の松のアートは夜見るとさらにインパクトあります。
でもこの場所を通るのは地下駐車場を利用する車のみで、一般車両は進入してこない道路になっていて、歩行者もガンガン通る場所ではないのが残念。
金沢に住んでいても見たことない人が多いのでは。

21:00前、コロナの影響も大いにあり人影はまばら。
この場所はホテル建設前までは駐車場のビルがあり、何の情緒もなく金沢駅東口に大きく差をつけられていましたが、西口広場もすっきりと整備されホテルが建ち美しく華やかに生まれ変わりました。

最近のホテルの夜の部屋って暗くないんですね。

朝食

朝8:00前に昨夜と同じ 「Five ー Grill & Lounge 」 に行くと混みあっていて少し待ちましたが、インテリアなど見ていて時間は気になりません。

部屋への新聞サービスはナシ

モダンと和が融合したスッキリした空間。この先にダイニングスペースがあります。

コロナ禍のホテル朝食はほぼセットメニューになってしまいましたが、こちらの朝食は、感染対策をしっかりした上でのビュッフェ♡ やっぱりホテルの朝食はビュッフェが嬉しい♡
並んでいるお料理をさ~っと見て回ると種類が豊富とは言えずちょっとがっかり。
味噌汁はあったけどスープがない!

しかし
アラカルトのオーダーメニューもありましてこちらがとても魅力的なラインナップでした。
ライブキッチンで作った出来立てのお料理をいただけます。

これもそのひとつ、「EGG BENEDICT SELECTION」の2つあるメニューのうちの、定番エッグベネディクトともう一方の「和風ベネディクト」
ライスガレット 金平ごぼう 葱 味噌のオランデーズソース かつお節
この「なんじゃそりゃ」に惹かれてオーダー。
見た目お好み焼き、味もお好み焼きっぽい。それ以上でもそれ以下でもない感想。

焼き菓子はマドレーヌの他、マフィンは種類が多く、ラズベリーのマフィンはとても美味しかった♡



選べるオーダーメニューは
[TWO EGGS SERVED ANY STYLE]
・目玉焼き 
・ゆで卵 
・オムレツまたはスクランブルエッグ ☆選べる具材には、ローカルセレクションとして
<能登スギヨ食品が発明したカニカマ>というのもあり思わず笑みが。

[EGG BENEDICT SELSCTION]
・エッグベネディクト
・和風ベネディクト

[ORIENTAL SELECTION]
中華粥(プレーンまたは鶏肉入り)

[MEAT SELECTION]
能登ポークロース肉コンフィのグリル

[SWEETS SELECTION]
・あずきパンケーキ
・クロワッサンワッフルティラミス
・フレンチトースト

魅惑的な クロワッサンワッフルティラミス いただきたかったけど内臓が許さず涙をのみます。
いったいどんなんだったのか。
このアラカルトメニューを食べたくてまた泊まりに来たい!と思わせます。

デザートに選んだ能登大納言小豆を使用したあずきパンケーキはもちろん美味しかったです♡
実はこのアラカルトメニューに「出来立ての一皿をお選びいただけます」と書いてあり、omiちゃんは前回、当然ひとつしか選べないと思ったそうです。
そしてまわりのゲストさんたちもみなさん一品しか頼んでない様子。
でも種類がお肉に卵料理にお粥にスイーツに、と多岐にわたっているので、「マンダリンオリエンタル台北」でもそうだったし絶対ひとつだけってはずない!と思い聞いてみると「お好きなだけどうぞ」とのことでした♪
若いスタッフさんはどなたも感じがよくテキパキと対応してくださいました。
ごちそうさまでした。

piyonたちの席から見上げたハイアットハウスはこんなに近いです。

「ハイアットセントリック金沢」に喫煙所はあるの?あります

客室は全室禁煙ですが、3階ロビーフロアに喫煙所がありました。

「 Five ー Grill & Lounge」 でピーチパフェ

チェックインの前、omiちゃんを待つ間3階「Five ー Grill & Lounge 」でカフェタイムをひとり愉しむことにしました。
ひとりなのにソファや椅子がたっぷりとあるスペースにご案内いただきました。クッションもいっぱい。


「ハイアットセントリック金沢」の3階ロビーフロアのレセプションから、仕切りのないオープンスペースでつながる「Five ー Grill & Lounge」 は適度にスタイリッシュでモダン、それが和の工芸品と絶妙な調和を生んでいます。

このあたりまでが軽食やスイーツがいただけるカフェエリア。ここより奥にライブキッチンがあり、さらに奥のダイニングスペースへと続きます。


窓の外の西口広場がなぜか箱庭のように整然とかわいく見え、いい眺めですが、素敵な雰囲気に酔い過ぎて「奥のダイニングスペースもどうぞ写真撮ってください」とせっかく言っていただいたのに、箱庭もダイニングも撮り忘れました。

Peach Parfait Set」をいただきます。
ピーチパフェと共にドリンクを好きなだけ 、で2,750円。
ドリンクは
Coffee |Cappuccino | Espresso | Cafe Latte | Assam Breakfast | Darjeeling |
Earl Grey | Chamomile | Peppermint
の中から、何種類でもおかわりできます。


ここから見てもドデカい存在感のあるレセプション手前の黒い漆のオブジェ。
ファンネル(船の煙突)のようにも見えるけど何をイメージしているのか気になります。

「ハイアットセントリック金沢」まとめます

この他に最上階14階にバー、2階にジム(ここも壁面がアート)がありますが、プールはありません。
今回、金沢キャンペーンでお得に泊まりましたが、割引がなくてもきっと大満足なホテルだろうと思いました。
とにかくこんな東京かアジアの大都市のホテルを思わせるおしゃれラグジュアリーホテルは金沢にはありませんでしたから。
若い明るくて元気なスタッフさんたちは親切。
お食事も思ったよりおいしかったし、お部屋も素敵&快適。
金沢の伝統工芸とモダンなインテリアとアートの融合とでもいうのでしょうか、見どころもたくさんです。
感染対策で大変な中、ありがとうございました。

コロナ禍のホテルや旅館の客室に100%存在した空気清浄機がなかったのは、完璧な換気システムにより快適な環境が構築されているから、とかの理由なのかな

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