優雅で格調高く、どこを切り取っても、どこにいても、ラグジュアリーな気分に浸れる ザ・リッツ・カールトン大阪。
惜しみなくコストをかけたとわかる館内は、英国デザインの貴族の邸宅に迷い込んだような非日常の空間を存分に味わえます。
いったいいくつあるのか!と館内のあちこちを彩る美しいツリーを見るだけでも楽しい12月の ザ・リッツ・カールトン大阪 は、クリスマスデコレーションであふれ、このホテルが1年で1番華やぐ季節に来て良かったと思わせてくれました。
2023年12月の ザ・リッツ・カールトン大阪 スーペリア クラブ2シングル宿泊記 です。
ザ・リッツ・カールトン大阪の基本情報
住所 | 〒530-0001 大阪市北区梅田2丁目5-25 |
TEL | 06-6343-7000 |
アクセス | 関西空港:リムジンバスで60分 伊丹空港:リムジンバスで30分 大阪駅:徒歩15分 新大阪駅:タクシー15分 |
駐車場 | 宿泊者:1泊1台¥2,100 予約不要 |
チェックイン | 15:00 |
チェックアウト | 11:00 |
客室数 | 291室 |
開業 | 1997年5月23日 |
改装 | 2017年5月に全客室とクラブラウンジを改装 |
HP | https://www.ritzcarlton.com/jp/hotels/japan/osaka |
ザ・リッツ・カールトン大阪の客室カテゴリー
スーペリア 1キング | 43㎡ |
スーペリア 2シングル | 43㎡ |
デラックス 1キング シティビュー コーナー | 52㎡ |
デラックス 2クイーン シティビュー コーナー | 52㎡ |
スーペリア 1キング シティビュー 高層階 | 43㎡ |
スーペリア 2シングル シティビュー 高層階 | 43㎡ |
デラックス 1キング シティビュー コーナー 高層階 | 51㎡ |
デラックス 2クイーン シティビュー コーナー 高層階 | 51㎡ |
ジュニアスイート 1キング シティビュー コーナー | 64㎡ |
ジュニアスイート 1キング シティビュー コーナー 高層階 | 64㎡ |
ジュニアスイート 2クイーン シティビュー コーナー 高層階 | 64㎡ |
スーペリア クラブ 1キング | 43㎡ |
スーペリア クラブ 2シングル 今回泊まった客室 | 43㎡ |
デラックス クラブ 1キング シティビュー | 52㎡ |
デラックス クラブ 2クイーン シティビュー | 52㎡ |
ジュニアスイート クラブ 1キング シティビュー | 64㎡ |
エグゼクティブスイート 1キング | 76㎡ |
エグゼクティブスイート 2シングル | 76㎡ |
エグゼクティブスイート クラブ 1キング | 76㎡ |
エグゼクティブスイート クラブ 2シングル | 76㎡ |
ジャパニーズスイート 5シングル フトン | 77㎡ |
ザ・リッツ・カールトンスイート クラブ 1キング 高層階 | 233㎡ |
客室は24階~37階
JR大阪駅からのアクセス
タクシーだと近過ぎて、大阪のおっちゃんドライバーさんに怒られそうだし(昔は怖い人も多かった)申し訳ないし、キャリーを引いて人混みをかきわけて歩くにはちょっと距離がある、JR大阪駅からザ・リッツ・カールトン大阪への、プレシニアpiyonが一番らくちんだと思うルートをご紹介します。
雨の心配も、スーツケースを持ちあげる苦労もありませんよ。
①JR大阪駅のホーム 中央付近の上りのエスカレーターで3階部分へ上がる
②改札(連絡橋口)を出て左へ進む
③大丸梅田店の入り口(3階でも4階でもOK)から入って右奥方向へ進む
④3階ならGUCCI、4階ならハンドバッグ売り場、の奥にあるエレベーターで地下1階へ
⑤エレベーターを降りて右手にある出入り口を出て右へ進む
⑥左角に阪神百貨店がある4差路を右へ進む
ここからはハービスOSAKA方向に、とにかくひたすら直進します。
この地下通路をまだまだ進みます。
ようやく『6-31出口』の表示が出たところで左へ。
ザ・リッツ・カールトン大阪の案内通りに右へ進みます。
ようやく着きました お疲れさまでした、というぐらいここまでまぁまぁの距離があり、JR改札から15分はかかると思います。
リッツカールトン大阪の駐車場(地下)料金は、¥2,100です。
安い‼‼‼
ラウンジでのチェックインと今回のプラチナエリート特典
執事スタイルのアンソニー・ホプキンスが現れそうなレセプションに着くと、すぐにスタッフさんが駆け寄ってくださり名前を確認されます。
クラブラウンジでチェックイン手続きをどうぞ、とエレベーターまで案内があり、クラブラウンジがある34階のボタンを押してくださいます(カードキーがないと押せません)。
コンシェルジュデスクにお着物の女性がいらっしゃるクラブラウンジに着くと、「piyonさま」と連携もバッチリ。
中之島の高層ビルを眺めながら、ウェルカムドリンクのクランベリージュースなどいただいて、チェックイン。
注意したいのが、
ザ・リッツ・カールトン ブランドは、マリオットボンヴォイのプラチナエリート会員でも、クラブラウンジアクセスは付かない
ということ。
piyonは、 マリオットボンヴォイ公式サイト にてレギュラールームのスーペリア2シングルをポイントで予約した上で、ホテルへクラブレベル客室への変更を依頼して有償アップグレードしてもらいました。
この日は追加料金 約¥30,000。
クリスマスも近かったこの日は、平日ながら混み合っているとのことでレイトチェックアウトは15:00まででした。
今回のプラチナエリート特典は以下の通りです。
- レイトチェックアウトは15:00まで
- ウェルカムギフトのマリオットボンヴォイポイント +1,000ポイント
- ボーナスポイント +50%
- レストラン・グルメショップ・ミニバーなどで利用できる2,000円分のホテルクレジット
(リッツカールトンのライオンのぬいぐるみなどが買えるギフトショップでは使えません)
ザ・リッツ・カールトン大阪の客室
スーペリア2シングル 3408号室
クラブフロア34階の 3408号室。
上の写真 左の、数字が入っていないスペースがクラブラウンジで、ご覧の通りのラックラクな近さで何度も訪れる結果に。
格式の高さを感じさせる鏡とスタンドが迎えてくれます。
気品あふれる大理石のウェットエリアに、シックなグレーのふかふかカーペット、オフホワイトの建具。
すべてモノクロ写真の壁のアートや、抑えた色調のファブリックが、重厚すぎずシックないい雰囲気です。
アーム型の読書灯が付いたヘッドボードは、さすがのオフホワイトの革貼り。
スーツ上下を掛けられるスーツラックもあります。
インルームダイニングにも十分応える大きめデスク。
カーテンはナイトテーブルのボタンで自動開閉。
素敵なオットマン付きアームチェアとカーテン、コーヒーテーブル。
ウェルカムスイーツは関西人ならお馴染み『湖月の千寿せんべい』。
美しいウェットエリアとバスアメニティ
大理石張りの美しいバスルームはダブルシンクです。
シャワールームとバスタブが離れているのだけが残念。
ここは昔のままなんでしょうね。
バスタブから見えるように右側の鏡にTVが埋め込まれています。
控えめゴージャスな照明はトイレまで。
- グラスと同じコバルトブルーの花器にはお生花
- Diptyque(ディプティック)の固形石鹼とハンド&ボディミルク
- マウスウォッシュ
- ブルターニュ産バスソルトはカモミール・ラベンダー・ローズ
鏡があるのは素晴らしいけど固定式シャワーが残念なシャワールームの、ボディソープ・シャンプー・コンディショナーもディプティック。
バスタブのシャワーカーテンがなんと!2重です。
物干しワイヤーロープあり。
ドライヤーは、レプロナイザーREPRONIZER 27D Plus。
さすがリッツ。
- 歯みがきセット
- 綿棒
- かみそり
- シェービングフォーム
- コットン
- シャワーキャップ
- ヘアブラシ
- エメリーボード
スキンケアセットはリクエストでいただけます。
クローゼットとナイトウェアとセーフティボックス
くすみのないオフホワイトのクローゼットの扉を開けると全身鏡。
- 充分な数のハンガー
- バスローブ
- ナイトウェア
- セーフティボックス
- 洋服ブラシ
- バゲッジラック
- ふかふかスリッパ
- 靴べら
- 靴クリーナーセット
- ソーイングキット
- 無料の靴磨きサービス用BOX
セパレートタイプのパジャマはもちろん柔らかく肌触りのいい上質なもので、セーフティボックスは特大サイズ。
他に加湿機能付き空気清浄機、バゲッジラックもあります。
ミニバー
ミニバーもすっきりと品良く、間接照明もおしゃれ。
グラスはあるけどワイングラスは無し。
デロンギの電気ケトルと3種のネスプレッソカプセル
- イスピラチオーネ・フィレンツェ・アルペジオ
- トウキョウ・ヴィヴァルト・ルンゴ
- イスピラチオーネ・リストレット・イタリアーノ・デカフェ
無料アイテムは、ミネラルウォーター、ネスプレッソカプセル、紅茶・緑茶のティーバッグ。
購入したスイーツも冷やせる余裕のある冷蔵庫。
コンセント
- コンセント
- USBポート
- アラームクロック
- Bluetooth スピーカー 『BOSE HOME SPEAKER 450』
- コントロールパネルにカーテン開閉ボタン
デスクにも
- コンセント
- USBポート
- LANポート
- HDMI
客室からの眺め
ブリーゼタワーが目の前にドーンですが、飛行機が見えたので良しとします。
うめきた2期エリアの進捗状況を上から見られるかと楽しみにしていたので、この東側ビューは一見、魅力を感じるものではなかったけれど
北浜方向に目をやると、土佐堀川の向こうに大阪城発見で喜ぶ眺望好きpiyon。
上の写真 真ん中あたりのビルの谷間に大阪城が見えます。
眼下には北新地の灯りも。
ターンダウンサービス
全客室対象のターンダウンサービス
- チョコレート
- ピローミスト
- ベッドサイドの床にマット
- アイスペールに氷の補充
17:30~21:30にサービスが入るターンダウンは、1階のギフトショップで購入できるチョコレートが美味しいのでお断りしません。
ラグジュアリーホテルには、各フロアに製氷機、なんてのは存在しないんですね。
クラブラウンジは1日5回のプレゼンテーション
クラブラウンジのタイムテーブル
34階クラブラウンジです。
あらゆる場所で、調度品の一つ一つを見るのも楽しい ザ・リッツ・カールトン大阪。
朝食 | 7:00~10:00 |
軽食 | 11:00~13:30 |
アフタヌーンティー | 14:30~16:30 |
夕食前のオードブル | 17:30~19:30 |
レストランスペシャリティ | 17:30~18:30 |
スイーツ&コーディアル | 20:00~22:00 |
- チェックアウト後 30分間ラウンジ利用可能
- 12歳以下の子どもは19:30まで利用可能
クラブフロア宿泊者限定のサービスとして
- 無料プレスサービス(1日5アイテムまで)
- ウェイクアップコールとともにコーヒーか紅茶のサービス
14:30~16:30 アフタヌーンティー
グレーとベージュを基調として、チェアとクッションのサーモンオレンジをアクセントに、円型の照明もおしゃれなクラブラウンジは、特別な雰囲気でめちゃくちゃ優雅な気分に浸れます。
席に着くとすぐに3段スタンドが登場。
コーヒーや紅茶も持ってきてくださいます。
3段スタンド以外にもセイボリーなど楽しめます。
アルコールや、チョコレート、キャンディはどの時間帯でもありました。
コーヒーや紅茶は、お部屋にテイクアウトも可能。
17:30~19:30 夕食前のオードブル
プレシニア女たちには、夕食前のというより充分夕食になるボリュームでした。
ん?しいたけ?と見た目でも感じる小さい小さい塊は硬くて、歯ごたえも旨味もなく、これ無い方がいいんとちゃう?と思わざるを得ない「鮑」。
ザ・リッツ・カールトン大阪 のお料理は好評なようですが、以前利用した中華やイタリアンそしてこのラウンジ、と「美味しい♡」と感激したことはありません。
「ふつうに美味しい」です。
piyonの舌がおかしいのでしょうか。
スイーツもあり、バーカウンターではカクテルを作って持って来ていただけます。
7:00~10:00 朝食
大理石張りの床に、港町の街灯を思わせるレトロな照明、とビュッフェ台エリアも素敵。
広くはないスペースですが、コールドミール、ホットミール、ご飯、味噌汁、パン、スイーツなどメニューはひととおり揃っています。
オムレツやスクランブルエッグ、温泉玉子などのリクエストに応えてくれるエッグステーションもあります。
パンの種類もまぁまぁあります。
満足できる内容です。
とにかく雰囲気がいいので、ロビー階「スプレンディード」でいただく朝食ビュッフェよりもpiyonはラウンジの方が断然好きです。
グラスのピンクは、ビーツのスムージー。
紅茶はティーポットウォーマーで提供され、さらに優雅な気分に。
11:00~13:30 軽食どころではない軽食タイム
11:00~13:30は 軽食。
朝食の消化も追いつかない状態で、またまた「これのどこが軽食?(良い意味で)」な内容でビックリです。
サラダに温野菜にパンにサンドイッチに、もちろんスイーツも。
プレシニアたちには、充分なランチでした。
前回も驚きましたが、ザ・リッツ・カールトン大阪のフードプレゼンテーションは本当に凄い!
お味をもう少し追及していただければ……
まとめます
クリスマスデコレーションが華やかな優雅な空間で味わう、笑顔・身のこなし・気遣いなどスタッフさんの洗練されたホスピタリティは、間違いなくここでしか体験出来ない特別なもの。
大阪でラグジュアリーを味わえるホテルは、やはり ザ・リッツ・カールトン大阪 !と感じる滞在でした。