
大阪のホテル価格が高騰する今、大阪と神戸の間に位置する駅から徒歩圏のホテルは割安感があって、ホテル選びの有力候補になります。
阪神大阪梅田駅で特急に乗ったら7分で着いちゃう阪神尼崎駅から徒歩10分弱の 都ホテル尼崎は、甲子園にも神戸にも関空にも難波にも奈良にもアクセスが良く、喫煙可能な客室がいまだに存在する、スモーカーさんには貴重なホテルでもあります。
2025年4月の 都ホテル尼崎 宿泊記です。
都ホテル尼崎の基本情報

住所 | 〒660-0881 兵庫県尼崎市昭和通2-7-1 |
TEL | 06-6488-7777 |
アクセス | 阪神尼崎駅から徒歩8分 |
駐車場 | 屋内駐車場 118台 H2.1m ¥500/1泊 チェックイン チェックアウト後は¥300/30分 |
チェックイン | 14:00 |
チェックアウト | 11:00 |
客室数 | 185室 |
開業 | 1993年9月 |
公式サイト | https://www.miyakohotels.ne.jp/amagasaki/ |
都ホテル尼崎の客室カテゴリー

客室タイプ ベッド幅 | フロア | 広さ | 定員 |
和室 | 20階 | 45.5㎡(8帖+4.5帖) | 2~4名 |
スーペリアダブル 180㎝ | 15~16階 | 19.2㎡ | 2名 |
ダブル 160㎝ 泊まった客室 | 17~19階 | 19.2㎡ | 2名 |
シングルB 160㎝ | 16~19階 | 19.2㎡ | 1名 |
シングルA 138㎝ | 13~15階 | 19.2㎡ | 1名 |
カジュアルツイン 110㎝×2 泊まった客室 | 11・12・15・16階 | 19.2㎡ | 2名 |
スタンダードツイン 110㎝×2 | 11~19階 | 26㎡ | 2名 |
スーペリアツイン 122㎝×2 | 11~18階 | 34㎡ | 2名 |
デラックスダブル 180㎝×1 東向き(梅田エリア) | 12~18階 | 34㎡ | 2名 |
デラックスツイン 122㎝×2 南向き(大阪ベイエリア) | 11~19階 | 38㎡ | 2名 |
ジュニアスイート 122㎝×2 | 19階 | 64.4㎡ | 2名 |
ロイヤルスイート 138㎝×2 | 19階 | 91.4 | 2名 |
都ホテル尼崎へのアクセス
阪神尼崎駅からのアクセス

阪神梅田駅から特急で7分、関空へのリムジンバスの乗り場もある阪神尼崎駅は阪神電車のすべての種類の電車が停まるとても便利な駅です。
さらに近鉄奈良駅まで乗り換えなしで行ける!
piyonが関西を離れている間に、めっちゃ便利になっていた阪神尼崎駅‼
阪神尼崎駅西改札を出て右(北)へ進み外へ出たところが上の写真です。
右手に見えるエスカレーターで立体遊歩道へ上ります。

エスカレーターで上に出たら、奥にてっぺんだけが見えている 都ホテル尼崎 に向かって、花壇の先へ進みます。
駅からホテルまでは立体遊歩道がずっと続いていて、キャリーケースを持ち上げる場面はないので楽に歩けます。

右手に尼崎城、左手奥に都ホテル尼崎を見ながら直進。
突き当りを左へ。

あましんアルカイックホールを正面に見ながら直進。

突き当りの階段かエレベーターで地上へ下りたところの小さな信号を渡ります。

芝生の間の道を斜めに進んだところの入り口からホテルへ入ります。

改札からここまで歩きやすい遊歩道を歩いて「そんなに近いってほどではないんやね」と思いながらロビーフロアに到着です。
こんなロビーの広~い空間も今は昔やなぁと懐かしさを覚えるプレシニアpiyon。

エレベーターは3基。
都ホテル尼崎の駐車場入り口

ホテルが面している国道2号線から、尼崎南警察署前交差点を山側(北)へ入ったところが上の写真。
国道2号線を隔ててホテルの目の前が尼崎南警察署です。
地下駐車場へ下ります。
ホテル地下駐車場の料金

都ホテル尼崎 の駐車場は、到着日のチェックインタイムからチェックアウトタイムまで ¥500/1台 入出庫もOK。
出庫の都度、フロントで駐車券処理をしてもらいます。
チェックイン前とチェックアウト後は、追加料金¥300/30分。
地下駐車場へのアプローチで狭い箇所はありません。
広くて停めやすい駐車場です。
都ホテル尼崎 19階ダブルルーム

このホテルを選択したのは、三平と一緒のため喫煙ルームがあるホテルを探していたのと、1泊500円と良心的なお値段の屋内駐車場があったから。
「ダブルルーム(喫煙可)」と、ダブルルームより安い「お部屋タイプはフロントにおまかせ(禁煙・喫煙指定なし)」の2部屋を予約したところ、ダブルルームが19階、おまかせが11階のツインルーム(喫煙可能)、という結果になりました。
19階ダブルルームのベッドエリア

19階 山側のダブルルーム(19.2㎡)。

客室のカギは、カードキーではありません。
シリンダーキーをドアの近くのキーボックスに置くと、客室の電気がつく珍しいタイプ。

今回は2部屋とも喫煙ルームになってしまったので、眺望好きpiyonが19階に泊まります。
老化の一途をたどる鈍感piyonの嗅覚では、ちょっとだけタバコの匂いがするかなぁ、という程度でした。
窓際に空気清浄機とズボンプレッサー。
ベッドにワンピースタイプのナイトウェア。

1人なら十分くつろげる広さでした。
ウェットエリアとバスアメニティ

3点同居タイプの狭いウェットエリア。
- フェイス&ハンドソープ
- ハンドタオル・フェイスタオル・バスタオルが2枚ずつ

物干しロープあり。
嗅覚下降線の鈍感piyonでもちょっと匂うシャワーカーテン。

POLAのボディソープ・シャンプー・コンディショナー。

- 歯みがきセット
- 綿棒
- コットン
- シャワーキャップ
- ヘアブラシ
- ヘアゴム
- カミソリ&シェービングジェル
- ボディウォッシュタオル

ドライヤーはリファ。
クローゼットとナイトウェア

まぁまぁのスペースが確保されたクローゼット
- ハンガー4本
- 洋服ブラシ
- 衣類消臭剤
- バゲッジラック
- 使い捨てスリッパ
- 靴べら
- 不織布のシューポリッシャー

着心地悪くはなかったワンピースタイプ&フリーサイズのナイトウェア。
コンセント

ベッドサイドにコンセント2口はありますが、19階ダブルルームにUSBポートはありませんでした。
昔ながらのナイトパネルはラジオも聞けます。
客室ごとのエアコンは無く、風量は3段階、温度調節はツマミをまわす古いタイプ。
今回は暑くもなく寒くもない季節だったので問題ありませんでしたが。
何より困ったのは古いホテルにありがちな、ただでさえ客室全体が暗い上にベッドサイドのライトがつかなかったこと!
スタッフさんがちょちょっと電球を回すとすぐについて、あまりの簡単さに恐縮して「ありがとうございました~」と頭を下げてお引き取りいただいた途端にまた消えている。
回すと点灯→10秒で消える の繰り返しでもうめんどくさいので諦めて、チェックアウトの際報告をしておきました。
老眼プレシニアには非常に辛い辛い暗いお部屋で夜を過ごし、古いホテルに泊まる際はお湯が出るかとか照明がちゃんとつくか、などをお部屋に入ったらまず要チェック!との教訓を得ました。

デスクにはLANポートとLANケーブル。
ミニバー

- ミネラルウォーター×2
- スティックタイプのお煎茶とほうじ茶2×2
- スティックコーヒーセット×2

経年劣化が凄まじかったキャビネットですが、新しい冷蔵庫はちゃんと冷えました。
客室からの眺め

豊中・伊丹・西宮方面を望む北側の眺めです。
あいにくの曇り空ではありましたが着陸態勢に入った飛行機を追ってみると、19階からは伊丹空港の滑走路まで肉眼で見えました。
11階カジュアルツインと19階ダブルルームの違う点

「禁煙・喫煙の指定が出来ないおまかせ」で予約をしたお安い客室は、喫煙可能な11階カジュアルツインになりました。
ダブルルームとの違いは、ベッドの数だけかと思ったら

ナイトパネルにUSBポートと、インバウンドさんに優しいユニバーサルコンセント付き!

19階のダブルルームはベッドサイドのランプが故障していたのに、11階カジュアルツインルームは最新の角度調節もできるLEDライトだった‼‼
上層階からリニューアルされていくのかと思ってけどそうでもないんですね。
団体のインバウンドさんを意識したフロアなのかな。
ナイトパネル以外に、19階ダブルルームとの違いはわかりませんでした。
都ホテル尼崎の朝食ビュッフェ

1階 アゼリアでの朝食ビュッフェは、7:00~10:00。
7:00ちょうどに行くと、お忙しいビジネスマンたちがすでにビュッフェ台に鈴なり状態でした。
一般的なビュッフェメニューに加えて、「尼崎ちゃんぽん」なるものや明石焼き、すじこん、など他ではあまり見かけないお料理もあってちょっと嬉しくなります。

サラダ野菜8種とフルーツ5種。
- おろししょうゆドレッシング
- サウザンドドレッシング
- シーザードレッシング
- バルサミコ酢
- 白ワインビネガー
- オリーブオイル
- ヒマラヤ岩塩
- 黒コショウ

- サバの塩焼き
- 樺太ししゃも
- ポテトフライ
- ベーコン
- オムレツ
- ソーセージ
- だし巻き卵
- いんげんの胡麻和え
- 納豆

- 白身魚のエスカベッシュ
- 切り干し大根煮
- ひじき煮
- 播州百日どりのハム仕立て

- 手作り豆腐、尼崎 立花商店街の青果店から生まれた「ひろたのポン酢」、淡路の藻塩
- 蒸し野菜

- ベジタブルカレー
- 野菜の大豆ミートソース焼き
- プラントベースナゲット

エッグステーションはオムレツではなくて目玉焼き。
アツアツ出来立ての明石焼きはお出汁も美味しく、玉子が効いたふわふわ生地で好みのお味でした。

汁物は、丹波黒大豆味噌のお味噌汁とコーンスープ。

牛すじとこんにゃくを甘辛く煮た「すじこん」は神戸市長田区の名物料理だそう。

- 兵庫県三田産コシヒカリ「三田米」
- 黒豆焙じ茶の茶粥

「尼崎あんかけチャンポン」は想像以上でも以下でもないお味。

- ブルーベリースムージー
- コーンフレーク
- フルーツグラノラ
- オールブラン

- 淡路島産玉ねぎ入り食パン
- クランベリーツイスト
- クロワッサン
- メープルビーガン
- チョコデニッシュ
- マンゴーデニッシュ

手をかざすと、たいした時間を要することもなくポンっと出てくる自動パンケーキマシン‼
美味しい生地がちゃんと香ばしく焼き上がってました♡

- ぶどうのムース
- オレンジ風味のガトーショコラ
- シフォンケーキ
- ヨーグルト

- アップル・マスカット・グレープ・パインのミニアイスキャンデー
- ミルクアイスキャンデー
- シューアイス(バニラ・抹茶・チョコ)

- りんご酢ゆずはちみつ
- ローズヒップ&カシス
- 2種類のコーヒーマシン
- ソフトドリンクマシン
- 紅茶・和紅茶・黒豆ほうじ茶のティーバッグ

全体的にふつうに美味しいという感じ。
関西のホテル朝食ではよくあるたこ焼きは、どこも「わざわざ食べんでもええかな」というお味だけど、都ホテル尼崎の明石焼きは焼き立てをとても美味しくいただけました。

自動パンケーキマシーンで焼かれたパンケーキは、中はふわっと外はカリッと香ばしく、ガトーショコラもホテルメイドのちゃんと美味しいお味でした。
ごちそうさまでした。
ホテル内の施設
レストラン

22F 鉄板焼「貴布祢(きふね)」
22F スカイバー「トップ・オブ・ザ・クリスタル」
21F 日本料理「つのくに」
1F レストラン「アゼリア」
1F ザ・ラウンジ&ケーキショップ
B1F 中国料理「四川」
ホテル周辺には飲食店がほとんどないので「四川」を利用しましたが、美味しいものもあれば「う~ん」というお味のものもある、という感じでした😢
自販機・コインランドリー

自販機▶14・18階
製氷機▶13・15・16・17・19階
コインランドリー▶11・12階
コンビニがホテル東隣りにあります。
フィットネスクラブ
トレーニングジム・プール・スタジオ・お風呂・サウナを備えたフィットネスクラブが館内にあり、宿泊者は¥1500/1回で利用できます
喫煙所
喫煙可能な客室もありますが、1階ロビーフロアに喫煙所があります。
都ホテル尼崎 まとめます

お値段安いのでもっと古ぼけたお部屋かと覚悟して訪れましたが、許容範囲内でした。
いまどきの新しいホテルにはない、ホテル全体が広々とした空間なのも新鮮。
阪神尼崎駅までキャリーケースを持ち上げることなく8分ほど歩きますが、甲子園遠征にも大阪梅田や難波、関空、奈良にもダイレクトアクセスが出来て、大阪のホテル価格が高騰している昨今「寝るだけだからそんなに出したくない」というときには十分使える 都ホテル尼崎 でした。
同じくアクセス良好でリーズナブルな ホテルヒューイット甲子園 の宿泊記は
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