
お盆休みの土曜日、どこのホテルも満室か恐ろしい値段設定になっているところばかりの中、救世主の如く通常価格のままで1室だけ空いていたホテル伊丹。
伊丹空港を離陸する飛行機がばっちり見えた個性的なダブルルームに驚きまくりだった ホテル伊丹 ダブルルーム 2025年8月の宿泊記です。
ホテル伊丹の基本情報

住所 | 〒664-0847 兵庫県伊丹市藤ノ木2-3-32 |
TEL | 072-784-2600 |
アクセス | ■JR伊丹駅から徒歩約7分 ■伊丹空港から車で約10分 |
駐車場 | 無料 チェックインからチェックアウトまで |
チェックイン | 15:30 |
チェックアウト | 10:00 |
客室数 | 47室 |
開業 | 相当古い |
公式サイト | https://www.hotel-itami.net/ |
ホテル伊丹の客室カテゴリー

広さ | ベッド幅 | |
シングルルームA | 14㎡ | 140㎝ |
シングルルームB | 18㎡ | 160㎝ |
ツインルーム | 22㎡ | 120㎝ |
ダブルルーム | 32㎡ | 160㎝ |
ホテル伊丹へのアクセス

ホテル伊丹は、伊丹空港から車で約10分、猪名川にかかる桑津橋を渡り切ったところの「桑津橋西詰」交差点北西角に位置しています。
JR伊丹駅からは徒歩約7分で、猛暑の炎天下でなければpiyonでもキャリーひきながら歩く距離です。
伊丹空港からのタクシーは2,000円ほどでした。

ホテル目の前に見えている「イオンモール伊丹」は、ぐるっと大周りをした場所(JR伊丹駅側)に入り口があるので、歩いて7、8分かかります。
素泊まりのみのホテル伊丹の周りにはコンビニありません。

無料の駐車場はホテル前と

地下にもあり、ゲートなど無いので出し入れも自由です。
ダブルの客室
メインエリア

「ダブルのシングルユース 定員1名」という502号室。
5階はすべてダブルルームのようです。

深夜にチェックイン、客室のドアを開けて
おお~っ!
っと深夜でも声が出ました。
ギョギョっとインパクトのあるダブルルームです。
元ラブホテルという予備知識はありましたが、まさか天蓋付きベッドがそのままとは。
ひとり深夜のチェックイン、暗めのお部屋は古さもあってお化け屋敷感も有り(と感じるのはpiyonだけかもしれませんが)。
しっかり清掃をしてももはやどうにもならない経年劣化を感じる客室です。
この日はお盆休み終盤の土曜日で、新大阪から尼崎あたりで探したホテルはどこも満室か、空室があっても「なんでひとりで寝るだけやのに」と目ん玉飛び出る価格で、唯一空いていて手が届く通常価格だったのがホテル伊丹のダブルルームでした。
お陰で同窓会に出席出来ました。
古くても衝撃の客室でもホテル伊丹に心から感謝♡
トップシーズンに¥8,500というありがたい価格で泊まれましたが、2025年9月から値上げされたようです。

32㎡あるのにデスクは無く、無駄に広くて笑えます🤣
シングルルームやツインルームは、ふつうのビジネスホテル仕様。
ダブルルームのみデイユースの設定もあるようです。

うわぁ~💦

在りし日そのままな。
コインランドリーはないけど、ホテル指定の袋¥300で洗濯サービスがあるそうです。

深夜0:00まで使用できるカラオケあります。
映画も見放題って感じでした。

ツインルームとダブルルームには電子レンジも完備。

ほうじ茶・煎茶・紅茶のティーバッグ、ドリップコーヒー、冷蔵庫の中には無料のミネラルウォーターも揃っています。
ウォーターサーバーが1階にあり。

灰皿があるので喫煙可能な客室。
100円でドリンクサービスもあったり、いろいろと面白い。

シングルユースのお部屋ですが、ミネラルウォーターも2本、コーヒーカップなども2客ずつあるので、デイユースはお二人で、のようです。
クローゼットとナイトウェア

クローゼットは無く、ハンガーラックとハンガーがあるのみ。

ナイトウェアはワンピースタイプ
ウェットエリアとバスアメニティ

ウェットエリアも相当年季が入っています。
バスタオルとフェイスタオルがあるけれど、タオルを掛けるところがない!

やたら充実していたバスアメニティはほとんどがKracie
- 泡のフェイス&ハンドソープ
- クレンジングオイル
- フェイスウォッシュ
- ローション
- ミルキーエッセンス
- ヘアオイル
- 薬用マウスウォッシュ
- アフターシェーブローション
- ヘアリキッド
- ヘアトニック

写真ではそこまで古く写っていませんが、清潔感を感じられずものすごく広いので怖かった深夜のバスタイム。
清掃はされていてもどうしようもない古さです。
シャワーヘッドはリファ ファインバブルピュア!

ボディソープ・シャンプー・コンディショナー。
ボディソープは、無香料のものとそうでないものの2パターン揃えるという多方面への配慮付き。

- 歯みがきセット
- シャワーキャップ
- ヘアブラシ・くし
- ヘアゴム
- かみそり
- 固形石鹼
- ボディウォッシュタオル

フロント横に置いてあるアメニティは、クレンジングオイル・フェイスウォッシュ・ローション・ミルキーエッセンスのパウチと綿棒。
綿棒以外は客室にボトルがありました。
客室からの飛行機ビュー

怖い怖い はよ寝よ、とカーテンを開けるのも怖かった深夜のダブルルームでしたが、朝目覚めてビックリ!
上の写真の矢印が伊丹空港。
猪名川とその河川敷をはさんだ伊丹空港の滑走路まで、ホテルから直線距離で1㎞ぐらい離れてはいるものの、肉眼でも駐機している飛行機が見えます。
20時台の伊丹空港着陸ラッシュの様子も楽しめるはずですが、このホテルからは圧倒的に離陸が良く見えます。

窓にビッタリくっついて右を見ると、梅田の高層ビル群。
視界を遮る高層の建物がないので、爽快なワイドビュー。

ダブルルームのワイドな窓からは、いい感じで離陸の様子が見れて想像以上の満足感がありました。
トーンダウンしていた前夜とは打って変わって、朝から窓にへばり付いてハイテンション。
「千里川の土手」や「伊丹スカイパーク」のような「めっちゃ近くて大迫力!」というほどではないけれど、飛行機好きさんにはおすすめのホテルだということがわかりました。
個性的なダブルルームとは違って、普通のビジネスホテルタイプのシングルルームの窓はワイドではないので、飛行機見るなら断然ダブルルームですが、窓から離れられないpiyonにとっては、動かせる椅子がないので立ったまま窓に張り付いているのはしんどかったです。
空港とは反対側にも客室があるので、猪名川の河川敷側(東側)をリクエストしておくのもお忘れなく。
「はいはい一応希望は聞いておきますけどね」という感じの電話での塩対応でしたが、空港側の客室にしてくれてありがとうございます!
館内

フロントでピックアップする使い捨てスリッパと綿棒、スキンケアコスメのパウチ。
スキンケアコスメは客室にも揃っています。
使い捨てスリッパ(これ以上薄くは出来ないほどのペラッペラだったけど、あるだけありがたい)もこちらにありました。
普通のスリッパは客室にあります。

ソフトドリンク、ビール、カップ麺、スナックなどの自販機、ウォーターサーバー、電子レンジのコーナーが1階ロビーフロアにあります。
館内にはコワーキングスペースも併設されています。
ホテル伊丹 まとめます

- 古さは目立つ
- 駐車場は無料
- 伊丹空港から車で約10分
- JR伊丹駅から徒歩約7分
- 伊丹空港側の客室からは離陸する飛行機が滑走路を走るところから見える
- 素泊まりのみで朝食は無し
- ツインルームとダブルルームは電子レンジ完備
- ダブルルームはカラオケあり&映画見放題
大阪のホテルも高騰する中、古いとは言えリーズナブルなので寝るだけなら充分。
飛行機が見えなければ積極的に宿泊したい!とは思わないけど、飛行機好きにとってはまた泊まってもいいかなと思えるホテル伊丹でした。