【追記:2022年7月24日】「有馬温泉の炭酸煎餅」を追記しました
愛媛県の道後温泉・和歌山県の白浜温泉と並び『日本最古湯』と呼ばれる兵庫県の有馬温泉は「金泉」と「銀泉」という2つの温泉があり、その両方のお湯を楽しむことができる「銀水荘 兆楽」は、大型旅館が多い有馬の中にあって全40室という中規模のお宿。
大きなお宿はお料理が期待できないので、ふだんは全10数室までの旅館しか選びませんが、今回はもらったカタログギフトで、大きな期待もせずに、関西に20代後半まで暮らしながら近過ぎて訪れたことのなかった有馬温泉の宿を選んだ結果、素晴らしい温泉と美味しいお料理に「銀水荘 兆楽」はお気に入りの宿となりました。
2021年11月の宿泊記です。
有馬温泉「銀水荘 兆楽」基本情報
住所 | 〒651-1401 兵庫県神戸市北区有馬町1654-1 |
TEL | 078-904-0666 |
アクセス | 電車:三宮駅から約30分 JR大阪駅から約60分 車:大阪・京都方面から約60分 |
駐車場 | 敷地内に有り |
チェックイン | 14:00 |
チェックアウト | 11:00 |
客室数 | 40室 |
公式サイト | https://choraku.com/ |
有馬温泉とは
有馬は、日本最古の温泉です。 最古、すなわち人間がまだ土を掘る技術を持たない時代より大地の恵みを蓄え湧き出ていた自然の温泉であるということです。技術の発達した現在でも、浅い場所(300mまで)からの採湯とし自然の恵み(温泉の有効成分)を十分に蓄えたお湯をご提供しております。
引用元:有馬温泉観光協会公式サイトより
有馬温泉は、環境省の指針により療養泉として指定している9つの主成分(単純性温泉、二酸化炭素泉、炭酸水素塩泉、塩化物泉、硫酸塩泉、含鉄泉、硫黄泉、酸性泉、放射能泉)のうち、硫黄泉と酸性泉を除く7つもの成分が含まれており、世界的にも珍しい多くの成分が混合した温泉です。
有馬温泉と言えば神戸からは六甲山の裏に位置し、関西では近くて有名過ぎる温泉ですが、非常に優れた温泉成分を持っていたのだとは!
さらに有馬温泉は日本書紀にまで記されているほどの歴史があり、戦乱や災害により何度も危機に陥りながらも、奈良時代の僧 行基が温泉神社を建立、鎌倉時代に僧 仁西が薬師如来の十二神将にちなんだ十二の宿坊を開き、秀吉が千利休を連れて有馬を幾度も訪れ茶会を催し、繁栄をもたらし復活を遂げ現在に至っているのでした。
有馬温泉に「坊」と名の付くお宿が多いのは鎌倉時代の宿坊の名残なんですね。
ただ近いから人気なんでしょ~ と思っていましたが、有馬温泉は歴史も古く風情のある由緒正しい温泉で、今も多くの人に愛される温泉地として確固たる地位を築いているのでした。
有馬温泉「銀水荘 兆楽」チェックイン
「銀水荘 兆楽」のチェックインは14時~ですが、16時を過ぎてからの到着となり、余りに温泉そのものが魅力的で、もっと早く着いて何度も何度もお湯に触れたかったと後悔することになりました。
いわゆる温泉街からは少し離れた急坂を上った高台に建つ「銀水荘 兆楽」。
その坂の途中にある、お部屋に露天風呂や蒸し風呂、足湯、まで備えた兆楽の別邸「宿ごもり 紫貴」は3部屋のみの大人の隠れ家といった趣で、宿ごもりしないともったいないような離れとなっています。
敷地内の広い駐車場をはさんで、若いお客さん向けの「SPA TERRACE 紫翠」というお宿もあります。
さすが都会に近い名湯 有馬温泉の、そして「銀水荘 兆楽」の集客力すごいですね。
車を降りると女将さんと思われる方や男性のスタッフさんのお迎えがあり館内へ向かいますが、駐車場からすぐのこの長いアプローチがあるだけでワクワク感が違いますね!
こんな演出も必要なんだなと実感しました。
周りを緑が包み、喧騒を離れ落ち着いた雰囲気の温泉宿です。
季節ごとに彩りを変えるであろう木々と花々が整えられた玄関前の庭園
異なる泉質の二つの「金泉」とラジウム泉の「銀泉」どんな温泉なんでしょう楽しみです
「銀水荘 兆楽」客室
4階 東館の客室「松島」
開業からはかなりの年数を経ていると思われますが、所々リニューアルがされて特別古~い!という感じはありません
新しい箇所とそうでない部分がハッキリして経営者のご苦労がしのばれます
カタログギフトからの予約でスタンダードな東館 8帖くらいのごく普通の和室です
西館(写真411~416号室)には新しく広いお部屋があります
お部屋係さんというわけではない、この時だけお世話してくれたスタッフさんがお茶を淹れてお風呂の案内などしてくださいました。
このお茶菓子のことを1階の売店で尋ねると「〇〇ですね」と別のお菓子のことを言われたので、あぁお部屋のランクでお菓子も違うんや、と納得。
口に入れると想像とは違う味が広がり意外性もあり美味しかったのでたくさん購入したのは『きんせん堂の金泉焼』というお菓子でした。
古さも所々感じる普通のお部屋でしたが、窓に向かって置かれたテーブルと椅子がとても心地よくpiyonも三平もほとんどここに座っていました。
旅館でよく見る『広縁に向かい合う椅子2脚とその間の小さな低いテーブル』の100倍使い勝手が良かったです。
プレシニアは畳で立ったり座ったりもしんどいですし。
窓の外に広がる山々とその斜面に建つ大型旅館を見ることができる東館。
次に来るときは、広くて新しい西館がいいな、離れの高級やど 紫貴もいいな、という気持ちが失せるほどお気に入りのスペースでした。
窓の外には、なにわのモーツァルト キダタロー氏が作ったと誰にもわかるCMソングで関西人にはお馴染みの「兵衛向陽閣」など大型旅館がいくつも見えます。
有馬温泉は三方を山に囲まれ山、谷、山の独特の地形にたくさんの旅館が建てられてるんですね。
どの旅館に行くのも急坂を上る感じ。
ところで、子供の頃に聞いていた「♪有馬兵衛の向陽閣へ~♪」のCMはまだ関西で流れているのでしょうか。昭和の遺産でしょうね。
「♪月光園!月光園!あ・り・ま♪」も思い出しました!懐かしい!
「銀水荘 兆楽」お部屋のお風呂
ウェットエリアも年季が入っていながら、必要なところはリフォームされています
お部屋には全身鏡はなかったけど、洗面所に立ち浴室のドアを開ければ全身映りました
広いお風呂も新しい
トイレもちゃんとリフォームされてますご安心ください
「銀水荘 兆楽」アメニティ
バスアメニティは
◇歯みがきセット
◇コットン&綿棒
◇シャワーキャップ
◇かみそり
◇くし
◇ヘアブラシ
さらに
女性には嬉しいミキモト コスメティックス ムーンパールのスキンケアセット
◇メイク落とし(クリーム)
◇洗顔フォーム
◇ローション(まろやか)
◇保湿クリーム
「銀水荘 兆楽」お部屋の備品
◇浴衣
◇Spa Bag
◇フェイスタオル
◇たび
金庫と、昔ながらの温泉旅館でたまに見るマッサージグッズ。
お水とドリップコーヒー、冷凍機能も付いた2ドア冷蔵庫がありました
「銀水荘 兆楽」金泉・銀泉のお風呂
大浴場「あたごの湯」「ひぐらしの湯」
2階の大浴場は朝・夕で男女が入れ替え制。
内湯は銀泉、露天風呂が金泉、ドライサウナもあります。
銀泉は、有馬では兆楽だけの純天然ラジウム泉で、浴室内のラドンの吸引により効能があるそうです。
露天風呂は小さいですが、茶色く濁った金泉(含鉄・ナトリウム・塩化物強塩泉)はいかにも効能がありそうなまっ茶っ茶色。
お湯に浸かりながら立派な石碑のような効能書きを読むことができ、加水ナシの金泉は兆楽の敷地から湧き出していることがわかりました。
有馬のあちこちで湧き出している金泉は、泉源ごとに微妙に成分が異なり、兆楽の金泉はリチウムイオンが多く気持ちを鎮める効果もある癒しの湯だそうです。
加温と塩素消毒は「あり」とのこと。
●大浴場入浴時間●
5:30~10:00
11:20~24:30
☆バスタオルは部屋から持って行く必要ナシ
大浴場を出たら湯上り処で、冷えた黒豆茶と「料理長特製です」とわざわざおっしゃるムースのようなものをいただきひと息いれます
露天風呂「櫟(くぬぎ)の湯」
次に草履に履き替えて「櫟(くぬぎ)の湯」へ。
「櫟(くぬぎ)の湯」には洗い場はないので大浴場で洗ってから向かいましょう。
櫟(くぬぎ)とはブナ科の落葉高木でその実はどんぐり!
「銀水荘 兆楽」は櫟の林に囲まれています。
温泉で火照った体に夜風も心地よい(冬はさすがに寒そう)櫟林の中の小径を歩いて、温泉浴と森林浴の相乗効果をいただきながら到着です。
こちらもバスタオル積んであります。
piyonひとりでしたので、撮影させていただきました。
3つのお風呂があって楽しい「櫟(くぬぎ)の湯」は露天風呂感には若干欠けるけど、雨でも大丈夫な屋根付きです
階段を上って入る深さのある六角形のジャグジー風呂(銀泉)があったり
薄めの金泉があったり
120㎝の深さがある歩行湯・立ち湯(銀泉)もあり、手すりを持って歩く歩行湯は足のツボを刺激する棒が床に設置されていてめちゃくちゃ気持ちいいです。
蒸し風呂とトイレまであり、森林浴をしながら長時間楽しめる「櫟(くぬぎ)の湯」でした。
泉質的には大浴場の露天風呂「金泉」が一番だと思われますが、とにかく兆楽の温泉は最高でした。
「櫟(くぬぎ)の湯」は夜に利用しましたが、新緑の季節の早朝なんて鳥の声を聴きながら最高に気持ちよさそうです。
2つの貸切風呂
貸切風呂が無料で付いてるプランだったので、早朝の予約をして利用しました。
予約時間の少し前にフロントで鍵をもらい館内にある出入り口まで案内してもらい草履に履き替えて貸切風呂小屋まで向かいます。
付いているプランなら、宿泊日より前に時間の予約が可能。
●貸切露天風呂の利用時間●
宿泊当日:14:30/15:30/16:30/17:30/18:30/19:30/20:30/21:30
翌朝:6:30/7:30/8:30/9:30
●利用料金●
4,400円/40分
風情たっぷりの櫟(くぬぎ)の林の中を通り抜けた先にある貸切風呂。
雨で濡れた石段や石畳は滑りそうですが、ちゃんと手すりがありました。
「青雲」と「緑風」の2つの貸切風呂とトイレもあり
手指の消毒液や綿棒・お水はありましたが、ここも「櫟(くぬぎ)の湯」同様にシャンプーや石鹸は使用できません
ガラス戸を開け放てば露天ふう、な貸切風呂ですが広々な室内に金泉と深めの銀泉、両方あるなんて♡
40分はちょっと短いけど。
マイナスイオンと温泉でこころとからだを解放できた、気持ちの良い森の中の貸切風呂でした。
「銀水荘 兆楽」のお食事
「銀水荘 兆楽」の夕食
「銀水荘 兆楽」の食事は基本的に「部屋食」です。
コロナ禍ではありがたい部屋食ですが、冷めていたり間があいたりするのではという心配もありました。
しかし、杞憂に終わりました。
長い時間で培ったオペレーション技術があるのでしょう。
実にタイミングよく、熱々のまま、冷えたまま、提供していただきました。
【先付】アボガド 海苔和 鰹 茸豆腐 柿 刻み大葉 山葵
一品目でわかりました。
「銀水荘 兆楽」のお料理は期待できると。
とても繊細なお味でそれぞれの素材がバランス良く調和しています。
【椀替】土瓶蒸し
鱧 松茸 銀杏 三ツ葉 巣立
蓋を取ると匂い立つ松茸の香り。
少量ですが間違いなく国産の松茸です。
いいんです、外国産をどっさりよりも旬のホンモノを少しで。
鱧はしんじょうで、上品なお出汁とともにいただきます。
【造り】鯛 足赤海老 縞鯵 松葉大根 紅葉人参 いちょう南瓜 花穂
ここは山間の有馬、お刺身は金沢とは比較になりません
【焼物】【八寸】
それぞれ丁寧なお仕事をされたいいお味でした
◇味噌柚庵漬 鰆
◇黒枝豆
◇渋皮栗
◇銀杏松風
◇吹寄煎餅
◇隼人瓜・フォアグラ 松葉差し
◇いが海老
◇安肝 紅卸ポン酢オイル 浅月
◇生なめこと紫白才の浸し 切胡麻
◇いくら 叩芋 旨出汁ゼラ
【石焼】黒毛和牛
サラダ水菜 サラダ菊菜 エンダイブ
【小鍋】鯛鍋
水菜 京葱 柿の木茸 柚子七味
【香の物】野沢菜 はりはり大根 かぶら漬
【果物】新興梨 ピオーネ
以上、兆楽の料理長 大岡 寛氏と料理人の方々の心のこもった大満足なお料理の数々。
若い男性にはちょっとボリューム不足かもしれませんが、プレシニアの我々にはちょうどよく、最後まで美味しくいただきました。
黙っていてもお客さんがバンバン来る有馬でこんなお料理がいただけるなんて、と感激。
ごちそうさまでした。
「銀水荘 兆楽」の朝食
朝食もお部屋食です。
派手さはありませんが、どれも美味しくいただきました。
「銀水荘 兆楽」のプール
兆楽にはラジウムの銀泉を使用したプールがあります。
利用時間/9:00~17:00
☆夏期のみ営業
☆雨天時は中止
☆宿泊客は無料
☆チェックイン後~チェックアウトまでの利用
「銀水荘 兆楽」喫煙所
「銀水荘 兆楽」は全客室禁煙、1階ロビー階に喫煙所があります。
前を通りがかっただけで強烈なタバコの匂いがするので、排煙機能を強化していただきたいところ。
有馬温泉街
「銀水荘 兆楽」では有馬温泉内なら宿泊中何度でも送迎をしていただけます。
意外と広い有馬温泉、紅葉が美しい瑞宝寺公園やロープウェイ有馬温泉駅など離れた場所でも何度でも、というのは嬉しいサービスです。
有馬の中心街は、歴史を感じるお店が小径の両側に並び、食べ歩きも楽しいレトロな街並みが続きます。
若い観光客さんたちは、ジェラートのお店に列を作っていました。
平日なのに、さすが有馬。
有馬と言えばの懐かしい炭酸煎餅
「和菓子工房ありま」の酒まんじゅうは1個100円くらいで、出来立てほっかほかを店内でもいただけます。
ほっかほかですが、あっつあつなので猫舌三平は火傷してました。ご注意ください。
ちょっと寄り道 丹波篠山「クワモンペ」
丹波篠山の人気ピザ屋さん「クワモンペ」に寄り道しました
住所 | 兵庫県丹波篠山市素地中586-7 |
TEL | 079-556-3920 |
営業時間 | 10:30~18:00(L.O.17:30) |
定休日 | (金)(土) |
支払い | クレジットカード可 |
都会のお客さんが好みそうな田園風景の中に突如現れるピザのお店
敷地内の大きな池で釣り堀をされていたましたが、ニジマスなどのお魚が鳥に食べられる被害が続出したそうで今は閉じています
【平日限定14時までのランチセット】¥1,650
①PIZZAを選ぶ
・マルゲリータ・玉ねぎとベーコン
②サイドメニューを選ぶ
・グリーンサラダ・かぼちゃのポタージュ
③ドリンクを選ぶ
テラス席もありますが店内もそれほど広くないので、お庭のベンチで待ちます。
週末は数時間待ちになることもあるとか。
大阪の北摂地区からはほど近くにありながら、おいしい空気と自然もピザと一緒に味わうことができる「クワモンペ」は稀少なお店なのでしょう。
今、丹波篠山グルメがアツいらしいですし和泉ナンバー、奈良ナンバーと遠くからも訪れていました。
かく言う我が家の金沢ナンバーが一番遠かったけど。
追記:2022年7月24日 有馬名物の炭酸煎餅
有馬温泉の名物と言えば、昔からなんと言っても炭酸煎餅です。
炭酸煎餅とは 有馬の異なる泉質のひとつである炭酸泉で小麦粉や砂糖などを練って焼き上げたのが炭酸煎餅で、明治末期に、「三津森本舗」の創業者が製造・販売したのが始まりです。 バター、卵、添加物を使用していません。
数社が競うように炭酸煎餅のお店を出していますが、「元祖 三津森本舗」の炭酸煎餅と「湯之花堂本舗」の炭酸せんべいを食べ比べてみました。
両社ともに手焼きと自動機械焼きがあります。
手焼きの特徴として、一瞬で水分が抜けるのでパリっとした食感があり、甘さと風味も増します。
「元祖 三津森本舗」 写真右の2点
●手焼き炭酸煎餅●
2枚入り 17パック 計34枚 丸缶 1,200円
手焼きならではの甘さと風味を感じますが、言い方を変えると味が濃いです
●4色クリーム炭酸煎餅●
バニラ・抹茶・チョコレート・ストロベリーの4つのクリームをサンド
1枚入り 4種 各3パック 計12枚 箱入り 890円
クリームも炭酸煎餅も軽~いです
「湯之花堂本舗」 写真左の2点
●炭酸せんべい●
2枚入り 18パック 計36枚 箱入り 1,130円
さっぱり軽~いです
●炭酸クリームサンド バニラ●
個別包装 10枚 白い丸缶 864円
気持いいほどパリっとしていますがエッジが尖っていて、高齢者には向かないかも
炭酸煎餅、昨今の甘い重い濃厚なスイーツと比較するまでもなく、なんて薄くて軽くてあっさりしているのでしょう。
食べ比べの結果は、素朴なお味なんだけどどれも美味しい!ということ。
炭酸煎餅、あらためてポテンシャルの高さを実感しました。
有馬温泉「銀水荘 兆楽」まとめます
有馬温泉の街も、さすが関西の奥座敷と愛され続けているだけあって温泉よし、風情あり、見どころあり。
六甲と合わせての日帰り観光客も多そうだし、週末は風情どころではない混雑だろうな、とは想像できます。
「銀水荘 兆楽」は、金泉・銀泉どちらも楽しめる温泉も、手の込んだお料理もとても良かったです。
連泊して温泉の良さをもっと感じたい、と思うくつろぎのお宿でした。
夕食のお世話をしくれた若い男性もそうでしたが、スタッフさんは皆、ちょうどいい距離感で笑顔を絶やさないおもてなしをしてくださいました。