客室から飛行機が見える【セントレアホテル】パシフィックサイドツインルーム宿泊記

客室から中部国際空港セントレア の滑走路が見える セントレアホテル は、空港ターミナル直結のアクセスの良さと飛行機好きにはたまらないロケーションを誇り、2018年にはパシフィックサイド棟が新設されました。

2022年4月の パシフィックサイドスーペリアツインタイプC 32㎡の宿泊記です。

セントレアホテル基本情報

所在地	〒479-0881 愛知県常滑市セントレア1-1
ＴＥＬ	0569-38-1111
アクセス	名鉄中部国際空港駅から徒歩1分
駐車場	セントレア立体駐車場 1,100円/1泊（15：00～翌10：00) フロントで優待券購入要
チェックイン・アウト	＜IN＞15：00　＜OUT＞10：00
客室数	381室
開業	セントラルサイド 2005年2月パシフィックサイド 2018年10月
公式サイト	https://www.meitetsu-gh.co.jp/centrairhotel/

2005年開業のセントラルサイドとロビーフロアでつながる形で、2018年パシフィックサイドがオープンしました

セントレアホテルへのアクセス

セントレアホテルは空港第1ターミナルと直結しており、段差のないバリアフリーで

名鉄中部国際空港駅の改札から100ｍ
空港チェックインカウンターまで130ｍ

とアクセスの良さで他の空港周辺のホテルの中で群を抜いています。
大きな表示があるので、改札を出てから迷うことはありません。

空港立体駐車場からは、エレベーターを利用することなくフラットにアクセスできるR階に駐車するとらくちんです。
関空と同様に、有料の空港連絡橋を通らなければ空港へは行けません。

セントレアホテル客室ラインナップ

＜パシフィックサイド＞　全室禁煙
スタンダードダブル	24㎡	60室
スーペリアツインタイプB	32㎡	38室
スーペリアツインタイプC 今回泊まった部屋	32㎡	60室
ハローキティルーム	32㎡	2室
ANA ROOM	32㎡	1室
＜セントラルサイド＞
エコノミーシングル	16㎡	13室	禁煙・喫煙
スタンダードシングル	22㎡	133室	禁煙・喫煙
スーペリアツインタイプA	32㎡	61室	禁煙・喫煙
スーペリアダブル	32㎡	8室	禁煙・喫煙
デラックスツイン	44㎡	2室	禁煙なし
ジュニアスイート	55㎡	1室	禁煙なし
スイート	78㎡	1室	禁煙なし
和室	55㎡	1室	禁煙なし

いまどき珍しい、愛煙家にやさしいセントラルサイド
全室バス・トイレ・洗面が独立

意外と豊富な客室ラインナップですね

セントレアホテル滑走路が見える客室

パシフィックサイドスーペリアツインタイプC

パシフィックサイドへは、ロビーフロアからゲストラウンジを抜けたところにある入り口でカードキーをかざして入ります

パシフィックサイドは11階が最上階

高層階・空港側確約のエアポートビュープランの予約で、11階 1158号室でした。
32㎡のスーペリアツインタイプＣ という客室。
清潔感と落ち着きのある、使いやすくていいお部屋でした。
壁紙は世界地図。

客室からの眺め

このホテルの滑走路側の客室は西向きなので夕方は逆光になり眩しいです。
この日は空気も霞んで、部屋からの撮影はさっぱりでした。

離着陸はよく見えますが、ホテルと滑走路の間にターミナルビルがあり、思ったほど近い距離ではありませんでした。
ホテルと滑走路の距離なら、断然羽田のエクセルホテル東急の方が近くて駐機している飛行機も目の前です。
セントレア空港が飛行機好きさんに人気なのは、空港展望デッキと滑走路の近さにありますが、部屋にいながらにして夜遅くまで飛行機の着陸を楽しめたので、飛行機好きさんにも間違いなくおすすめのホテルです。

ウェットエリアにデスクとミニバー

スーペリアツインタイプＣは、ウェットエリアにデスク・ミニバーもあり非常に使いやすい初めて見るレイアウトでした。
ミラーの中の半月ライトがとってもキュート。

『コロナのためお水のペットボトルを廃止してるのでデスクの上にある給水ピッチャーに、各階自販機コーナーに設置されているウォーターサーバーから給水してね』とのことでした。

電話機の横のメモ＆ペンの上に置かれているのは、勝手にホスピタリティーを感じてしまうジュエリートレイ。
あると嬉しいんです。

ミニバーには煎茶と玄米茶のティーバッグがあり、おそらく地元の常滑焼と思われるカップがいい味出してました。

コーヒーはロビーフロアのゲストラウンジにコーヒーマシーンがあり、嬉しいテイクアウト可能。
この引き出しの下に普通のミニサイズの冷蔵庫があります。

とても開放的で明るく使いやすいウェットエリアは、障子ふうの扉で隠すこともできます

ゆれドラというドライヤー

ゆったり洗い場付きのバスルームは快適そのもの。
最近はこのタイプのホテルが増えて嬉しい！

トイレは部屋の入り口すぐのところに独立しています

バスアメニティ

ハンドタオル・フェイスタオル・バスタオルが人数分

バスアメニティは
◇歯みがきセット
◇ヘアブラシ
◇ひげそり
◇コットンと綿棒　

◇ボディソープ　◇シャンプー　◇コンディショナー
レインシャワー付きですが家庭用（シャワーはレバー上向き、カランが下向き）と逆で、シャワーがレバー下向き、レバーを上にすると天井から冷水を浴びることになるので何度か息が止まりそうになりました。

無料貸し出し品

◇ズボンプレッサー
◇携帯電話各種充電器
◇アイロン
◇ソーイングセット
◇爪切り
◇体温計
◇充電器プラグ
◇ハンディスチーマー
◇お風呂の椅子と洗面器

クローゼット

全身鏡付き扉のクローゼット

◇ハンガー8本
◇消臭スプレー
◇シューシャインペーパー
◇靴べら
◇洋服ブラシ

◇セーフティボックス
◇使い捨てスリッパ
◇バゲッジラック

コンセント

デスクの引き出しに
◇LANケーブル
◇携帯マルチ充電器

ウェットエリアのデスクに
◇ACコンセント
◇LANポート
◇USBポート

それぞれのベッドサイドにも
◇ACコンセント　
◇USBポート
新しいホテルはコンセントが充実していて安心です

コスモスの朝食

セントレアサイドロビーフロアの、開放感と光があふれるレストラン「コスモス」でビュッフェスタイルの朝食をいただきます。

朝食　6：00～10：00（L.O.9：30）
◇大人 2,600円
◇小人 1,400円
◇幼児（4歳以上）900円

充実の品揃えをご紹介しましょう

定番の
◇ハム
◇ベーコン
◇スクランブルエッグ
ケチャップマシーンがあります

◇出汁巻玉子
◇肉じゃが
◇知多の干物3種
◇南知多のはんぺい（いわゆる薩摩揚げですがはんぺい《はんぺんでもなく》と言うんですね）　

◇飲茶（餃子とシュウマイ）
◇自家製豆腐

◇名古屋めしきしめん
自分で10秒湯通しして、薬味をのせてめんつゆかけて出来上がり

◇御飯
◇ベジタブルカレー
◇赤出汁

◇お粥　
◇お粥のお供は師崎産（知多半島の師崎漁港）釜揚げしらすなど5種
◇焼き海苔
醤油の他にグルテンフリーのたまり醬油なんてのもあります

◇温泉玉子
◇納豆
◇かねふくの明太子（かねふくの明太子のテーマパークが近くにありました）

◇知多半島産香の物
なんと9種類も！

ふりかけ
◇わさび
◇めんたいこ
◇かつお

オムレツなどを作ってくれるエッグステーションもありました
ソースが三種
◇トマトソース
◇デミグラスソース
◇明太マヨネーズソース

コーンスープのカップが保温されているのも驚きの配慮です

ホテルメイドのパン
◇フランボワーズとチョコクリームデニッシュ
◇明太子とポテトサラダのデニッシュ
◇クロワッサン

さすが かねふくめんたいパーク のお膝元、明太子乱用頻繁に登場です
でも美味しそう♡

◇食パン
◇レーズン食パン
◇パンケーキ

◇名古屋名物小倉トースト　

ドリンクもないものはない、っていうぐらい充実していて、部屋へテイクアウトも可能です

他に、1番美味しかった手羽先・サラダ・フルーツ・シリアル・ヨーグルト・名古屋コーチンのプリンもありましたが、とても全制覇はできず。
めっちゃ美味しい！ってほどではありませんが、しっかり個性を出した満足度の高い朝食をいただけて、これだけのメニューを提供してくださっていることに感謝したい気持ちになります。

東南アジア系の笑顔の男性スタッフさんがとても親切で感じのいい方でした。
ごちそうさまでした。

館内施設

無料で利用できるゲストラウンジ

USBポートなど完備のビジネスコーナーでは、お仕事されてる方も見かけました。
新聞や書籍、PC、コピー機もあります。

ゲストラウンジにはコーヒーマシンがあり、客室へのテイクアウトができるのも嬉しいサービス。

コインランドリー

コインランドリーも完備。
館内ではありませんが、ホテルを出てすぐのところにコンビニもあります。

喫煙所

新しい方のパシフィックサイドに是が非でも泊まりたかったので、セントラルサイドに喫煙可能な客室があることは三平には黙って予約をして、バレることなく現在に至り胸をなでおろしています。
ゲストラウンジのすみっこにある喫煙所は、キレイで広くて椅子もあり窓もあり（開きませんが）換気機能も優れていたので、文句を言うこともなく何も知らずに利用していた三平。

スカイデッキから見る飛行機

セントレアのスカイデッキは他の空港の展望デッキとは違い、滑走路に対して垂直に300ｍ伸びているため滑走路までの距離が日本一近く、特に飛行機好きさんには人気の空港なのです。

とは言え、コロナ禍の極端な国際線の減便により空港ターミナルもスカイデッキも、そして何より駐機中の飛行機が、えっ！こんだけ？ていうぐらい閑散として寂しさ漂う夕刻のセントレアでした。

伊勢湾に沈む綺麗な夕日の鑑賞が済んだら、とっととスカイデッキを退散します。

がしかし、朝7：00過ぎに行ってみてビックリ！勢ぞろいしてました。
大ショック‼‼
19時台に続々と着陸していたのを、食欲に負けて見逃した我が身を呪います。
近いので壮観と言う他ない眺め。

「北海道・北東北の縄文遺跡群」が2021年 世界文化遺産 に登録されたことから塗装された「JAL JOMONジェット」　Boeing 737-800　JA329J

スターフライヤー　Airbus A320　JA27MC
いつ見てもカッコイイ機体

望遠では近過ぎるスカイデッキからの駐機場

カッコ良過ぎの漆黒の機体には City of Kitakyushu と書かれていてスターフライヤーが北九州市拠点とここで知る

イエローの競演は
ポーラーエアカーゴ　Boeing 747-8　N852GT
ソラシドエア　Boeing 737-800　JA813X

ソラシドエアの名前の由来はドレミファソラシドからだけだと思っていましたが、よく見たら
Solassed　「空」と「シード（種）」で、『空から笑顔の種（シード）を届けたい』という願いと音階のソラシドをかけて、上昇するイメージ・弾む楽しさ・親しみやすさ、というイメージを表現しているんだそうです。