☆2024年6月1日 雀草庵はリニューアルオープンし、メニューが一新され営業時間が11:30~19:00に変わりました。
詳細は雀草庵instagramでご確認ください。
昼間は賑やかな観光スポット ひがし茶屋街 の中にあって死角のような場所に、ひっそりと構えるカフェ・バー「雀草庵」(じゃくそうあん)。
金沢町家特有の格子『木虫籠(きむすこ)』に薄桃色の暖簾が似合う風情のあるお店でいただくのは、和スイーツではなくておしゃれ洋スイーツです。
メイン通りの一本裏の通りからたった数10メートルなのに気が付きにくく、もう穴場と言うしかないカフェ、そして夜はスイーツも楽しめるバーという隠れ家です。
ひがし茶屋街の喧騒から逃れて過ごすひとときは、きっと金沢の思い出に彩りを添えてくれるはず。
美しく映えるスイーツとドリンクの見た目だけじゃなくてお味もしっかり美味しい、2023年7月の雀草庵さんをご紹介します。
雀草庵の基本情報
住所 | 〒920-0831 石川県金沢市東山1丁目12-7 |
TEL | 076-213-8908 |
営業時間 | 2024年6月1日より営業時間変更 11:30~19:00(L.O.18:30) |
定休日 | 火曜日 |
支払い | クレジットカード 電子マネー QRコード決済 |
予約 | 可能 |
駐車場 | なし 周辺のコインパーキング利用 |
公式 instagram | https://www.instagram.com/jakksouan_higashiyama/ |
雀草庵とはこんなお店
パティシエでありバーテンダーでもある店長さん(たぶん)は、外観からの想像とは違いお若い男性。
シニアにも優しくて、1人で訪れてもカウンターで気軽にお話出来そうです。
「ポコの実」目当てで訪れるお客さんも多いのでは、と思うほどオリジナリティーがあるスイーツメニューが大きな魅力の雀草庵は、何度か営業形態を変え、以前は靴を脱いで上がるスタイルだったようですが、現在は靴を履いたまま入店できます。
靴のまま入れる店内は、町家の風情を生かしたリノベーションを施した金沢らしい落ち着きのある雰囲気。
でもここでいただくのは和スイーツではなく、パティシエさんが作り出す創造的な洋スイーツなのです。
こじんまりとした店内は、テーブル席の他に小さなカウンター席もあります。
雀草庵目的で来る人以外はなかなか通らない場所にある「静かな隠れ家」は、どの季節も観光客さんで賑やかなひがし茶屋街にあって、稀少な存在だと言えるでしょう。
雀草庵へのアクセス
雀草庵の専用駐車場はないので、車で来られる方は周辺のコインパーキングを利用しましょう。
「ひがし茶屋街と言えば」の、ここメインストリートの柳の木からスタートする雀草庵への行き方をご説明します。
ここから徒歩2分で着きますよ。
メインストリートを正面に見て、左手方向に進みます。
東料亭組合の前を道なりに右へ
金沢町家特有の紅殻格子(べんがらごうし)が軒を連ねる路地を、さらに道なりに左折して右折します。
直進します。
50mほど歩いた左手にある「玉とみ」さんの角を左折します。
緑地は「ひがし茶屋街公衆トイレ」。
「ひがし茶屋街公衆トイレ」との間の道を進むと、左手に雀草庵の入り口があります。
お店の前に立て看板が出てるのはわかるけど、ちょっと目立たないこの小径をぜひ進んでみてください。
人の波に疲れた小径の先に、ひっそりと姿を現す雀草庵を発見したときの嬉しさったら!
雀草庵は予約できる?
12:00~18:00のカフェタイムも、19:00からのバータイムも、電話予約出来ました。
雀草庵のメニュー
スイーツメニュー
雀草庵では、ひとり1ドリンクのオーダーが必須となっています。
雀草庵のドリンクは、個性があって美味しくたっぷりいただけるので、スイーツ目当てで訪れても一緒にドリンクを注文しましょう。
価格はすべて税込みです。
雀草庵スペシャリテ 芸術的な ポコの実 ¥990
ホワイトチョコとラズベリーでコーティングされた外側をナイフでパリッと割ると、ふわふわのムースとりんごのコンポートが現れます。
あれれ♡パティシエさんがちゃんと作ってるお味です。
ぷるんとかわいい魅惑の見た目だけじゃない美味しさで、ちょっとびっくり。
りんごのヘタまで食べられます。
東京から来た若い二人も「こんなの初めて♡」と喜んでいました。
本日の手毬 ¥660
2種類のフルーツのゼリーと生クリームは、青い空に浮かぶ白い雲をイメージしているのかな。
甘党三平には物足りなかったらしいですが、さっぱり爽やかなフレーバ―は夏にぴったり。
フルーツは季節ごとに変わるのでしょうね。
食べ終わったグレープフルーツの皮の置き場所に困る、というスタッフさんが男性だけのお店にありがちな細かい配慮に欠ける場面は、ご愛敬やね、と笑えるほど独創的なスイーツたちがほっこりさせてくれます。
ブリュレやぞいや ¥770
キャラメリゼされてますが、いわゆるクレームブリュレとは別物の、静かな主張ながら個性が光るスイーツです。
周りはパイ生地、中はカスタードがとろ~りで、さらにクランブル、ストロベリーとクレームブリュレとは違う構造と味わいで美味しくいただけます。
やぞいやは金沢弁?
「〇〇ぞいや」は金沢の年配の男性がおっしゃるイメージがありましたが、ぞいやのあたまの「や」は何なのか関西人piyonには不明なので地元民ちゃんに聞くと「やぞいや」も同様で「〇〇だよ」という意味だそうです。
スイーツは以上3種です。
せっかく美味しいので、選択のバリエーションを増やしてほしいなぁ、とも思います。
ドリンクメニュー
左から
シナモンティージンジャー
ビールのような見た目の 加賀棒茶ラテ
金沢柚子ソーダ
選ぶのも迷いながらも楽しい写真付きメニューです。
ビジュアルもお味も素敵で豊富なドリンクメニューは
- クリームソーダ
- メロンクリームソーダ
- ピンクグレープフルーツソーダ
- 金沢柚子ソーダ
¥660
加賀棒茶のスッキリと、ほのかな甘さと生クリームのまったりのコクをよ~く混ぜ合わせていただく「加賀棒茶ラテ」は新感覚の味わい。
- 加賀棒茶ラテ
¥660 - ポコポコソーダ
¥770 - 季節のフルーツソーダ
¥770 - シナモンティージンジャー
¥660 - ポコスムージー
¥660
- 水出しコーヒー
¥770 - コーヒー
- 紅茶
- 加賀棒茶
- コーラ
- オレンジジュース
- グレープフルーツジュース
¥550
アルコールメニュー
そして夜まで待たなくても、カフェタイムにもカクテル・日本酒・ビール・ウィスキー・焼酎がいただけます。
<ビジュアルだけでなくネーミングも素敵な5種の日本酒カクテルやフルーツカクテルなど>
- おもてなし 日本酒とミルクを使った優しいおもてなしカクテル
- 望月 満月を祝うような炭酸はじけるグレープフルーツの効いたさっぱりカクテル
- 時雨 日本酒とエルダフラワーを使ったフルーティなグラデーションカクテル
- 暁 夜明けを導くような鮮やかなバイオレットカクテル
- 羽衣 花びらに包まれているような優しい香りが口いっぱいに広がり楽しめる少し甘めなカクテル
¥990 - 季節のフルーツカクテル 旬のフルーツを果肉丸ごと使ったバーテンダーさん本気のフレッシュカクテル
¥1,100 - おまかせカクテル 客の要望に沿ったごオリジナルカクテルを作ってくれます
¥990
<ビール>
- ザ・プレミアムモルツ生
¥770 - アサヒスーパードライ中瓶
¥880
<ウイスキー>
- アーリータイムズ
¥770 - メーカーズマーク
¥880 - ジャックダニエル
¥880 - グレンフィディック
¥990 - 余市
¥1,100 - 白州
¥1,320 - 山崎
¥1,320 - 山崎12年
¥2,200
雀草庵のバータイム
19:00以降のバータイムは、チャージがひとり¥1,320
以前の夜の雀草庵は、アルコールとおばんざいをいただけるお店だったようですが、現在はスイーツ以外のフードは付き出しのみ。
バータイムのお席の予約は出来ますが、スイーツは「売り切れ御免」です。
雀草庵まとめます
- 金沢町家の落ち着いたほっこり和の空間で洋スイーツとおしゃれドリンク
- スイーツもドリンクもお店もインスタ映え間違いなし
- 見た目だけじゃなくお味も美味しい
- 静かな隠れ家はまさに穴場カフェ
- こじんまりとしていて店長さんも感じ良く1人でも訪れたい
- 靴を脱がなきゃいけないお店も多いひがし茶屋街で靴を履いたまま入れる
観光客さんだけでなく、地元民さんにもおすすめしたい雀草庵さんでした。