【追記:2024年4月6日】「良所の春のお料理」を追記しました。
【追記:2024年4月6日】「良所の12月のお料理」を追記しました。
【追記:2023年8月21日】「良所の夏のお料理」を追記しました。
オープン前から話題になっていた石川県白山市の「御料理 良所(ようしょ)」さん。
全国に3000社ある白山神社の総本宮 白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)のほど近くに位置するのどかな里山の一軒家料理店は、アクセス良好とは言えないロケーションでありながら3ヶ月先までびっちり予約が入っていて、その予約でさえ取るのは至難の業です。
そんな人気ぶりに、ほんまかいな!雰囲気だけちゃうの?という半分懐疑的な気持ちで伺いましたが、ごめんなさい人気のワケがよぉ~くわかりました、と思わず首を垂れる初訪問となりました。
2023年3月の春を胃袋いっぱい、視覚いっぱい、心いっぱいに味わった良所のお料理をご紹介します。
良所の基本情報
住所 | 〒920-2113 石川県白山市 八幡町り145番地 |
TEL | 076-287-5677 |
営業時間 | <朝食> 朝食は2023年9月末で終了 <昼コース> 12:00~13:00に入店 <夜コース> 18:00~19:30に入店 |
定休日 | 水曜日 |
お料理 | 2023年10月より価格改定 <昼コース> <夜コース> 別途消費税、 夜は3%のサービス料 |
予約 | 毎月第1水曜日10:00より 3ヶ月先の月の予約受付 ☆電話のみ テーブルチェックでの受付は終了しました |
支払い | 昼は現金のみ 夜はクレジットカード可 |
アクセス | 金沢市街から車で約40分 |
駐車場 | あり (乗り合わせを) |
オープン | 2022年9月 |
公式Instagram | https://www.instagram.com/oryouri_yousyo/ |
良所とは
予約は半年先となる金沢市 主計町(かずえまち)の人気料理店「貴船」で二番手さんをされていた店主さんが、ご夫婦でこの地に「良所」を開店されたのは2022年9月のこと。
お料理をいただいたお部屋からは、ちょうどいい枝ぶりの桜の木があり(他所のお宅の桜だそうですが)、桜の季節は最高でしょうねぇ~金沢より少し遅れて咲くんでしょうね~という話をしたら、まだ桜は経験がないとおっしゃいます。
ひぇ~そうか!オープン後まだ半年なのか、それなのに3ヶ月先の予約もすぐに埋まるのか!とお料理いただく前からワクワクがぐんぐん上昇。
お店に入って左側のスペースは、スクリーンカーテンで2つにゆるく仕切られ、それぞれテーブルがあり、大人数のときにはワンルームになるレイアウトのようです。
piyonたちが座ったこのお席は2面窓の開放感いっぱいで本当に気持ちのいい空間でした。
上の写真の窓の下の土間で靴を脱いで1段高いこちらの席に着くスタイルです。
お店の入り口を入って右手にはお子ちゃま連れさんにも良さげな完全個室が1室あり、そちらは丸テーブルでまた違う雰囲気です。
良所の予約方法
良所は、お昼・夜それぞれ3組ずつ、しかも常に満席なのでパっと行きたいと思って伺えるお店ではありません。
毎月第1水曜日の朝10:00から、3ヶ月先の月までの予約が、電話と飲食店予約システムのテーブルチェックで受付開始となります。
良所オープン当初からおすすめしてくれていて今回連れて行ってくれたmellmuちゃんがテーブルチェックから、さらにpiyonが電話で、とダブル攻勢で予約に臨みましたが、ネットより先に電話が10:20に繋がり、12月の第1水曜日に3月分の予約が取れた次第です。
このときの電話の女将さんは、すでに予約開始の10:00から数10分間、予約の電話受付をされ続けているのに、それを感じさせない穏やかな丁寧な対応で、それだけでも期待は高まっておりました。
伺う日の10日ほど前に、時間や苦手な食材などの確認のお電話をいただきました。
良所へのアクセスと駐車場
良所は、金沢市街から車で約40分の獅子吼(ししく)高原の麓の集落に溶け込むように「こんなのどかなところに予約困難店があるの?」と驚くほどさりげなく存在しています。
北陸鉄道石川線「鶴来(つるぎ)駅」から歩くと30分はかかるので、公共交通機関を利用するのは現実的ではないと思われます。
金沢から鶴来へのR130号(鶴来水島美川線)(鶴来レインボーラインとも呼ばれているらしい)を白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)に向かって走ります。
白山比咩神社 霊峰白山をご神体とする全国に三千ある白山神社の総本宮 加賀の国の一宮 五穀豊穣、恋愛成就、学業成就、交通安全などさまざまな御神徳があると言われています
R130号沿い左手にある、金運のパワースポットとして知られ創建は紀元前と伝わる「金劔宮(きんけんぐう)」を過ぎてさらに直進し、白山比咩神社の少し手前「鶴来八幡」の信号(googleマップでは「八幡町」交差点となっています)を左折します。
(反対車線から見ている上の写真では「鶴来八幡」信号を右折)
200mほどゆるい坂道を上ると右に「民宿 獅子吼荘(ししくそう)」、左に獅子吼荘の駐車場の看板が現れるので、ここを左折するとすぐ右手に良所があります。
獅子吼荘の駐車場の中に良所の表示があるスペースが3台分あります。
お店の横も空いていたら駐車可能です。
良所のお料理
お昼のコース
お店に入ると、「あぁいいお店だ」と教えてくれるお出汁のいい香りが出迎えてくれます。
12時からの予約で「11:30から入店できます」とのことで、この30分間が撮影タイムなのか何を意味するのか聞く勇気はありませんでしたが、接客してくださる女将さんの笑顔のやさしいこと。
お昼のコースは、¥4,950と¥7,700の2種類で、食いしん坊の我々は、¥7,700(税込)のコースをいただきました。(2023年3月の価格です)
溶けない大きな氷に、持ちやすく薄い口当たりのグラスでいただくノンアルコール梅酒も、ことのほか美味しく感じるのは、すでに良所の心地よい雰囲気に酔っているせいでしょうか。
店主さんもご挨拶にわざわざお越しくださり、お店全体がほっこりした空気に包まれて、初めて訪れる客をあたたかく和ませてくれるのです。
食前酒として選ぶのは、日本酒はわからないpiyonでもフレッシュな香りでファンになりそうな「吉田蔵」と、白山比咩神社の水。
このお水はふきのとうの香りが口いっぱいに広がる衝撃的な美味しさで、都会では体験できない感動が待っている予感で満たされます。
先付は赤貝とバイ貝の旨味ジュレ掛け
新鮮な赤貝とバイ貝の旨味ジュレ掛けはさっぱりさわやか。
うるい(またの名をギボウシ)が春の訪れをそっと教えてくれます。
春を楽しむ八寸
春の彩りも鮮やかに八寸登場。
見た目重視で口にするもの以外がお皿にあることに否定的なpiyonですが、思わず「わぁ~」と歓声を上げておりました。
老眼piyonは梅だと思っていたけど、写真をよく見たらこれは桜でしょうか。
◇芽キャベツ
◇鯛のふくさ焼き
◇能登牛巻ごぼう
◇筍ふきのとう味噌
◇スナップエンドウ
◇包み揚げの小魚はワカサギ(だったかな)
◇さざえの白和え
◇ほたるいかとほうれん草の酢味噌和え
春の香りがいっぱいでどれも美味しくいただきました。
お酒が飲みたくなる味ではなくやさしい女性好みのお味付けです。
椀物は はまぐりの潮汁
おおぶりの立派なはまぐりですが大味ではなく深い味わいで、はまぐりのお出汁がしっかり出ている潮汁でした。
うるいの茎がここでも品よく味を添えています。
鯛のお造りは湯葉たっぷり
これひとり分です。
ボリュームにびっくりです。
白山のオニグルミを使った胡桃醤油は香ばしくとても美味しいんですが、分量が多すぎる湯葉の味が勝って全体が水っぽくなり、お腹もいっぱいになり、湯葉は半分でいいんじゃないかとmellmuちゃんと意見が一致しました。
お凌ぎはバラちらし
お凌ぎは、かわいらしく花かんざしをあしらったバラちらし。
これは梅ですよね。
イクラを乗せた柔らかい鰻に香り高い胡麻。
焼き物は甘鯛
卵白と甘酒焼きの甘鯛は、プロシュットと菜の花に加えてパルメザンチーズも存在感たっぷりに添えられています。
チーズは要らないんじゃないか、とか、せっかくの甘鯛なのにウロコはどこへ~と気になった素人です。
蒸し物はユリ根まんじゅうのべっこう餡
ほんのりと春を感じる美味しいユリ根まんじゅう、かに身、ワサビのバランスは良く、べっこう餡がしっかりしたお味。
良所さんのお料理はフィナーレに向かってだんだん味が濃くなっていく印象でした。
ハタハタの炊き込みごはん
まずは炊き上がった土鍋を見せてくださいます。
ハタハタの上はふき(蕗)。
一粒一粒の美味しさがわかる胡麻がパラパラ、美味しそう♡
1人お茶碗3杯は充分ある炊き込みご飯に、白魚のかきたま汁と加賀棒茶。
お漬物は、きゅうりとにんじんのぬか漬けと、大根のたまり醤油漬け。
見えないぐらい細かい生姜が利いてる炊き込みごはんのハタハタは全く臭みもなく、脂の乗り具合もちょうどいい塩梅で、お米の固さもちょうどよく、ふきもいいお仕事をしていました。
デザート
イチゴ・キーウイ・八朔に、巣蜜がのったヨーグルトのソルベは杏仁ソースが掛けられ、さっぱりと爽やかに締めくくり、食す人の心を掴みましたよ、と言わんばかりの最後まで抜かりなしのコースでした。
食後の飲み物はコーヒーか、カモミール・ミント・ラベンダーのハーブティーかを選べます。
ミントの下のレモンのように見えるのが湯涌(ゆわく)(金沢の温泉地として親しまれる湯涌温泉)で採取した巣蜜で、貴重なものをいただきました。
巣蜜とは ミツバチが貯えた自然のままの巣をまるごと切り取ったものを食べるもので 鮮度はもちろん香りも甘さもたっぷり 巣の中にあるプロポリスやビタミン、ミネラル、カルシウムを豊富に含むので栄養価が非常に高く、巣からハチミツだけを抽出したふつうのハチミツよりも、殺菌作用や腸内環境の改善、アンチエイジングなどにもより高い効果を期待できます 別名コムハニーとも呼ばれます
デザートも食べ終わり、大満足~また来ようね~となったところで、食べきれなかったごはんがおむすびになって登場。
残った土鍋炊込みごはんのお持ち帰り用に、ご丁寧にこんな形でご用意いただいたのは初めてで感激♡
帰宅後にいただくハタハタおむすびは極上でございました。
すみずみまで細やかなおもてなしの心は何度も何度も感じました。
ごちそうさまでした。
追記:2023年8月21日 「良所の夏のお料理」
お料理も雰囲気も店主さんご夫婦のお人柄も、すべてが素晴らしい良所さんの夏のお料理をご紹介します。
今回も感動の連続で、一同大満足でした。
良所のお席と個室
前回は奥に見えている窓側のお席でしたが、白山の峰々をあしらったスクリーン越しに、外の緑を爽やかに感じられるこちらも素敵でした。
入り口では水琴窟が涼しさを演出するなど、お料理からだけではなく、自然豊かな周辺の環境と共に季節を感じられる良所さんの店内です。
個室も1室あります。
始まりの一献
席に着くとまず冷たいお煎茶が出て、良所への再訪が叶った!と上昇するテンションを抑えてくれます。
始まりの一献は紫蘇のジュース。
ウニの出汁ジュレ掛け
お出汁のジュレ掛けでいただくウニは、中に香ばしく焼いたナスが隠れています。
通常のウニは食べられないpiyonですが、特別鮮度のいいものだけは美味しいとわかります。
濃厚さと、爽やかさとが一体となった夏らしい一品目が、今日も極上のお料理が続くことを予感させてくれます。
おかき揚げ
次に登場するのは、こりゃまたビックリなお姿で登場の「おかき揚げ」。
おかき揚げとはなんぞや?
皮をも器として見せる、「おかき」を衣にして揚げたヤングコーンでした。
華やかな季節の演出のお料理たち
派手な 彩りあでやかな七夕の演出は、店主さんが副料理長を務めておられた「貴船」を思い出させます。
良所さんのお料理は、食材や調理法、器や周辺の環境など充分季節感にあふれているので、ここまでやる必要があるのか、とは思います。
この演出に風情を感じない方がおかしいのかも知れないし、華やかな登場はpiyonも含めて女性客は「わぁ!」と歓声をあげること間違いないので正しいのかもしれないけれど。
とは言え、一品一品は繊細で本当に美味しいです。
一同笑顔が絶えません。
■さつまいものレモン煮
■鯛の南蛮漬け
■締め鯵の棒寿司
■冷やしトマトの出汁ジュレ掛け
■白山丸芋のお蕎麦
焼き鮎のすり流し
初めて味わう何とも言えない絶妙な食感のすり流し。
内臓だとほんのりと感じられる苦さが、鮎がじっくりと焼かれた時間の長さを教えてくれます。
上品な卵豆腐との相性も抜群で、これはまたこの季節に是非いただきたい!
鱒のなめろう 堅豆腐 能登牛のたたき
■昆布締め白山マスのナメロウ
■白山名物の堅豆腐
■能登牛の内もも(シンシン)のたたき
内もものさらに内側のシンシン(芯々)は非常に柔らかく、タレも抜かりなく美味。
それぞれ好みで海苔で巻いたりして楽しく味わいます。
鱧カツ
鱧のカツなんて初めてです!
トマトのチリソースとチーズ、ズッキーニと一緒にめちゃくちゃ美味しい「ハモカツ」。
打木南瓜と新玉ねぎのムース
加賀野菜のひとつ打木南瓜は、正式名「打木赤栗甘皮南瓜」(うつぎあかがわあまぐりかぼちゃ)と言います。
打木南瓜と新玉ねぎの違う甘さが程よく調和したムースは、インゲンと共に贅沢に焼き帆立が味わいを深くします。
甘鯛の松笠焼き
甘鯛のお出汁がしみた丸茄子は、さすが旬の美味しさです。
青唐辛子もいいアクセントになっていますが、焼き色が均一でない&キレイに逆立ってない、故にカリカリと食べられるはずが口に残ってしまう 鱗 だけは気になります。
他は丁寧に作られたお料理ばかりなので、この上なく惜しい。
土鍋ごはんは太刀魚
この日の御飯は太刀魚でした。
ふんわりと香ばしく焼いた太刀魚の上にのっているのは、いぶりがっこと梅肉。
物凄くいいお仕事をしているいぶりがっこと梅肉が、太刀魚を引き立てバランスよく仕上がり、めちゃくちゃ美味しかったです。
食べきれなかった御飯を今回もまた持ち帰らせていただきます。
甘味
濃厚なとうもろこしのプリンは、ほろ苦いカラメルソースが大人の味です。
コーヒーかハーブティーを選べます。
いやぁ~今回も大満足でした。
店主さんご夫婦の品のある佇まいが温かで、増えたスタッフさんたちの接客も感じ良くて、お料理も素晴らしいのにコストパフォーマンスが非常に高い良所さん。
2023年10月から少し価格が上がりますが、それでも「いいの?」と思えるほどです。
一同感動のお料理、ごちそうさまでした。
追記:2024年4月6日「良所の12月のお料理」
数日前に積もった雪がまだ残る、2023年12月の良所。
春、夏、冬と訪れることができた幸福を噛みしめます。
この日 1番印象に残った「鱈サンド」は、しば漬けのタルタルソースでさっぱりと、でも深みもあるなんとも言えない美味しさでした。
この日も最初から最後まで、お店の方々の気持ちが伝わる大満足のコースでした。
訪れるすべての人を笑顔にしてくれる良所さんのおもてなしは、心をこめることの大切さを教えてくれます。
追記:2024年4月6日「良所の春のお料理」
旬のコースの始まりはいつもワクワク
2024年4月の良所のお料理をご紹介します。
今回も旬の食材で丁寧に作られたお料理の数々に、一同酔いしれました。
8,800円(税込)のお昼のコースです。
さくら茶をいただいたあとの一献 「手取川 大吟醸 原酒」は喉ごしすっきりの美味しい辛口でした。
先付 その1は生春巻き
ウド・うるい・タケノコの山菜生春巻きは、生ハムとお味噌にしたふきのとうがアクセントになっています。
山菜も楽しみだった春の良所さん、一品目から季節の香りに包まれます。
先付 その2は 蛤の真丈揚げ
衣をつけて揚げた蛤の真丈にウニのソースとあさつきをのせています。
美味しいんだけど、器にたっぷり入った木くずのようなものも一緒にすくってしまいそうで、食べにくいのがもったいない。
季節の盛り込み料理
歓声とともにド派手に登場するのは、「鎮花祭」と銘打つ季節にちなんだ盛り込み料理。
奈良時代から始まった神事は、4月中旬に全国の神社で執り行われ、良所からもほど近い 白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)でも毎年4月15日に行われます。
テーブルを彩ったのは、花が散った頃に流行った疫病を鎮めるために行われるようになった鎮花祭(はなしずめのまつり)の最後に渡される、という神棚に飾るものを模したデコレーションでした。
- イカとセンナの醤油漬けを和えたもの
- 和牛の八幡巻
- 才巻海老
- 蝶々の型で抜いたさつまいも
- 海老芋の煎り雲丹
- 白山マスの黄身焼
- にしんの旨煮
- そら豆のおかき揚げ
- ごまだれと銀餡の桜鯛
手の込んだお料理の数々を、へぇ~と驚きと感動を持っていただきます。
お吸い物
よもぎ真丈 イワナすり流しにタケノコの天ぷら。
今月初めてのお料理でボリューミーになってしまいました、とのことでしたが、すべてが上品にまとまって深い味わいでした。
お造りは初鰹
4月から旬を迎える初鰹のお造りは、ポン酢のジュレと山椒のオイルで限りなくさっぱりと。
彩るのは、新玉ねぎ、大葉、センナ(わさびの葉)。
ホタルイカ!
春がほとばしる一品は、ホタルイカのみそがアクセントの新ワカメ、鯛、ホタルイカ。
上品なお出汁も一緒にいただきます。
蒸し物は柳鰆
原木しいたけのあんとワサビがさわやかな、柳鰆と白山堅豆腐蒸し。
タケノコごはん
予想通り、春の土鍋ごはんはタケノコごはんでした。
食べきれないごはんは、すてきなおむすびに姿を変え、持ち帰りにもしていただきます。
甘味
甘味も大好評。
ヨモギのムースに、杏仁豆腐のアイス、あんこ、そしててっぺんに乗っかっているのは、なんとみたらし団子!
いつもながら、良すぎるコスパにも店主さんご夫婦のおもてなしの姿にも感動し、心のこもったお料理も最初から最後まで大満足、ごちそうさまでした。
「御料理 良所」 まとめます
お料理に対する真摯な姿勢、美しい器の数々、白山麓の山の幸をありがたく味わいながら心にしみるやさしさにあふれた気配りの接客、居心地の良い店内、すべてにおいて満足です。
命をいただくということをあらためて考え、謙虚に生きよう、感謝をしよう、と教えてくれます。
何より店主さんご夫婦のお人柄が素晴らしいです。
金沢中心部から車で40分ほど足をのばす土地柄、コスパもいいと感じます。
初夏は窓の外の新緑と陽の光がお料理を引き立てるだろうな、白山の秋の実りを味わいに行く季節もいいな、冬景色もさぞや似合うだろうなぁ、と季節ごとの風景も頭を巡り、ここでの体験が深い思い出となって余韻が残り続ける良所さん。
五感をやさしく刺激する癒しのお料理屋さんの、今後のさらなる進化も期待します。
朝ごはんの予約を2名で お願いしたいのですが
10月以降だと予約可能でしょうか?
10月の予約は7月5日10時予約受付開始です。
良所さんへ直接ご予約お願いいたします。
朝食は毎週日曜日と毎月1日のみです。
よろしくお願いします。