金沢おいしい旅

【金沢彩の庭ホテル】は朝食ビュッフェが大人気!<金沢のおすすめホテル>宿泊記

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約15分

2015年3月、北陸新幹線開通により東京との距離がグッと近くなった金沢。
それまでも観光客がたくさん訪れる街に住む喜びを感じていましたが、新幹線効果は絶大で週末に限らず金沢の街は国内外からの観光客さんであふれかえるようになり、ホテルの数も雨後の筍状態で激増し観光・飲食業界は潤う一方、人が増え過ぎた「市民の台所 近江町市場」で金沢市民が買い物出来なくなった、という皮肉な状況も生まれました。
コロナ禍の現在、観光スポットもホテルの窓明かりも寂しくなりましたが、コロナが落ち着いた時にまた金沢を訪れる方々の参考にしていただけるよう金沢市内のホテルをご紹介します。北陸新幹線開通とともにオープンした「金沢 彩の庭ホテル」2021年5月下旬の宿泊記です。

「金沢彩の庭ホテル」の基本情報

住所石川県金沢市長田2丁目4番8号
TEL076-235-5111
駐車場23台 無料
停めやすいです
EV充電スタンド有り
アクセス金沢駅より送迎バスで5分
金沢西IC・東ICより車10分
客室数64室
チェックイン14:00
2024年10月1日から
15:00
に変更
チェックアウト11:00
2024年10月1日から
12:00に変更
開業2015年3月9日
公式サイトhttps://www.sainoniwa-hotel.jp/

「金沢彩の庭ホテル」のアクセス

金沢駅からでクルマで5分、高速のICからは金沢西IC・金沢東ICどちらからも10分の距離にあります。
金沢駅に新幹線で到着した観光客さんにはまず、金沢駅前のホテル専用無料ロッカー(9:00~21:00、21:00に施錠されます)に荷物を置いて金沢観光を楽しみ、荷物をピックアップして金沢駅の金沢港口(西口)にある専用送迎バス乗り場から21:30までほとんどの時間帯で1時間に2本出ている送迎バスでホテルへ、というなんともありがたい、らくちんルートが用意されています。

金沢彩の庭ホテルの送迎バス時刻表はこちらから

チェックアウト後も送迎バスで金沢駅へ、そして専用無料ロッカーに荷物を預け、新幹線の時間までゆっくり手ぶらで最後の観光を楽しめます。
送迎バスを待てない方は遠くないのでタクシー利用もありですね。若い方なら歩いても20分程度です。

ホテルには、電動アシスト搭載の自転車でコンパクトに観光スポットがまとまった金沢を楽しむことができる、公共シェアサイクル「まちのり」のサイクルポートも設置されています。
サイクルポートは、中心市街地や周辺エリアに多数設置されているのでとても便利。
街なかから少し離れた立地をこのような細やかなサービスで本当にうまくカバーしているホテルです。

「金沢彩の庭ホテル」にチェックイン

駐車場に車を停めるとすぐにスタッフさんがお迎えに出て来てくださいます。
正面に映っているドアが開くと、陽光燦燦と降り注ぐ明るく広々としたロビーと緑のお庭が目に飛び込んできて、彩の庭ホテルでの滞在が快適であることを予感させます。
天井が高く開放感いっぱいです。
オープンから6年経っているとは思えないほどとってもキレイ。

フロントではゆっくりと椅子に座って快適にチェックイン。
とてもわかりやすい館内案内図を指差しながら、丁寧に説明してくれます。
案内図には当日の天気、最高・最低気温、降水確率や、通常1時間に1本運行している送迎バスがコロナ禍の現在は予約制であるというお知らせなどが手書きで添えられていました。

この日は東京・大阪などでは緊急事態宣言、石川県も石川緊急事態宣言発出中ということで数えるほどしかいない宿泊客。
piyonは自宅水回りのリフォームのため今回はこちらで一人で2泊します。
本来なら賑わうはずのロビーが常に閑散としているのにも関わらずスタッフさんたちは笑顔いっぱいに対応してくださいました。
ありがとうございます。

彩の庭ホテルが掲げるコンセプトは
「上質な金沢の空間と時間」を感じていただく「金沢の別邸」
加賀友禅の絵羽や金沢和傘、金沢の春夏秋冬を表した大樋焼のレリーフなど加賀百万石を意識した華やかな演出でもてなしてくれます。

「金沢彩の庭ホテル」のお部屋はゆったりシンプル和モダン

部屋ごとに異なる工芸作品が展示されている入口は引き戸
さらにドアがある二重構造でプライバシー確保

「お部屋へご案内します」とのお申し出をお断りしてお部屋へ。
各客室階は「工芸回廊」になっていて、それぞれの部屋の入り口に工芸作品が展示され、若手工芸作家さん販路確保に貢献する、という意味で宿泊客が気に入った作品を購入することもできます。
部屋に作品リストがありました。

引き戸を開けるとさらにドアがありプライバシーに配慮されています。
この引き戸とドアの間の空間に傘立てもありました。さすが雨の多い金沢のホテルです。

折鶴もさりげなく
大小の雪駄もかわいい柄

ドアを開けた瞬間、清潔感にあふれた広いコンフォートスタンダードというお部屋にテンション上がります。
ここで靴を脱ぐ造りになっていて旅館のように、というか自宅のようにくつろげるホテルなのだと直感します。
この木製の雪駄で湯屋に行くのも気持ちいい。
お部屋は素足または室内用スリッパで、室外履きには雪駄(サイズ大・小)を利用、雪駄はさらに大きいサイズもあるよ、という説明文がありました。
大浴場に行ったとき脱いだ雪駄に貼るシールも用意されていて、さらに大浴場入り口には自分の雪駄確保のためのスリッパクリップと番号札のセットも完備。シールを貼り忘れて行っても安心です。

洗面スペースもゆったりとした機能的な造りとなっていて、タオルラックが両サイドに二人分あるのも嬉しいです。
金沢彩の庭ホテルはこういう宿泊客のニーズにきめ細やかに応えてくれているな、と感じるところが随所に見られます。
歯ブラシ立ては珪藻土。

体重計はもちろんのこと脱衣かごまであり、ホテルと旅館のいいところを全て取り入れてくれてます。

トイレとバスルームは独立しています。
しかもゆったりサイズ。

アメニティも十分揃っていました。

リキッドクレンジング・クレンジングウォッシュ・化粧水・乳液はPOLA。

バスルームも広い。
大浴場(温泉ではありませんが)があるのにもかかわらず、そしてラグジュアリーホテル以外ではなかなか見られないレインシャワーまで!スゴイです。

ひととおり揃ってます
コーヒーカップ&ソーサ―にお湯のみと紙コップまで
砂時計

美味しいものをいろいろ食べたい!というグルメ目的で訪れる観光客さんが多い金沢ですから彩の庭ホテルは朝食のみの提供です。
出かけずにホテル内で夕食を、という宿泊客のために出前サービスもあり近隣のお店の出前リストも完備され、大好きな中華「珉来」のメニュー表もありました。
砂時計はカップ麺を食べる人用でしょうか。
細かい配慮にいちいち驚きと感心が尽きません。

クローゼットの扉は鏡で、全身が映る鏡がないホテルに嫌悪感を抱くpiyonは満足。
靴を脱いですぐのところに床には置きたくないちょっとした物を置けるスペースがあったりデザイン性と機能性の両方を叶えたお部屋です。

冷蔵庫は野菜室のみって感じの引き出し式。細かい棚で区切られているようなミニ冷蔵庫には入らない、ケーキのボックスなんかも入るし意外と便利かも!

クローゼットには立派なズボンプレッサー完備。

作務衣スタイルの着心地のいい館内着(女性用が朱色)と、その左の白いのはワンピースタイプのナイトウェア。館内着ならロビー以外どこにでも行けます。

湯屋へ行く際のかごバッグは大きめで、内側が防水仕様のポーチと

顔と全身用の天木林(てんこもり)という名の石鹸が入っています。洗顔ネット付きですよ
またまた素晴らしい☆

リビングとベッドスペースが一体となったコンフォートスタンダードというツインルームはゆとりのスペースと機能性を備えた32㎡。
天井が高く明るい部屋はもっと広く感じるほどです。
高級感はないけどシンプルな和モダン。
細かい配慮がされている部屋は連泊しても全く苦にならない快適さ。
居心地よく過ごせた2泊でした。ここなら長期滞在も可能です。(piyonの良いホテル判断基準は連泊可能かどうか)
◇ベッドスペースとリビングが別になった45㎡のセパレートツイン(ベッド前とリビングにそれぞれ1台ずつTVがある)や
◇さらにもっと広い7人まで泊まれる75㎡のプレミアファミリーなど
いろんなタイプのお部屋があり公式ホームページで好みのお部屋を探すのも楽しいです。

金沢彩の庭ホテル公式HP

ベッドは1200×2000サイズのシモンズで熟睡
夜は間接照明だけにすると落ち着いたいい雰囲気

ソファの座り心地は良くはない

窓の外は住宅街 遠くに白山山系

詳細なインフォメーションや

デスクに鏡もあり

デスクライトもあり

デスクは2人並んで仕事もできる十分な広さです。
引き出しにLANケーブルあり。
コンセントもたくさんありました。

アメニティとして部屋に置かれている、石川県の県木である能登ヒバから出来ている葉書は、一枚一枚手作業で心を込めて障がい者施設で作られ、森林や福祉への想いに金沢風情を彩ったもので、あたたかみが感じられ持ち帰らせていただきました。
制作元の株式会社クリエイターズさんのオンラインストアで購入可能です。

「金沢彩の庭ホテル」大浴場へ

各階のエレベーターホール近くに
このような読書スペースがあったり

館内どこにいてもお庭の緑が目に入る設計

エレベーター内の表示板も金属ではなく木製で、至る所で自然の温かみを感じます。

湯屋の近くの中庭に面した場所に
なんともかわいいキッズコーナーが

大浴場『湯屋』に行く途中のキッズコーナーではミニサイズのテーブルと椅子に座って木製のおままごとセットや積み木などで遊べます。
あまりにもかわいくて座ってみたくなる欲望をおさえなければいけません。
金沢彩の庭ホテルはお子ちゃま連れファミリーや若いカップル、女子会、熟年夫婦、中高年グループ、ビジネスマンなどあらゆる層をおもてなし、という姿勢を感じます。

1階にある湯屋。
ロビー前とロビーとは反対側の2ヶ所にエレベーターがあり、反対側のエレベーターを利用すると館内着を着たまま湯屋や朝食会場に直行できる造りになっていて至る所でよく考えられた設計だなと感じます。

女湯・男湯に分かれる前の庭園を望むくつろぎスペース。

小さいけどトレーニングルームもあり
女湯と男湯の入れ替えなし

トレーニングルームの利用時間
2024年10月1日~変更になります
<変更前>・15:00~22:00 ・6:00~9:00
<変更後>・16:00~22:00 ・6:00~10:00

女湯の暖簾をくぐった先にも庭の緑も涼しげなくつろぎのスぺ―ス。
ここならすっぴんでも遠慮なく湯上がりのほてりを冷ませます。

ピッカピカ
ここもピッカピカ
ホントにお掃除完璧

洗面スペース・脱衣スペースともに清潔感にあふれていました。
この時間の利用客はpiyonだけだったので当然といえば当然ですけど、ホテルオープン時のピッカピカをそのまま維持している努力に頭をめぐらせます。

アメニティもお部屋にあるのと同様に揃っていました。

バスタオルもフェイスタオルもたっぷり用意されていて部屋から持って行く必要はありません。

『湯屋』の利用時間
チェックイン・アウトの時間変更に伴い、2024年10月1日から湯屋の利用時間も変わります。
<変更前>・15:00~24:00 ・6:00~9:00
<変更後>・16:00~24:00 ・6:00~10:00

温泉ではないけれど、露天風呂はないけれど、お庭の緑を眺めながら身体の疲れが吹っ飛ぶ気持ちの良いお風呂です。
『湯屋のお湯は井戸から汲み上げた地下水を沸かして使っております。この水はミネラル分を取り込んだ柔らかな伏流水で、長い年月をかけて白山山系から流れてくるため「百年伏流水」と呼ばれています。』との説明書きがありました。

伏流水とは、河川の流水が河床の地質や土質に応じて河床の下へ浸透し、水脈を保っている極めて浅い地下水。本来の地下水と異なり、河道の附近に存在して河川の流水の変動に直接影響されるものをいう。伏流水は、地中で自然のろ過が行われるため、表流水に比べて濁度など水質が良好で安定している。

EICネット 一般財団法人環境イノベーション情報機構HPより

「金沢彩の庭ホテル」のラウンジは宿泊者全員利用できる

部屋を出た廊下はどこからでも中庭を望める造り。
不審者とかいてもすぐにわかります。(いてるわけないけど)

1階ロビー横にあるラウンジ。
飲み物しかありませんが宿泊者は誰でも利用できます。
おしゃれなくつろぎの空間で、食べ物はないショボさを感じることもなく、外から戻った時にちょっと喉の渇きを潤せるロビー横のラウンジはありがたいです。
6:30から24:00まで利用できるのも素晴らしい。
住宅地の中にあるホテルですが、建物の周りに木々を配し窓の外には必ず緑があるのでこのラウンジも本当に気持ちの良いスペースです。

ラウンジはロビー横に位置しますが、客室からロビーを通らずに入るルートもあり館内着のまま行くことができます。

日経・読売・朝日・北國・北陸中日の各紙とスポーツ新聞2紙が揃っていました。

夜のラウンジの雰囲気も間接照明が素敵です。

人が多くてわちゃわちゃは嫌いだけどここまで人と会わないのも落ち着かない。

誰も来ない夜のラウンジはちょっと怖いので退散。

外観は昭和の社員寮のようにシンプル。
でも豊かな緑と草花にこころ癒されます。木々が大きく育つともっといい雰囲気になるでしょうね。

ホテル敷地内を大野庄用水が流れているのも

いかにも金沢といった風情があります

金沢駅とホテルを結ぶ送迎バスもヒマそう
「弁当忘れても傘忘れるな」


細かい配慮またありました。
バス乗り場には傘掛けが設置されています。
「弁当忘れても傘忘れるな」の金沢ですからね。

このガラス張りのスペースは無料送迎バスやタクシーの待合処。
素晴らしい!宿泊客の目線に立った細かい配慮がここにも。
雨に濡れることもなく、強風にさらされることもなく、座ってバスやタクシー待ちができるなんて!なんかホントにラグジュアリーホテル並みのサービスだわ♡

朝食処には「川の庭」を望むテラス席も。
金沢彩の庭ホテルの建物のまわりには、4つの庭があり
①豊かな緑でゲストを迎える「森の庭」
②これから足を踏み入れる金沢という空間と、そこに流れる時間への素敵なアプローチとなる「川の庭」
③金沢の町家に潤いをもたらす坪庭をイメージした「中の庭」
④金沢の里山をイメージした「山の庭」
と、それぞれ名づけられています。

「金沢彩の庭ホテル」一番の楽しみは朝食

1日目の朝食。
本来、彩の庭ホテルは80種類にも及ぶメニューをビュッフェ形式でいただけて高い評価を得ている、とのことでしたがさすがにコロナ禍ではパンかご飯かおかゆかを選びセットメニューが運ばれます。

サラダはビュッフェ
ドリンクは何種類でも選べる

オムレツは加賀蓮根・百万石しいたけ・チーズ・プレーンの中から選び、温泉卵と納豆と味付け海苔は頼めばもってきてくれる、ごはん・味噌汁・パン・スープ・小鉢はおかわり可能、ドリンクは加賀棒茶(温・冷)・石川県産河北潟牛乳・りんごジュース・オレンジジュース・トマトジュース・野菜ジュース・ホットコーヒー・紅茶の中から選ぶ(おかわり自由)というシステムでした。

グラノーラもいろいろありましたけど

ふつうなんです。お味が。
めっちゃ期待していたんですけど。
朝食専用レストランの入り口にもデカデカと「トリップアドバイザー2020 日本人に人気の朝食のおいしいホテル全国11位」と看板が掲げられていましたし。
緑のお庭を望むテーブルで朝の光を浴びながら気持ちよく、ではあったのですがパンも海鮮もデザートもすべてがふつうでした。


ビュッフェで80種類も並んでいたらそりゃテンションは上がるでしょうが、その上がったテンションも食べると降下するやろな、料理長お休みやったんかいな?というお味。
きっとそうや!お休みやったんや!
と期待し過ぎた我が身を納得させます。
真相のほどはわかりませんが、とは言えコロナ禍で大変な中、そして宿泊客も僅少な中、これだけの種類の料理をそろえてくださってありがとうございます、という気持ちになります。
ごちそうさまでした。

2日目はおかゆにしようと思っていましたら、なにも聞かれず前日同様パンが運ばれてきました。
ありがたくいただきます。

1泊目と2泊目は小鉢・デザートとメニューに変化が付けられていました。
ありがとうございます。
本当に快適に過ごせるホテルなので連泊の旅行者も多いことでしょう。

「金沢彩の庭ホテル」に喫煙所はあるの?あります

金沢彩の庭ホテルは全客室禁煙です。
1階に喫煙所があり、3階には屋外の喫煙コーナーがありました。

軽食の自販機もあり電子レンジの隣りにラップまでありました。
ランドリーコーナーでの洗濯乾燥機の利用も宿泊客は無料。素晴らしい。
観光情報を豊富に備えた充実のインフォメーションコーナーではパソコン・プリンター・コピー機を無料で使えます。スゴい。

「金沢 彩の庭ホテル」まとめます

今回なにかの間違いで(絶対そうに違いない!)楽しみにしていた朝食は残念な結果でしたが、2015年3月のオープンから6年経過しているとは思えないほどどこもピッカピカでキレイ、清潔感にあふれている、スタッフさん笑顔でやさしく接してくださる、お部屋は広く居心地よく快適に過ごせる、庭園を望む大浴場もある、等々ホテルチェーンにはない細やかな心くばりと温かさを感じるとてもいいホテルでした。
1人での宿泊ではなく友達と泊まっていたら、滞在中何度もキャーキャー喜んで感激していたはずです。
別荘感覚で泊まるリピーターも多いと思います。
駅前にホテル専用無料ロッカーがあるというのもポイント高いです。
街なかからは少し離れていますが、金沢に流れてきた時間を愉しむ、金沢に息づいている空間を愉しむ、加賀百万石の時代から育まれた金沢の美意識の高さを体感して欲しい、というホテルの思いが伝わります。

他とは一線を画す独自の美学とスタイルをこれからも貫いていってほしいです。
コロナ禍で大変な中ありがとうございました。

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