【追記:2022年6月17日】「グルメショップのチョコレート」を追記しました。
【追記:2022年9月2日】 「客室カテゴリー」を追記しました。
SPGアメックスの無料宿泊特典『Eサーティフィケート』を使って大阪の友人omaちゃんとの2年ぶりの再会の場として「ザ・リッツ・カールトン大阪」に宿泊、他のホテルとは一線を画した格調高い雰囲気と上質なおもてなしに酔いしれてきました。
Marriott Bonvoy ゴールドエリートのpiyonでも何か特典を享受することは出来るでしょうか?
35階 クラブスーペリア ツインルーム(約43㎡) 2021年12月初旬の宿泊記です。
SPGアメックス無料宿泊特典
SPGアメックスカードを毎年更新する度にもらえる無料宿泊特典は、50,000ポイント以下のホテルに宿泊可能で、Marriottホテルカテゴリー7の「ザ・リッツ・カールトン大阪」でもオフピークなら使うことができるのです。
スタンダードルームに宿泊できて、前日までキャンセル料が無料。
今回は
①Marriott Bonvoyのサイトで予約をした後
②ホテルへ「クラブフロアへアップグレード」のお願いのTELをして確約をもらい
③当日追加料金¥44,275を支払い
という流れでした。
追加料金は曜日やシーズンによって変動します。
電話での対応もスマートなやりとりで素晴らしく、期待でわくわく。
Marriott ゴールド特典は
◇14:00までのレイトチェックアウト
◇1滞在、1部屋につき2,000円分クレジットを使える4つの選択肢から1つを選びます
・スプレンディードでの朝食
・グルメショップ
・オーナーバー
・インルームダイニング
これはチェックインの際、選択しなければいけません。
1階にある「ザ・リッツ・カールトン・グルメショップ」のチョコレートを購入する際、使わせてもらいました。
「ザ・リッツ・カールトン大阪」基本情報
住所 | 〒530-0001 大阪市北区梅田2丁目5-25 |
TEL | 06-6343-7000 |
アクセス | 関西空港:リムジンバスで60分 伊丹空港:リムジンバスで30分 大阪駅:徒歩10分 新大阪駅:タクシー15分 |
駐車場 | 宿泊者優待:1泊1台¥2,100 予約不要 |
チェックイン | 15:00 |
チェックアウト | 11:00 |
客室数 | 291室 |
開業 | 1997年5月23日 |
改装 | 2017年5月に全客室とクラブラウンジを改装 |
HP | https://www.ritzcarlton.com/jp/hotels/japan/osaka |
Marriott ホテルカテゴリー | 7 |
Marriott Bonvoy 無料宿泊必要ポイント | 70,000P (オフシーズン50,000P ピーク75,000P) |
「ザ・リッツ・カールトン大阪」へのアクセス
JR大阪駅からのアクセス
<エスカレーターを利用するなら大阪駅「中央改札口」から>
ホテルに最も近い「桜橋口」改札からでも歩いて10分はかかり、近いという印象はない「ザ・リッツ・カールトン大阪」。
ホームから桜橋口改札までも、桜橋口から地下までも階段しかないので、大きな荷物があるときはJR大阪駅の中央口を利用されることをおすすめします。
阪神百貨店の地下入口付近まで来たら、ハービスENT方向へ右へ右へ。
けっこう歩くものの、ホテルは地下道直結なので雨の心配しなくてもいいのは嬉しいですよね~。
<階段だけどホテルに近いのは「桜橋口」>
大阪駅「桜橋口」 改札を出たらまずは地下へ降りて、「ハービスENT」方向へ歩きます。
さらにひたすら地下道を直進です。
途中、通り過ぎたか?と不安になってもひたすら直進あるのみ。
このあたりまで来るとGOALは近いです。
地上からのアクセス
車だとここホテル入り口から左折でホテルへ入ります。
130台収容、予約不要、宿泊者1台1泊¥2,100の地下駐車場があります。
安い!
ゆとりある車寄せの奥が、このホテルのメインエントランスで、さすがリッツカールトン!と思わせるスマートなドアマンたちがいらっしゃいました。
地上階の入り口はたくさんあり、中に入っても迷子になりそうな造りの「ザ・リッツ・カールトン大阪」です。
「ザ・リッツ・カールトン大阪」へチェックイン
地下入口を入るとこの場所です。
クラシックな雰囲気漂うけれど、開業から20年以上経ているという古さよりは格式を感じさせます。
エレベーターで1階へ。
どこも手抜きなくこだわり尽くしてます。
開業当初からのコンセプト「18世紀の英国貴族の邸宅」そのままに格調高い重厚なインテリアの1階ロビーフロア。
写真奥がレセプションです。
クラブフロア宿泊者でもコロナ禍のチェックイン&アウトは1階のレセプションで行います。
スタッフさんはまず最初にお名前を名乗られ、丁寧な説明がありスムーズにチェックイン完了。
レセプション前には、めちゃくちゃかわいくて美味しそうなお菓子の家が飾られていました。
1階ロビーフロアは英国紳士の執事がいる邸宅そのもの(知らんけど)で、執事長アンソニーホプキンスがツリーの陰から今にも現れそうな格調高い雰囲気です。
クリスマスツリーにはホテルごとの特徴が出て興味深い!
執事とかメイドさんが何人もいてそうなお宅の雰囲気。
素敵なツリーを見られるので、ラグジュアリーホテルの12月の宿泊は得した気分です♡
「ザ・リッツ・カールトン大阪」35階 クラブスーペリア ツインルーム
部屋までのアプローチ
「ザ・リッツ・カールトン大阪」の客室は24階~37階にあり、33階~35階がクラブフロア。
クラブラウンジは34階にあります。
エレベーターでルームキーをかざすとクラブラウンジのある34階と泊まる部屋の35階だけが点灯し、35階の部屋に行くときは34階のボタンを2度押すと34階の点灯は消える、とコロナ禍のためお部屋までではなく、1階エレベーターホールまで案内していただく際にそのシステムを教えてくださいました。
客室フロアはロビーフロアのような重厚感はなく明るく品の良い雰囲気ですが、廊下は右に左にくねくねして、毎回部屋まで行くのに迷うプレシニア。
35階 クラブスーペリアツインルーム 3504号室
クラブスーペリアツインルーム 客室内
ドアを開けると上質なインテリアがお出迎え。
さすがリッツカールトン!
チェックインの前に預けていたキャリーケースもすでにお部屋に運ばれ、バゲッジラックに収まっています。
ベッドシーツはバッグを置いたそのままで撮影してしまいましたが、もちろん完璧なピーン状態でした。
窓の外は大阪駅やグランフロント側の眺望。
「うめきた2期」の広さを実感出来る梅田再開発工事ビューでした。
梅田スカイビルの右側に伊丹に向かう飛行機。
35階なので滑走路の誘導灯まで見えて楽しい楽しい。
過度な装飾はなく比較的シンプルな客室です。
写真を入れた額縁の数は半端ないけど。
ベッドは、Sealy社の巾120㎝×長さ205㎝×高さ65㎝。
当然極上の眠りにつけました。
硬さがあり座り心地の良い、ミッドナイトブルーに白い縁取りの素敵なオットマン付きのチェア。
コーヒーテーブルにあったウェルカムスイーツは、懐かしい「鼓月」の千寿せんべい。
久しぶりにいただきましたがやっぱり美味しい♡
最近、原点回帰?で、最新おしゃれお菓子よりも、子供の頃からあった風月堂のゴーフルやヨックモックのシガールがやけにおいしく感じられます。年のせいか。
55インチのTVの下のボードの引き出しを開けると
Blu-rayプレーヤーが隠されていました。
大きめデスクに嬉しい椅子2脚。
消毒液とマスクもありました。
コンセントやUSBポート
コンセント系はデスクの引き出しの横に揃っていて、HDMI、LANポート、USBポートもバッチリです。
ベッドサイドのコントロールパネルにAC100Vのコンセント、USBポート、カーテン開閉のスイッチなど。
BOSEのスピーカーもありました。
ウェットエリアとアメニティ
この部屋で特筆すべきは、広々明るいウェットエリアかもしれません。
とにかく広いです。
シャワールームのシャワーがなんと固定式で驚きですが。
初めて見る2重のシャワーカーテン。
大きめのバスタブは男性でも足を伸ばせると思います。
バスアメニティはさりげない上品な香りのAsprey。
ブルーのグラスも美しく映える大理石のダブルシンク。
トイレはTOTOネオレスト。
マウスウォッシュとボディローション、固形石鹸。
カモミール・ラベンダー・ローズと3種のバスソルト。
TVリモコンが置いてあり、どこにTVが?と操作するとミラーに画面が現れた!
ソウルのロッテホテル以来の鏡テレビでした。
◇シェービングフォーム
◇歯ブラシセット
◇レザー
◇シャワーキャップ
◇綿棒
◇コットン
◇爪やすり
◇サニタリーバッグ
◇木製のしっかりしたヘアブラシ
ドライヤーはごくごく普通のPanasonicです。
クローゼットとナイトウエア
たっぷり入るクローゼットには
◇充分な数のハンガー
◇セパレートタイプのパジャマ
◇バスローブ
◇セーフティボックス
◇非常用懐中電灯
◇靴べら
◇アイロン
茶色い箱に靴を入れて出しておくと、無料で磨いてくれるサービスがあります。
さらっさらで気持のよいパジャマは買いたいぐらいでした。
ミニバー
ネスプレッソとデロンギのケトル。
ミネラルウォーター、右端のネスプレッソカプセル、緑茶紅茶のティーバッグのみがコンプリメンタリ―です。
冷蔵庫内はたっぷり入ってます。有料です。
コンプリメンタリーの紅茶はTWGでした。
ターンダウンサービスと夜景
12月初旬の17時、35階からの眺めです。
淀川を渡る橋までもが美しく見える。
「ザ・リッツ・カールトン大阪」コロナ禍の34階 クラブラウンジ
クラブラウンジ コロナ禍のタイムテーブル
朝食 | 6:30~10:30 2021年は1F 「スプレンディード」にて |
軽食 | 11:00~13:30 |
アフタヌーンティー | 14:30~16:30 |
夕食前の前菜 | 17:30~19:30 |
スイーツ&コーディアル | 20:00~21:30 |
窓の外に広がる大阪の街を見ながら落ち着いた上質な空間でいただく、1日5回という魅惑のフードプレゼンテーション♡
クラブフロア その他の特典
コロナ禍のため度々変わるようですが、2021年12月初旬の宿泊時のクラブフロア宿泊者サービス内容は
- 無料Wi-Fi
- 無料プレスサービス(1日5アイテムまで)
- コンシェルジュとビジネスセンターサービス
- ウェイクアップコールとともにコーヒーか紅茶のサービス
クラブラウンジのアフタヌーンティー
部屋からは再開発が進む梅田地区が、ラウンジからは中之島のツインタワー側と大阪湾などの西側、さらに東側と今回の宿泊ではほぼ全方位見ることができました
14:30~16:30までのアフタヌーンティーを優雅にいただきます。
ピエールエルメとのコラボというマカロンや、下段の赤いハンバーガーなど、セイボリーとスイーツがちょうどいいバランスで楽しめました。
ポットで提供される選べる紅茶の種類の多いこと!
明るくゆったりと落ち着いた空間でいただくアフタヌーンティーはふつうに美味しい、お味はそんな感想ですが雰囲気は最高です。
ビルの谷間を縫うように走る阪神高速と、遠くあべのハルカスも望めます。
日本茶をいただきたい、というわがままにも応えていただきました。
さすがリッツカールトン!
クラブラウンジの「夕食前の前菜」
17:30~19:30は「夕食前の前菜」。
アフタヌーンティーをいただいたばかりですが、再びるんるんとラウンジへ。
この時間はビュッフェ形式でのお料理の提供でした。
カクテルを作っていただき、エビフライがあったりして思ったよりお料理の種類があり、笹の葉に包んである「ローストビーフのお寿司」は「お寿司にせんでもええやんね」と言いながらありがたくお腹いっぱいいただきました。
ケーキとコーヒーもいただいて、
再びカクテルを作ってもらって中之島の夜景を見ながら、満足のひととき。
「夕食前の前菜」という時間でしたが、夕食の必要ないほどの種類とボリュームでした。
このあとさらに20:00~21:30「スイーツ&コーディアル」というのがありましたが、部屋でお喋りに花を咲かせているうちにとっくにその時間は過ぎていました。
11時からのクラブラウンジの「軽食」
翌日の11:00~13:30は「ご軽食」と案内に書かれていたので、朝食でお腹はいっぱいだけど最後のラウンジパトロールをしましょう、と行ってみたら
海鮮サラダ、牛ほほ肉の煮込み、ローズマリーのフォカッチャ、ケーキ
と、朝食を食べ過ぎたことを後悔する内容でした。
ラウンジでもアルコールは夜のカクテルタイムだけ、というホテルが多い中、リッツカールトン大阪では一日を通してアルコールをいただけます
お願いすればカクテルやモクテルも作ってくださいます。
1日5回の「ザ・リッツ・カールトン大阪」クラブラウンジのフードプレゼンテーションは凄い!
ごちそうさまでした。
14時にレイトチェックアウトをしましたが、「このあとラウンジを利用されますか?」とお声掛けいただきました。
チェックアウト後も30分利用できるそうです。
もう充分でございます。ありがとうございました。
「ザ・リッツ・カールトン大阪」朝食は1階「スプレンディード」で
朝食は種類も多くはなく「特に………」という感じでしたが、マフィンとデニッシュは美味しくいただきました。
ごちそうさまでした。
「ザ・リッツ・カールトン大阪」喫煙所と喫煙可能な客室もあります
1階の出入り口をいったん出て、地下階にハービスの喫煙所があります。ここしかありません。さすがはリッツカールトン、館内には喫煙できる場所は一切ありません。
「ザ・リッツ・カールトン大阪」は全室禁煙かと思っていましたが、喫煙可能な客室もあるそうです。
吹きっさらしではないので寒くはなさそうですよ。
「ザ・リッツ・カールトン大阪」フィットネス・プール
宿泊者は、6階の中庭に面し20mのコースが3本あるインドアプール・ジム・ジャグジーを無料で利用することができます。
【追記:2022年6月17日】「ザ・リッツ・カールトン大阪」グルメショップのチョコレート
客室のターンダウンサービスで知り、お土産で買って帰った「ザ・リッツ・カールトン大阪」のチョコレートの美味しさに三平がハマり、以来大阪へ行く度に立ち寄って購入しています。
1階の ザ・リッツ・カールトン グルメショップの中に、チョコレートルームがあり、ここでしか手に入らない(東京や京都のリッツに同じチョコレートはない)チョコレートです。
【追記:2022年9月2日】「ザ・リッツ・カールトン大阪」客室カテゴリー
「ザ・リッツ・カールトン大阪」は24階~37階に、13のカテゴリーに分かれる291室があります。
今回宿泊した客室は、クラブスーペリア43㎡ です。
ザ リッツカールトン スイート | 233㎡ |
ジャパニーズスイート | 100㎡ |
クラブスイート | 77㎡ |
エグゼクティブスイート | 77㎡ |
クラブジュニアスイート | 65㎡ |
スカイビュー ジュニアスイート | 65㎡ |
ジュニアスイート | 65㎡ |
クラブデラックス | 52㎡ |
スカイビューデラックス | 52㎡ |
デラックス | 52㎡ |
クラブスーペリア ☆ | 43㎡ |
スカイビュー スーペリア | 43㎡ |
スーペリア | 43㎡ |
「ザ・リッツ・カールトン大阪」まとめます
追加料金を払ってクラブフロアにしたことを後悔することのない、いやクラブフロアにして良かった~と心底感じる24時間の滞在となりました。
こちらに不安や不満を感じさせない、レベルの高い接客や、館内すべてを包んでいる品格にあふれた雰囲気はさすがリッツカールトン!と思わせます。
ただ以前こちらの「中国料理 香桃」を利用した時にも感じたことですが、お料理の面では「めっちゃ美味しい!」と感動するレベルではなかったので、大阪の誇る名ホテル「ザ・リッツ・カールトン大阪」さんにはお料理部門でもっと頑張ってもらいたいところです。
とは言え、リッツカールトン日本第1号ホテルの「ザ・リッツ・カールトン大阪」の誇りはあらゆる場面で感じることができました。
感染対策で大変な中、ありがとうございました。