金沢おいしい旅

【ANAクラウンプラザホテル松山】は松山城にも道後温泉にも便利 本館デラックスツイン宿泊記

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約12分

松山城へのロープウェイ乗り場まで歩いて行けて、道後温泉への路面電車の停留所も、巨大アーケード「大街道」も、「坂の上の雲ミュージアム」もホテルからすぐ、と松山観光の拠点として素晴らしいロケーションの ANAクラウンプラザホテル松山 をご紹介します。

路面電車もバスも電車もみかん色に染まるかわいさと、すっきりとした街並みに品性を感じる城下町松山。
広い客室と美味しい朝食のホテルも、松山の街もとても気に入り、また来たいと思わせてくれました。

2024年5月のANAクラウンプラザホテル松山 本館デラックスツイン宿泊記です。

ANAクラウンプラザホテル松山の基本情報

住所〒790-8520
愛媛県松山市一番町3丁目2-1
TEL089-933-5511
アクセス<松山空港から>
■リムジンバスで約30分
 大街道バス停下車すぐ
■タクシーで約20分
<松山観光港から>
■リムジンバスで約40分
 大街道バス停下車すぐ
■タクシーで約30分
<JR松山駅から>
■バスで約18分
 大街道バス停下車すぐ
■タクシーで約8分
■市内電車で約12分
 大街道電停下車すぐ
駐車場地下駐車場
1泊 ¥1,400
12時~翌12:00
チェックイン15:00
チェックアウト11:00
客室数330室
開業1979(昭和54)年11月
公式サイトhttps://www.anacpmatsuyama.com/

ANAクラウンプラザホテル松山 駐車場へのアクセス

松山空港からは、リムジンバスで約30分の「大街道」バス停で下車するとホテルは目の前、とアクセス抜群なANAクラウンプラザホテル松山
松山I.C.からも車で約30分です。

<駐車場への入り方>
東方向から来て、お隣りの三越を過ぎるとANAクラウンプラザホテル松山がありますが、地下駐車場の入り口はグルっと回り込んだところにあるので上の写真の車寄せには入らずに直進します。

ホテルとファミリーマートの間の信号「裁判所前交差点」を左折します。

左折するとすぐ左手に駐車場への入り口があります。

地下2階 平置きの駐車場は、宿泊者は1泊につき¥1,400で12:00~翌日12:00まで停められます。
piyonはチェックイン前に駐車、車に荷物を置いたまま観光に出かけました。
チェックインの際、フロントで駐車券処理をしてもらいます。

松山城はロープウェイ乗り場まで歩いて行けるし、道後温泉はホテルからすぐの「大街道」電停から路面電車一本で行けるし、で本当に便利な立地だと感じました。

ANAクラウンプラザホテル松山の客室カテゴリー

本館ベッドサイズ
スタンダードシングル16.5㎡1200×2000
デラックスシングル21㎡1400×2000
スタンダードツイン24㎡1100x2000
コンフォートダブル24㎡1600x2000
スタンダードダブル26㎡1600x2000
デラックスツイン
☆宿泊した客室
36㎡1200x2000
アネックス(別館)
シングル アネックス14㎡1200x2000
ダブル アネックス18㎡1600x2000
コーナーダブル アネックス23㎡1600x2000
スイート
ジュニアスイート48㎡1800x2000
1台
クラウンスイート61㎡1400x2000
2台
インペリアルスイート86㎡1400x2000
2台

デラックスツインの客室

7階 デラックスツイン 喫煙ルーム

4室しかないデラックスツイン 36㎡ は、十分な広さがありゆったりと過ごせます。
ANAクラウンプラザホテル松山を選んだ大きな理由は、喫煙ルームがあったから。
喫煙ルームがあるホテルを探すところから始まる、非常に面倒くさい三平との旅。

築40年以上のホテルなので覚悟していた古さも、気になるほどではありませんでした。

三平との旅では、狭さよりも多少の古さの方が我慢できるpiyonにとっては、十分許容できる客室でした。

36㎡あるゆったりサイズで、2脚の椅子、フットベンチもあるので快適に過ごせます。

ウェットエリアとバスアメニティ

ちょっと残念な3点同居タイプのバスルームですが、きっちきちサイズではなく、洗面台も広かったので問題なし。

  • Antipodes (アンティポディース)のボディソープ・シャンプー・コンディショナー
    これとても気に入りました♡
  • ハンド&ボディローションもAntipodes (アンティポディース)
  • ハンド&フェイス&シェービング FORM SOAPはハジマリオーガニック
  • バスローブ
  • バスタオルとフェイスタオルは1人2枚ずつ
  • ハンドタオル
  • 歯みがきセット
  • 綿棒
  • かみそり
  • シェービングクリーム
  • コットン
  • シャワーキャップ
  • ヘアブラシ
  • Antipodes (アンティポディース)のソープ
  • 拡大鏡
  • ドライヤーはふつうのPanasonic イオニティ 

1階のホテルコンシェルジュで、POLA カラハリのフェイスケア4点キット(メイク落とし・洗顔料・化粧水・乳液)をいただけます。

クローゼットとナイトウェア

クローゼットは大容量。

  • 洋服ブラシ
  • 衣類消臭剤
  • 使い捨てスリッパ
  • 靴べら
  • 不織布のシューポリッシャー
  • ズボンプレッサー

フリーサイズのナイトウェアは、着心地の良いワッフル素材のワンピースタイプ。

ミニバー

デラックスツインのお部屋には、KEURIG(キューリグ)のコーヒーマシン完備です。

カプセルは

  • ベーシックロースト×4
  • 抹茶入り緑茶×2
  • リプトン紅茶×2

スティックコーヒーなどもありました。

セーフティボックスとコンセント

ナイトテーブルにあるのは(客室タイプによって異なります)

  • 暗証番号タイプのセーフティボックス
  • コンセント
  • USBポートは2口
  • Bluetoothスピーカー
  • ANAクラウンプラザホテル松山の快眠プログラムセット

ANAクラウンプラザの快眠プログラム

ANAクラウンプラザホテル松山のオリジナル快眠プログラム「スリープ・アドバンテージ」が提供されています。

  • 蒸気でホットアイマスク
  • 入浴剤
  • カフェインを抑えた夜用玄米ほうじ茶
  • 朝用抹茶入りミント緑茶
  • 貸出 好みで選べる5種類のピロー
  • 貸出 フットピロー
  • 貸出 3種類のアロマオイル

客室からの眺望

4室しかないゆったりサイズのデラックスツインは快適でしたが、豊かな緑をたたえる城山は正面ではなく、横から覗きこまないと見えません。

客室階では最下層のここ7階が喫煙フロアだと思われます。
上層階であれば、もっといい眺めが期待できたのにという悔しさで、三平との旅の不満が爆発寸前、本人はお部屋で喫煙出来てゴキゲン。

ANAクラウン松山の朝食ビュッフェ

眩しいほどの新緑があざやかな城山が眼前にそびえ、開放感いっぱいの本館最上階の14階にある「スカイラウンジ」で朝食をいただきます。
この日は「海外からの団体さんが7:30に出発するので5:45からやってるけど7:30以降が空いてます」とチェックインの際アドバイスをいただいての平日7:40の様子です。

<朝食時間> 6:00~10:00
<料金> ¥2,800

最初に聞かれる「Coffe or Tea?」はポットでのサービスなので最後まで冷めません。
ビュッフェ台には、定番ものから愛媛の特産品を使った地方色のあるメニューまで並びます。

国産大豆使用のできたて「鯛だし豆腐」

  • 5色そうめん
  • 県内産麦味噌と松山揚げ味噌汁
  • 媛っこみかん玉子使用のオムレツはエッグステーションで
  • ホワイトオムレツ・目玉焼き・ポーチドエッグは出来次第、席まで

秋田のお殿様知事の上から発言により、逆に知名度を上げた愛媛県民のソウルフード「じゃこ天」は美味しくないワケがありません。
千秋公園(秋田藩主佐竹氏の居城跡)の近くに1年半の居住経験ありの友人ありで、秋田県びいきのpiyonは、「うちのお殿様がご無礼を」とじゃこ天を注文することで愛媛の方々にお詫びの心を示した秋田県民と、寛大な心で友好に繋いだ愛媛県民の話を聞いて胸を熱くしたことを思い出しました。

じゃこ天がカツになった「じゃこカツ」。

ホットミールも定番ものが揃ってました

  • カレー
  • お粥
  • クリームスープ
  • 媛っこ地鶏と白菜煮
  • 焼き魚は鯖と鮭
  • スクランブルエッグ
  • ハンバーグ
  • 温野菜
  • しまなみソーセージ
  • ベーコン
  • 納豆
  • ちりめん大根
  • 高野豆腐
  • ワッフル
  • ホットケーキ
  • サラダバー

竹炭パンやアップルデニッシュ、クロワッサンなどパンは7種。
温州みかんパンなんてのもありました。

  • シリアル3種
    ・コーンフレーク・フルーツグラノーラ・チョコワ
  • ヨーグルト4種
  • ポンジュース
  • グレープフルーツジュース
  • トマトジュース

お部屋にテイクアウト可能なホット&アイスのコーヒーとカフェオレもあります。

松山城へ朝のウォーキングをする市民の姿も見える眺めも素晴らしく、メニューがめちゃくちゃ多いというわけではないけれど、地産にこだわり、ちゃんと美味しい満足な朝食でした。
珈琲はポットで提供されるので食後でも冷めず、ポンジュースはさすがの美味しさでした。

ホテル内施設

館内広すぎて何があるのかよくわかりませんでしたが

  • 宿泊者は無料のフィットネスジム
  • レストランは日本料理・中国料理・鉄板焼・バー・ティーラウンジ

    ショップの数も尋常ではありません
  • DIESEL
  • BEAMS
  • JOURNAL
  • marimekko
  • 杉山輪業(自転車)
  • THE NORTH FACE
  • SINA COVA
    など全22店舗

喫煙所

ANAクラウンプラザホテル松山は珍しく、本館にも別館にも客室が喫煙可能な喫煙フロアがあります。
客室以外の館内に喫煙所もあります。

ホテルから徒歩とロープウェイで松山城へ

松山城への行き方は登城道がいくつかありますが、ロープウェイでアクセスするラクチンな行き方をご紹介します。

ANAクラウンプラザホテル松山 を出て、路面電車「大街道」停のあるスクランブル交差点(大街道アーケードの入り口「一番町交差点」)を渡ったところが、松山城ロープウェイ乗り場へ続く道「ロープウェイ街」です。


「鯛めし」屋さんや、みかんのお店などが軒を連ねる楽しいストリートに、『蛇口からポンジュースが出る』機械がありました。
200円を箱にチャリンと入れて紙コップ1杯分をいただいて、松山で一番やりたかったこと達成です。

ホテルから15分ほど歩いて松山城ロープウェイ乗り場に到着。
同じ料金でロープウェイとリフトを選択できます。
キャッシュレス決済に対応している券売機でチケット購入。

<ロープウェイ・リフト乗車券>

大人小学生
往復券¥520¥260
片道券¥270¥140

リフトの足元には
「じいちゃんの教えは守る ばあちゃんの想いはつなぐ」
「君の好きな所は一人にしてくれるのに ひとりぼっちにしない所」
などの言葉たちが心和ませてくれて飽きさせません。
さすが、正岡子規や夏井先生を生んだ松山です。

ロープウェイは10分間隔、リフトは常時運行、というからいかに多くの人が松山城を訪れるのかがわかります。
歩いて登る地元の健脚さんもいらっしゃいますが、標高132mの山頂にある松山城、観光客は迷わずロープウェイかリフトを選択するでしょう。
降りてからも天守までは坂道を10分ほど歩きます。

本丸広場に着くと連立式天守が姿を現し、圧倒的な存在感に息を呑みます。

1602(慶長7)年、「賤ケ岳の七本槍」の1人 加藤嘉明が築城を開始した松山城のマスコットキャラクターは「よしあきくん」。

途中の展望広場より

空気が澄み切ってないし、と言い訳して登らなかった天守でしたが、大天守最上階には松山市内が一望できる360度の大パノラマが待っています。


迷路のような本丸をはじめとする各所で見られる防御のための仕掛けなど、鉄壁の要塞っぷりは非常に興味深く、また来てじっくり見なきゃ、と思った松山城でした。

路面電車で道後温泉へ

松山城から10分ほど東へ歩いて「警察署前」停から路面電車に乗り、道後温泉へ向かいました。

土日祝のみの運行「坊ちゃん列車」は¥1,300と高額ですが、車内は激混みの様子でした。
手を振ってくださった車掌さんありがとうございます。

「警察署前」停から4つ目の終点「道後温泉」までは、10分ほど乗車。
みかん色の車体を見るたび、ほっこり和みました伊予鉄

道後温泉本館までは、道後温泉駅前から商店街を抜けて5分くらいです。
2024年5月現在、玄関棟はまだ工事中でした。

神の湯本館棟。

道後温泉本館の保存修理工事は令和6年12月までの予定ですが、霊(たま)の湯は入浴可能でした。
みかんTのお兄さんが待ち時間など教えてくれます。

白鷺珈琲からの眺め

運行時間以外の坊ちゃん列車が展示される道後温泉駅前広場は、夏目漱石「坊ちゃん」の登場人物がクルクル回って想像していたよりも大掛かりな「からくり時計」や、足湯もあったりしてとても賑わっています。

駅前のコンビニ2階にある「白鷺珈琲」は、レトロ洋館の道後温泉駅舎と坊ちゃん列車を眺めながら歩き疲れた身体を癒せるおしゃれカフェ。
いただいた愛媛県産温州みかんジュース¥660 、カフェラテ¥650はもちろん、パフェやカレーなど見た目だけでも魅かれるフードメニューも充実してました。

ANAクラウンプラザホテル松山 まとめ

  • 松山城ロープウェイ乗り場まで歩いて行ける
  • リムジンバス、市内バス、路面電車、の停留所が歩いてすぐ
  • 道後温泉に路面電車1本、15分で行ける
  • 巨大アーケード「大街道」が歩いてすぐ
  • 三越・コンビニは隣り
  • 築40年以上のホテルだけど清潔感がある
  • デラックスツインの客室は広くてリーズナブル
  • 朝食も美味しい

みかん色の路面電車が心をくすぐる松山は、整然とした落ち着きがあり、住みやすそうなとてもいい街でした。

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